教育現場でのデジタル化が進んでいるためほとんどの学生がパソコンを持っています。
ただ、配布されたパソコンやタブレットでYouTubeを見たい学生が多いのも問題です。
この記事では、学校のパソコンやタブレットでYouTubeを見る方法や注意点を紹介します。
学校のパソコンでYouTubeを見る5つの方法
まずは、学校にあるパソコンからYouTubeを見る方法を紹介します。
すべての学校ではないと思いますが、学校のパソコンはYouTubeなど一部のページが見られないよう制限されています。
学校のパソコンは、あくまでも学習のために利用する目的で設置されているので、YouTubeが見れる状態だと学習以外の目的に使えてしまう可能性があるからです。
現在は、YouTubeでも学習系の配信者がいるので必ずしも学習ではないとはいいきれませんが、多くの学校では備え付けのパソコンではYouTubeにアクセスすると表示されない場合が考えられます。
そういったパソコンであっても回避してYouTubeが見れる方法もあるので覚えておくと便利です。
ブラウザで視聴する
学校のパソコンでは、インストールされているブラウザでYouTubeが制限されていて見れない場合があります。
他のブラウザをインストールできれば、YouTubeが見れる可能性が出てきます。
ただ、ブラウザでの制限ではなく、セキュリティで制限されている場合はブラウザを変更したところで見れるわけではないので覚えておきましょう。
VPNを利用する
学校のパソコンでも、VPNを利用することでYouTubeが見れる場合があります。
VPNとは、仮想のネットワークでインターネットに接続する方法です。
学校のパソコンからはVPNの契約などもできない可能性は高いですが、自分のスマホなどで用意をしておけば回避できてしまう可能性もあります。
セキュリティで制限されていたとしても学校のパソコンでも見ることができる可能性が高い方法なので覚えておきましょう。
自宅でダウンロードしてデータを持ち運ぶ
自宅でスマホやUSBメモリなどにYouTube動画を保存してそれを学校のパソコンで再生する方法もあります。
ただ、セキュリティ対策のためにモバイル機器やUSBメモリの様なデータを保存できる機器の接続自体が禁止されている場合もあります。
また、YouTubeの利用規約では、動画の複製(ダウンロード)は禁止されています。
違法にアップロードされた動画だった場合、法律的にも違法なので、ダウンロードは極力おすすめできません。
中継サイトで迂回する
YouTubeは、YouTubeにアクセスすれば見れるものですが、学校のセキュリティでYouTubeを制限されているなら、さまざまなYouTubeの中継サイトに繋げば見れる可能性があります。
セキュリティが高いと中継サイトもアクセス制限されている可能性もありますが、見る方法があるということだけは覚えておきましょう。
ブラウザの拡張機能を導入する
ブラウザに拡張機能を入れることができれば、学校のパソコンでもYouTubeを見ることができる可能性があります。
ただ、拡張機能の導入自体を制限されている場合もあります。
多くのパソコンではEDGEやChromeがデフォルトブラウザに設定されている可能性が高いので、拡張機能のページもチェックしてみましょう。
学校のタブレットでYouTubeを見る5つの方法
では、学校のタブレットでYouTubeを見る方法も紹介します。
現在は、学校の教科書がデジタル化されて授業でも使えるように配布されている場合があります。
ただ、配布されたタブレットでは授業中にYouTubeなどにアクセスできないようにするために制限されている可能性が高いのが現状です。
学校で配布されたタブレットでYouTubeを見る方法を見ていきましょう。
※学校でのタブレットでYouTubeを見ることを推奨する記事ではありません。問題が起きても責任はおいかねますので自己責任でお願いします。
ソフトを使って制限を解除する
自宅にパソコンがあれば、YouTubeの制限を解除するソフトを使って解除できます。
学校のタブレットにはMDMロックという制限がかけられています。
MDMロックさえ解除できれば学校配布のタブレットであってYouTubeを見ることができます。
Googleなどで「MDM 解除」と検索すればロック解除ソフトが出てくるので気になったものを試してみましょう。
制限されていないブラウザアプリを利用する
パソコンと同じように、制限されていないブラウザをインストールできれば学校配布のタブレットでもYouTubeを見ることができる可能性があります。
ただ、MDMロックされている場合、他のブラウザアプリをインストールしても見れない可能性が高いので覚えておきましょう。
VPNを利用する
パソコンで見る方法でも紹介しましたが、タブレットでもVPN接続することでYouTubeを見れる可能性があります。
VPNについては先述しているので解説は省きますが、自宅などで準備をしておけば学校でもみれてしまう可能性があります。
学校以外のネットワークでアクセスする
学校配布のタブレットではなく、学校のセキュリティでYouTubeを制限している場合、学校以外のネットワークに繋いでいるときはYouTubeが見れる場合があります。
自宅や飲食店、キャリアショップなど、現在はさまざまな場所でフリーWi-Fiを利用できます。
フリーWi-Fiの中には、セキュリティが高くなく内部の情報にアクセスされ悪用される危険性もあります。
そういったリスクも理解して使うようにしましょう。
スマホのモバイルデータ通信をテザリングする
自分のスマホを持っている場合は、テザリングをすれば学校配布のタブレットであっても制限を回避してYouTubeを見れる場合があります。
実際スマホでテザリングするくらいなら最初からスマホで見ればいいような気もしますが、タブレットの方が大画面なので臨場感が変わります。
大きな画面でYouTube動画を見たいなら、テザリングを使うのも1つの方法です。
学校のパソコンやタブレットでYouTubeを見る際の注意点
では、学校のパソコンやタブレットでYouTubeを見る際の注意点を紹介します。
学校のルールに従う
最も大事なことは、学校のルールを守ることです。
学校配布のパソコンやタブレットでYouTubeを禁止されているなら、無視して見ることでさまざまなペナルティが課せられる可能性があります。
パソコンやタブレットなどの一時没収だけでなく、最悪の場合内申書などにも影響を及ぼすことも。
小学生なら、物事の分別を理解していく段階なので注意される程度かもしれませんが、中学生以上になると自身の判断が成績に直結します。
学校のルールをしっかりと理解してパソコンやタブレットを使う様にしましょう。
バレる可能性が高い
この記事内では、パソコンやタブレットでYouTubeを見る方法を紹介しましたが、実際に見れるようになっても学校にバレる可能性が高いということも理解しておきましょう。
禁止されている動画視聴がバレたら当然内申書などに書かれます。
また、親に報告された叱責されるかもしれません。
現在は教育現場もデジタル化が進んでいるので、すべてが悪いものとは言いませんが、節度を持って利用することをおすすめします。
信用できないサービスは使わない
外部サービスを使って学校のパソコンやタブレットでYouTubeを見る方法を使う時に、信用できないサービスを利用することでセキュリティに影響を及ぼす場合もあります。
学校でのパソコンやタブレットのセキュリティが突破されてパソコンやタブレットにアクセスされてしまうかもしれません。
信用できないサービスを使うと、フィッシング詐欺などに引っかかってしまうかもしれないので、判断ができない場合は利用を控えましょう。
まとめ
この記事では、以下のことを紹介してきました。
- 学校のパソコンでYouTubeを見る方法
- 学校のタブレットでYouTubeを見る方法
- 学校のパソコン・タブレットでYouTubeを見る際の注意点
自分用のパソコンやタブレットを持っていれば、学校のパソコンやタブレットでYouTubeを見ようとはしないかもしれません。
ただ、すべての人が持っているわけではないのが現実です。
お金を自由に使えるのであれば、自分で準備すれば済む話ですが、学生にとっては難しい問題です。
繰り返しになりますが、学校のパソコンやタブレットはあくまでも学習に使うためのものです。
ルールを無視してまでYouTubeを見ようとするのはやめましょう。