そもそも「SmartByte」にはどのような役割があるのでしょうか。
「SmartByte」の役割としては動画再生を検出した際に、動画以外の通信を制限してくれるものになっています。
そして、動画の閲覧時に大量的にデータを使用するので動画のほうへ通信を割いてくれるものでもあります。
そのため、「SmartByte」が無ければ通信の割り当てがうまくいかないということも。
しかし、一見便利そうに見える「SmartByte」ですが、制限の仕方があまり上手ではありません。
Dell側も「SmartByte」の利便性の裏にある虚弱性を理解しているようで「SmartByte」の削除を勧めています。
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「SmartByte」でブルースクリーンになる可能性もあるので要注意
実は「SmartByte」が原因でブルースクリーンになってしまう現象がSNS上で多く報告されています。
しかも、YouTube閲覧中など特定の動作をすると生じることもあるようです。
皆さんに共通していたことはDell製のPCを利用していたということなんです。
詳しい原因はDellに問い合わせをしないとわかりませんが、「SmartByte」をアンインストールすることでブルースクリーンが解除されるようになりました。
SmartByteはDellのPCでYoutubeなどの動画が見れない原因に
先ほどのブルースクリーンもそうですが、SmartByteが原因で
- サイトが表示されない
- ブラウザを変えても回復しない
- キャッシュを削除しても変わらない
- PCを再起動しても解決しない
などの不具合が生じてしまうことがあります。
これらのすべてに共通する原因は「SmartByte」の存在なんです。
通信を自動的に制限してくれる代わりに、特定のサイトにアクセスができないような状態になってしまっていたのです。
解決方法は簡単で「SmartByte」を削除してしまえばOKです。
DellのPCで不要なものを削除
では「SmartByte」のようにDell製のPCの中で不要なものを削除していきましょう。
1.DELL Customer Connect
まずはDELL Customer Connectです。
DELL Customer Connectはユーザーの声を即座に反映できるように開発したアプリケーションです。
レビューなどを自由に行うことができますが、アンケートのデータを報告してくれるだけのアプリになってしまっています。
2.Dell Data Vault Collector / Processor / Service API
次はDell Data Vault Collector / Processor / Service APIです。
Dell Data Vault Collector / Processor / Service APIがあることで動作に支障が生まれることがあります。
DCOMも関係しているとのことで削除しても問題はありません。
3.Dell Digital Delivery Service
次はDell Digital Delivery Serviceです。
Dell Digital Delivery Serviceはソフトウェアを自動的にインストールすることができる便利なサービスです。
しかし、PCを購入した時に何かしらのソフトウェアを購入していないとこのサービスは意味がありません。