ノベルゲームはゲーム性が少ないと言われています。ノベルゲームにももっとゲーム性を盛り込みたいという思いが作られたゲームが「Out of Frame/ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム」です。ノベルゲームにゲーム性を求めていた人には待望のゲームです。
目次
「Out of Frame / ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。」とは??
「Out of Frame/ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム」は「ゲーム」として遊べる、下記のようなコンセプトのノベルゲームです。
”世界の解像度がVGAからQVGAに下がってしまった。
事態を解決する為、全自動勇者供給システムによって主人公が召喚される。
世界の外側から来た主人公は世界の外側にある力を借り受ける事が出来た。
その力を使い、解像度を元に戻す為に奮闘する事になる。”
「ノベルの枠組みを変える」とは?
このゲームのどのような点が「ノベルの枠組みを変える」のでしょうか。これについてはやってみて初めてわかるそうです。
体験版が頒布されており、その最後で「枠組みを変える」を体験できるそうなのでぜひやってみてください。
体験版は少し面倒だという方はSteamにアップロードされているムービーでも情報が得られるようです。
https://store.steampowered.com/app/1049010/Out_of_Frame/
ゲーム開発のきっかけ
ノベルゲームにはゲーム性が少ないと言われているそうです。そんな中で開発した合資会社自転車創業さんはいかにノベルゲームにゲーム性をねじ込めるかという事を目標にしていたそうです。
その目的の為、自転車創業さんはANOSというシステムで動くノベルゲームを6タイトル程つくられました。
現在までに配信されたタイトルは以下になります。
『あの、素晴らしい をもう一度/再装版』
『空の浮動産/再装版』
『ロストカラーズ/再装版』
『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』
『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ3 ※この世界で2の発売予定はありません。』
しかしここまでつくる中で、限界を感じる様になってきたそうです。
ですがまだノベルゲームにはやれる事がある筈と、ANOSのシステムの枠組みを大幅に変えて挑戦してみて完成したのが本作だということです。
このゲームをプレイして欲しい人
このゲームは、ノベルゲームでもちゃんとゲームとして遊びたいと考えている方、またドット絵やFM音源が好きな方にもおすすめだそうです。
純粋に物語を読む事だけをしたい方や謎解きをしたくない方にはあまりおすすめできないとのことです。
まとめ
「Out of Frame/ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム」を紹介しました。次作としてVR専用のコミュニケーション謎解きアドベンチャー「星の欠片の物語、ひとかけら版」というゲームも配信中だそうです。PSVRやPCVRで遊べますので、VRである事を駆使したゲーム、物語、システムに興味がある方はぜひ遊んでみてください。
https://anos.jp/vr/index.htm