お役立ち(情報)

pixivで閲覧制限を設定・解除する方法!未成年向けの安全対策も紹介

pixivの閲覧制限を設定すると、未成年ユーザーが不適切なコンテンツにアクセスするのを防ぐことが可能です。特に、年齢に応じた安全な閲覧環境を提供するためには、適切な設定が欠かせません。

この記事では、pixivの閲覧制限の設定および解除方法について詳しく解説し、未成年向けの安全対策についても紹介します。

pixivの閲覧制限とは?

pixivの閲覧制限とは、ユーザーが特定のコンテンツにアクセスする際の、年齢制限や地域制限を設定する機能を指します。主に、R-18(成人向け)やR-18G(グロテスクな内容を含む)など、未成年者や特定地域で不適切とされるコンテンツを表示しないようにするための設定です。

この機能は、未成年ユーザーを保護するために非常に重要であり、保護者やコンテンツ制作者にとっても安心してpixivを利用できる環境を提供します。pixivのウェブサイトから設定でき、年齢制限付きのコンテンツの表示・非表示を柔軟に管理可能です。

また、特定の国や地域で法律に基づき不適切とされるコンテンツについても、表示制限される場合があります。

閲覧制限がかかった作品を閲覧できない理由

pixivで閲覧制限がかかった作品を閲覧できない理由には、いくつかの重要な要素が原因です。これらの要素は、主にユーザーの年齢確認やアカウント設定、そして地域ごとの法律や規制に関係しています。

ここでは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

年齢確認が未設定

pixivで閲覧制限がかかった作品を閲覧できないのは、年齢確認が未設定であることが原因です。pixivでは、R-18(成人向け)やR-18G(グロテスクな内容を含む)といった年齢制限のあるコンテンツにアクセスするためには、ユーザーが18歳以上であることを確認する必要があります。

ユーザーの生年月日が未設定の場合、システムは自動的にそのユーザーを18歳未満とみなすため、これらの制限付きコンテンツは表示されません。そのため、閲覧制限がかかった作品を表示させるには、pixivの設定で正確な生年月日を入力し、年齢確認を完了させることが必要です。

この設定を行うことで、適切な年齢のユーザーのみが制限付きコンテンツを閲覧できるようになります。また、年齢確認が正しく行われていないと、年齢制限が解除されないため、コンテンツが表示されないので覚えておきましょう。

閲覧設定が適切に行われていない

pixivで閲覧制限がかかった作品を閲覧できないのは、R-18(成人向け)やR-18G(グロテスクな内容を含む)作品の表示設定がオフになっている場合があります。設定が適切でない場合は、ユーザーが18歳以上であっても作品が表示されません。

そのため、ユーザーのアカウント設定内で手動調整する必要があり、pixivのウェブサイトから設定してください。プロフィール内の設定を確認し、必要に応じて変更すると、閲覧できるコンテンツの範囲を広げることが可能です。

地域制限によるアクセス制限

pixivで閲覧制限がかかった作品を閲覧できない理由のひとつに、地域制限によるアクセス制限があります。これは、ユーザーがアクセスしている地域や国の法令に基づき、特定のコンテンツが表示されないようにする制約です。

pixivは、各国の法律や規制を遵守するため、特定の国や地域で「不適切」とされるコンテンツに対して表示制限を設けています。この地域制限は、自動的にユーザーのアクセス地域に基づいて設定される場合がありますが、手動で変更することも可能です。

ただし、設定を変更しても、地域の法令に反するコンテンツは依然として表示されない場合があります。特に成人向けや暴力的な表現を含む作品については、法律が厳しい国ではアクセスが制限されることが一般的です。

このように、地域制限はpixivが法的責任を果たしつつ、ユーザーに安全で適切な環境を提供するための重要な機能です。

pixivの閲覧制限の目的と適用範囲

pixivの閲覧制限は、ユーザーが安心してサービスを利用できるように、年齢や地域に応じたコンテンツの表示制限をすることを目的としています。特に、未成年者が不適切なコンテンツにアクセスするのを防ぐため、R-18やR-18Gなどの成人向け作品には、厳密な年齢確認が求められるので覚えておきましょう。

また、地域ごとの法律や規制を遵守するため、特定の国や地域では、法令に抵触する可能性のあるコンテンツの表示が自動的に制限される仕組みが導入されています。

R-18性に関連したものや性を表現するもの、性行為を想起させるものを表現してある作品など
R-18G

暴力的シーン、思想、模倣的表現で危険性が高い、または刺激性の強い作品

※特に、人体や動物の裂傷、内臓が詳細に確認できる作品、拷問などの暴力の描写が含まれる作品など

pixivの閲覧制限の設定方法

pixivの閲覧制限の設定は、ユーザーが自分のアカウントや環境に合わせて、コンテンツの表示を管理するための重要な機能です。特に、成人向けコンテンツや地域制限に関連する設定は、ユーザーの年齢や居住地域に応じて適切に行う必要があります。

ここでは、閲覧制限の設定方法について紹介するので、各手順を確認して、pixivをより安全かつ快適に利用できるようにしましょう。

ブラウザからの設定方法

ブラウザからpixivの閲覧制限を設定するには、以下の手順で進めてください。

  1. ログイン:PCまたはスマホのブラウザでpixivにログインします。
  2. 設定メニューにアクセス:画面右上にあるプロフィールアイコンをクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択してください。
  3. 閲覧設定を開く:「設定」ページの中にある「閲覧設定」メニューを開きます。
  4. 閲覧制限の設定:R-18やR-18Gコンテンツの表示を有効または無効にするオプションが表示されるので、表示したいコンテンツに応じて、適切なオプションをオンまたはオフに設定します。
  5. 設定の保存:設定を変更したら、必ず保存ボタンをクリックし、変更を反映させましょう。

地域制限の設定

pixivの地域制限の設定手順は以下の通りです。

  1. 設定ページにアクセス:pixivにログイン後、ブラウザで設定ページに移動します。
  2. 言語と地域の設定を開く:設定ページ内にある「言語と地域」メニューにアクセスしてください。
  3. 国・地域を選択:プルダウンメニューから現在の居住地またはアクセスしたい地域を選択します。
  4. 設定の保存:変更した後、設定を保存すると地域制限が適用されます。

年齢制限付きコンテンツの解除方法

pixivでは、R-18やR-18Gといった年齢制限付きコンテンツを閲覧するためには、ユーザーが適切な設定をする必要があります。年齢制限コンテンツの表示を解除するには、以下の手順に従ってください。

  1. 生年月日設定:pixivのアカウントに正しい生年月日が登録されていることを確認してください。年齢設定されていない場合は、プロフィールから生年月日を入力してください。
  2. 閲覧設定の変更:pixivの設定ページに移動し、「閲覧と表示」のメニューを開き、「年齢制限作品(R-18・R-18G)」の表示オプションをオンに設定します。
  3. 保存と確認:設定を変更した後、必ず保存ボタンをクリックして、設定が反映されるようにします。設定が正しく反映されているか確認して終了です。

未成年者によるpixiv利用の注意点

pixivは、さまざまなクリエイティブコンテンツが集まるプラットフォームであり、未成年ユーザーにとっても魅力的な場所です。しかし、未成年が安心して利用するためには、いくつかの注意点があります。

特に、成人向けコンテンツやグロテスクな内容が含まれる作品も投稿されているため、適切な閲覧制限を設定することが重要です。

青少年保護育成条例に基づく規制

pixivでは、青少年保護育成条例に基づき、未成年者が不適切なコンテンツにアクセスするのを防ぐための対策が求められています。これには、R-18やR-18Gといった成人向け作品へのアクセス制限が含まれ、特に18歳未満のユーザーがこれらの作品を閲覧できないように対策しなければいけません。

青少年保護育成条例は、各地域の法令に基づいて未成年者を有害な情報から守ることを目的としており、pixivもこの規制に基づいた対策をしています。pixivはユーザー登録時に年齢を確認し、適切な閲覧制限を自動的に適用します。

また、未成年が成人向けコンテンツに誤ってアクセスしないよう厳重な管理が行われており、青少年が健全な環境でコンテンツを楽しめるように配慮されています。未成年のユーザーやその保護者は、これらの規制を理解し、必要に応じて閲覧制限設定を確認することが重要です。

保護者向けの設定と注意事項

未成年者がpixivを安全に利用するために、保護者の方ができる設定や注意事項があります。まず、pixivではR-18やR-18Gといった成人向けコンテンツが投稿されていることがあり、これらのコンテンツを未成年者が誤って閲覧しないよう、閲覧制限を適切に設定することが重要です。

保護者の方は、まずアカウント設定で年齢制限付きコンテンツの表示をオフにして、未成年者のアカウントからこれらのコンテンツへのアクセスを防ぐことができます。この設定は、pixivのブラウザ版から行う必要があり、アプリからは設定できません。

また、保護者が定期的にアカウント設定を確認し、未成年者が適切なコンテンツのみを閲覧しているかをチェックすることも推奨されます。さらに、pixivを利用する際のコミュニケーションについても注意が必要です。

他のユーザーとのやり取りで個人情報を公開しないよう指導し、適切なネットリテラシーを身に付けさせることが大切です​。

pixivの閲覧制限の解除ができないときは?

pixivの閲覧制限を解除しようとしても上手くいかない場合は、いくつかの原因が考えられます。ここでは、閲覧制限が解除できないときの、代表的な問題点とその対策について紹介します。

年齢設定を間違えている

pixivの閲覧制限を解除できない場合、その原因のひとつとして、アカウントの年齢設定が間違っている可能性があります。pixivでは、18歳未満のユーザーはR-18やR-18Gといった年齢制限付きコンテンツを閲覧できないようになっています。

そのため、アカウントの年齢が誤って設定されていると、本来閲覧できるはずのコンテンツが表示されない可能性があるので注意してください。

年齢設定の誤りを修正するには、まずプロフィール設定から正しい生年月日を入力する必要があります。この設定を変更しない限り、年齢制限付きコンテンツの解除はできません。

また、登録時に誤った年齢を設定してしまった場合も、この手順を通じて修正が可能です。ただし、一度設定した生年月日は変更が難しい場合があるため、誤りがないか登録時に慎重に確認することが重要です。

スマホで閲覧制限の設定が反映されない

pixivの閲覧制限がスマホで正しく反映されない場合、いくつかの原因が考えられます。特に、スマホアプリでは設定変更ができないので注意してください。

アプリ版では、年齢制限や閲覧制限に関する設定項目が表示されないため、アプリ内で設定を変更することはできません。そのため、pixivの閲覧制限を設定・解除する際は、スマホのブラウザ版から行う必要があります。

スマホのブラウザからpixivにアクセスし、アカウント設定ページに進んでください。そこで「閲覧制限」の項目を確認し、必要な設定を行うことで、閲覧制限の反映を確実に行うことができます。

また、設定を変更した後は、ページを再読み込みするなどして、設定が正しく反映されているか確認することが重要です。

まとめ

pixivの閲覧制限は、ユーザーの年齢やニーズに応じて柔軟に設定できる機能です。適切な設定をすることで、未成年ユーザーを不適切なコンテンツから守り、安全にサイトを利用できます。

この記事を参考に、必要に応じて閲覧制限の設定・解除を行い、安心してpixivを楽しんでください。