Delayedlauncherとは?スタートアップで無効化!

この記事では、WindowsPCのスタートアップソフトウェアである、”Delayed launcher”とは何か、ご説明しています。このソフトが必要かどうか、また無効にする場合についての方法もいくつか紹介しています。是非最後までお読みください。

Delayed launcherとは?機能は4つ

”Delayed launcher”とは、WindowsのPCに入っている、スタートアッププログラムの一つになります。Intelが提供している”Inter Rapid Storage Technology”というストレージ(SSDなど)に関するアクセス性を向上させるスタートアッププログラムの中に含まれています。

スタートアップソフトウェアとは、PC起動時に同時に立ちあがるソフトのことを言います。”Delayed launcher”もこの一つで、PCを立ち上げたときに働くものになります。

また、”Inter Rapid Storage Technology”とは、PCのパフォーマンスやアクセス性、安全・信頼性を向上させるためのプログラムです。

この”Delyaed launcher”や”Inter Rapid Storage Technology”の機能・効果としては、次の4つが挙げられます。

①ウイルスからの保護
②ストレージへのアクセス効率化
③電力節約
④復元ポイントの作成

ストレージのアクセス、そこにかかる負荷軽減や保護等などがメインであることが分かります。

以下、この4つに関して、詳しく説明していきます。

①ウイルスによるシステムへの攻撃を防ぐ

まず、ウイルスのシステム攻撃を防ぐ機能です。ウイルスがシステムファイルにアクセスする前に、PCのオペレーティングシステム(PCの中枢システムを制御しているところ)にアクセスできるようにするもので、システム起動中にウイルスの攻撃を先回りして防ぐことができる、ということになります。

起動時間にやや影響するので、自身のPCに関して、ウイルスのリスクがないようであれば機能を無効化してしまっても問題有りませんが、少なからずリスクは存在するものなので、安心のために嬉しい機能と言えます。

②ハードディスク・SSDへのアクセスをスピードアップさせる

ハードディスクやSSDに保存されている、アプリのデータやファイルなどへのアクセスを効率化し、スピードアップさせることができます。大きく何秒も変化することはありませんが、起動と同時にシステムに干渉していくことで、少しずつ効率化させていくことが可能です。

③電力消費を抑える

また、消費電力を抑えることもできます。②と③は同じく”Inter Rapid Storage Technology”の機能であり、PCの効率化と、バッテリー持ちを良くしてくれるものとして搭載されています。

”Delayed launcher”は、システム上、無効にしている場合と比べて、幾らかの電力を消費するようになっています。そこをカバーする形の機能と言えます。

④リカバリドライブを作成

4つ目は、リカバリ用のデータを作れる、というものです。データに不具合があった場合や破損した場合などに、自動的に回復用のデータ(復元ポイント)を作っておくことで、自動的にそこから復元することが可能となっています。

もしもの時に、バックアップを取っていなかったために、データがおじゃんに、、、と考えるだけで怖いですが、この機能は自動的に復元まで行ってくれますので、とても助かるものだと言えます。

Delayed launcherを無効にする必要は特にない

”Delayed launcher”の機能についてお話しましたが、次は”Delayed launcher”を有効にしておくべきか、無効にするべきかについてご説明していきます。

有用であるため無効にする必要はない

結論として、”特別な理由がなければ”無効にする必要はありません

先ほどご紹介した機能は、基本的にどのユーザーにも有用なものであり、そのまま使用しておくのが良いと思います。また、初期から搭載されているわけですので、決して無駄なものではありません。WindowsPCに搭載されているCPUを開発しているIntel社のものですので、相性は間違いなくいいものです。ですので、PCの動作効率化を図るうえでは有用なソフトと言えるでしょう。

ただ、”Delayed launcher”はPCの起動の際にプログラムを管理する、という機能の特性上、有効にしている場合には、本体起動が少し遅くなると言われています。

初期設定では機能が有効になっていますので、特に不具合がない場合、また、この”Delayed launcher”が必要かどうかの判断がつかない時には、そのままにしておいてもいいと思います。

無効にしても問題はない

この”Delayed launcher”は、Windowsに必須のシステム、というわけではありません。先ほどご説明した起動時間の遅延が気になる場合、”Delayed launcher”が原因で何らかのトラブルが起きている場合など、特別な理由があるときには無効にしてしまっても問題ありません。

ご自身のPCの状態に合わせて、どちらかを選んでください。

Delayed launcherをスタートアップから無効にする方法

では、”Delayed launcher”の無効化を選んだ場合の方法をご説明していきます。

ここでは、6つほど方法をご紹介します。それぞれ使用するソフトや手順が異なってきますので、使いやすいものを選んで、説明に沿って進めていきましょう。

①msconfigを使って無効にする

この方法では、Windowsに搭載されている”System Configuration”というシステム管理ツールを使って設定していきます。

この方法は、”Inter Rapid Storage Technology”の機能そのものを無効にしますので、注意してください。冒頭でご説明した”Inter Rapid Storage Technology”についての詳細は、下のリンクから今一度ご確認ください。
Intel 公式サイト

  1. タスクバーにある検索ボックスをクリックし、「msconfig」で検索します。
  2. 検索結果に「System Configuration」が引っかかりますので、これをクリックします。これでシステム構成の画面が開きます。
  3. 上のメニューの中の「サービス」をクリックします。
  4. 現在動いているシステムの一覧が表示されますので、その中から「Intel(R) Rapid Storage Technology」の項目を探し出してください。
    ※ウィンドウの下にある「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れると、探しやすくなります。
  5. 見つけたら、それの左にあるボックスからチェックを外し、「適用」をクリックします。
  6. 「OK」をクリックしてください。ウィンドウが閉じます。
  7. 再起動の許可を求められますので、再起動します。

これで、無効にすることができました。

②タスクマネージャーから無効にする

タスクマネージャーから、”Delayed launcher”のみを無効にする方法です。場合によっては、一部、”Intel Rapid Storage Technology”の機能も使えなくなる可能性があるようです。

  1. 「スタート」(タスクバーのWindowsマーク)を右クリックし、「タスクマネージャー」を選択して開いてください。
    また、「タスクマネージャー」は、「SHIFT」キー+「CTRL」キー+「ESC」キーのショートカットでも開くことができます。
  2. タスクマネージャーのウィンドウが開いたら、下の「詳細」をクリックして、詳細設定に移ります。
  3. 上のメニューから「スタートアップ」を選択し、一覧の中から”Delayed launcher”を探し、選択します。
  4. 右下に「無効にする」がありますので、それをクリックします。
  5. PCを再起動させて、完了です。

③Windows Defenderを使用する

WindowsのOSについて、「Vista」か「XP」をお使いの場合には、この”Windows Defender”を使用し、”Delayed launcher”を制御する方法も可能です。

”Windows Defender”は、元々Windowsに搭載されているものですので、これを検索して開くことで進めていきます。

  1. 「スタート」をクリックし、「すべてのプログラム」から「Windows Defender」を選択してください。
  2. 「ツール」→「ソフトウェアエクスプローラー」に進んでください。
  3. 一覧の中から「Delayed launcher」を選択し、「無効にする」をクリックします。

これで、無効にすることができました。