SMSで料金を支払わせようとする場合、現金ではなく電子マネーを要求してくることが多いのですが、クレジットカードで支払ったのであればクレジット会社から規約に基づき補填される可能性があります。
しかし、電子マネーを用意してしまうとそれらを返してくれる可能性は低くなります。
フィッシング詐欺で電子マネーを取得し、1万円の電子マネーが7千円になりますなどポータルサイトで取引がされるので、そういったものにも関わらないようにしましょう。
目次
SMSが届いた場合の対処法
docomoなど携帯会社からの不審なSMSが届いたときにはどうすればいいでしょうか。
まずは怪しいと思った時点で削除してしまえばいいのですが、料金が未払いである可能性がある場合は開いてしまうかもしれませんね。
開いただけでは何も起こらないので、支払いがきちんとされているかを確認し、SMSの文言を検索してみましょう。
docomoではこういった実例があると記載されているので、そこを見て確認してみるのいいかもしれません。
フィッシングの実例|docomo
もし開いてしまった場合
「利用停止予告」と書いてあったので気になって開いてしまった!そういう場合には本文内のリンクやURLは絶対にクリックしないでください。
開いてしまった後でも遅くないので、できればdocomoに対し情報提供をした後に速やかに削除しましょう。
情報提供のお願い|docomo
もしスマホやPCでアクセスしてしまうと以下のようになるので解説していきます。
偽のdアカウントログイン/未払い金請求(iPhone)
料金が未払いであるという偽のSMSメールを開き、URLにアクセスするとiPhoneの場合にはIDやパスワードを要求されてしまいます。
もし、ID、パスワードを入力してしまったら、IDやパスワードを変更するしかありません。
dアカウントからIDやパスワードを変更できるので、これ以上被害に遭わないようにするために変更しましょう。
ID/パスワードの変更
「システム警告!」(Androidスマートフォン)
もし、スマホがAndroidの場合「システム警告!」が表示されたときに対策アプリをインストールしてしまうと個人情報が抜き取られるなどの被害に遭う可能性があるので、セキュリティスキャンを実行することをおすすめします。
詳しくは下記をご覧ください。
不正アプリの削除方法|NTT docomo
ブラウザの警告表示
アクセスしたら突然ブラウザに「このサイトは安全ではない」などの文言が表示される場合があります。
そういったときにも慌てないで大丈夫です。
なぜなら単なるサイトのエラーであることが多いからです。
それと同時に「安全ではないのでセキュリティスキャンを行ってください」が表示される場合があります。このときに表示されているアプリをインストールするのは避けるべきです。
エラーなので驚かずサイトを閉じるだけで大丈夫です。
心配な場合には自身が入れているセキュリティスキャンを起動してみましょう。
「504 Gateway Time-out nginx」等のエラー
アクセスしたらこのような表示が出てちょっとびっくりしてしまうかもしれませんが、一般的なエラーなので慌てることはありません。
多くは偽のサイトなので戻るボタンで戻るか閉じてしまえば大丈夫です。
心配な場合にはセキュリティスキャンを実行してみましょう。