「Rolling Gunne」は懐かしのアーケードスタイルシューティングゲームです。今回はソフト開発のきっかけから特徴やより楽しくユーザーがプレイできるための工夫についても紹介します。この記事を読めばRolling Gunneをすぐプレイしたくなるはずです。
目次
懐かしのアーケードスタイルシューティングゲーム「Rolling Gunne」
Rolling Gunnerはアーケードスタイルの横スクロールシューティングゲームです。特徴となるのは全方向に向きを変えて攻撃できる武器「ローリングガン」が搭載されている点です。正面だけではなく左右や上下といろいろな方向から迫りくる敵を狙い撃ちすることができます。ゲームの難易度は高めですが、エネルギーをためて使用するパワーアップ、リミッター解除のアクションで一時的に火力を上げ、攻守のリズムを自分で作っていきながら攻略ができるゲームとなっています。
ソフト開発のきっかけ
ディレクション、ゲームシステム、プログラムをしております小泉さんに伺いました。小泉さんは以前にある会社でアーケード向けシューティングゲームを開発していた経験があり、当時アーケードゲームを事業化していく事の難しさを感じていました。そういった仕事としてアーケードスタイルのシューティングゲームを開発するのが難しくファンであった方々も新作が出てこない中で、何かしらの形で自分の愛したこの面白さを残していきたいと考えていました。そこでその会社を退職後、同人ソフトという形をとったのは誰にも何を言われることなく自分の思うものをそのまま形にしたい、という思いから同人ソフトという形で自分の感じた面白さを形にし残すためアーケードスタイルのシューティングゲームを開発する事を決意しました。
様々な難易度と理不尽なくやりこめる工夫
敵を次々と破壊していく面白さを味わってもらうため、4つの難易度で意外にも敵の配置は変わっていません。そのため各難易度で敵の攻撃を変化させることで難易度を付いています。一番簡単なノービスモードでは攻撃の弱体化のほかに敵のライフを80%にする事でより破壊の爽快感を味わえるようになっていますオートボムが搭載されていてボムを所持ていると被弾時にオートボムが発動しミスになりません。ノービスモードとカジュアルモードではオートボムの消費をボム1つで済むようになっています。ボムの数だけ残機があるような感じになっています。これによってボムを使えずにミスする、抱え落ちを気にせず気軽に遊ぶ事ができます。オリジナル、エキスパートは難易度が高めになっていて、さらに稼ぎによって難易度が更に上昇し、難易度によってスコアも更に上昇していくランクシステムが搭載されていて、クリア後にもさらなるやりこみにも応えられるモードになっています。敵の攻撃については、単純に敵弾を減らすのではなく避ける道筋が見えるような攻撃になるように調整されています。オリジナルモードでは上下どちらに動くのが迷うような角度で撃たれる弾も、カジュアルモードではこちらに行けばいいんだろと思えるような軌道に変化しています。凄い攻撃を避けられたという嬉しさを感じられるように、また被弾してもああすればよかったのかなと思えるような攻撃にすることで、理不尽感なく楽しめるゲームが目指されています。
特徴であるローリングガンは全方向に攻撃ができる武器ですが、これを敵に向ける操作自体が難しいという声がユーザーから多く上がっていました。そこでこのゲームでは各ステージに工夫がなされています。徐々に操作を覚えられるように、ステージ1では左右からわりと間をもって敵が出現する。ステージ2では少し頻度を上げて左右から敵が出現する。ステージ3では左右と上から敵出現するといったように各ステージで1つづつ攻略に必要な要素を使うように設計されています。
追加コンテンツ「Rolling Gunne + Over Power」が4月に発売!
オリジナルとなるRolling Gunnerはアーケードスタイルの3機で全ステージを攻略していくストイックな難易度のゲームでした。そして追加コンテンツとなるRolling Gunner Over Powerが4月に発売されます。Rolling Gunner Over Powerはコンシューマースタイルのアレンジというコンセプトのもと、レバーではなくコントローラのアナログスティックを使用してローリングガンを自由に回転させることができたり、敵を攻撃するだけではなく敵弾を消すこともできるようになりローリングガンを盾に敵の中に突っ込んでいくようなプレイもできます。また新武装のバスタービームは敵弾を消しながら敵を貫通し攻撃する事のできる強力な武器です。防御力が大幅にあがり避けるのではなく力でねじ伏せるような攻めるプレイができるのが特徴です。敵側も強力な武装に対抗するべくランクとともに大量の撃ち返しを放ってきます。
まとめ
懐かしのアーケードスタイルシューティングゲーム「Rolling Gunne」を紹介しました。細部までユーザーが楽しめるような工夫が盛り込まれて設計されているということがわかりました。初心者から玄人まで楽しめるゲームになっているようです。