2023年モデルのiPhone15 Proから筐体の素材が変わったことで壊れやすいと言われいます。
落下テストなどで壊れる可能性を示唆していますが、動画もエンタメなので不明。
この記事では、iPhone15 Proが壊れやすいと言われる原因などを紹介します。
目次
iPhone15 Proは壊れやすいと言われる原因とは?
2024年時点ではiPhoneの最新ナンバリングはiPhone16ですが、iPhone15 Proから素材が変更になり、2023年の発売当初から壊れやすいと話題になっていました。
実際に壊れやすいのかどうかはさまざまな検証をしてみないことにはわかりませんが、もしかしたら過去のモデルに比べると壊れやすい可能性は捨てきれません。
まずは、iPhone15 Proが壊れやすいと言われている原因を見ていきましょう。
壊れやすいと言われる原因①:チタニウムは衝撃を吸収できない
iPhone15 Proで筐体の素材として採用されているのがチタニウムに変更されました。
そのチタニウムが壊れやすいと言われている原因の1つと言われています。
iPhone15に限らず、壊れるという表現として言われいてるのは以下のとおり。
- ディスプレイ側のガラスの割れ
- 背面ガラスの割れ
- 内部の損傷
- システム面の損傷
一般的にiPhoneが壊れている状態というのは、ディスプレイや背面ガラスの損傷です。
実際にiPhone15 Proでは、筐体素材がチタニウムになったことで、落としてしまった際の衝撃がガラスに伝わりやすく壊れやすいと言われています。
最新のiPhoneが発売されると、YouTubeなどでiPhoneの落下テストをよく見かけますが、実際に何度も落下させてしまう方はその前の予防が重要です。
万が一iPhone15 Proが壊れやすいのであれば、落下帽子のストラップをつけたり、耐衝撃性の高いケースをつけるなど対策をする必要があります。
壊れやすいと言われる原因②:チタニウムの引張力が強い
iPhone15 Proに採用されているチタニウムは引張力(ひっぱりりょく)が強いのも壊れやすい原因と言われています。
引張力とは、物理学の定義では「平面の物体において引っ張り合う垂直応力」と言われています。
チタニウム自体は軽くて強度の高い素材として注目されていますが、引張力が強いことで衝撃が加わった際にガラス部分などに影響を与えてしまうとの考察が。
チタニウム=壊れやすいという訳ではないので覚えておきましょう。
壊れやすいと断定するには多くの検証が必要
本当にiPhone15 Proが壊れやすいを判断するには、さまざまな検証が必要です。
ユーザー毎に利用する環境も違うければ、ケースの有無、どのようなケースを付けているか、保護フィルムなどの有無などさまざまです。
また、ユーザーの年齢層によってもiPhone15をどのように使うのかも変わってきます。
スマホが日常必需品になりすぎて忘れがちですが、精密機械で落としたら壊れる可能性が高いものです。
一部のYouTube動画を見ただけでiPhone15 Proが壊れやすいと判断するのは早いと言えます。
「iPhone15 Proが壊れやすい」というワードだけ見て判断するはおすすめできないので覚えておきましょう。
iPhone15 Proが壊れやすいのはウソ?
ここまでは、iPhone15 Proが壊れやすいと言われている原因を見てきました。
Appleのような世界的企業が毎年のように販売している製品の質を下げて壊れやすいような素材にすることは考えにくいのでウソだという意見も見かけます。
ここからは、iPhone15 Proが壊れやすいのがウソだと言われている理由を紹介します。
iPhone15 Pro Maxの背面ガラスは相当な圧力に耐えれる
iPhone15 Pro Maxの背面ガラスの強度を測ったテスト結果の中には、かなり強い衝撃にも耐えられるとのデータも存在します。
テスト結果の中には、110ポンドの衝撃にも耐えられるとのデータも。
iPhone14 Pro Maxも110ポンドの衝撃に耐えられていたので、実際には壊れやすいとは言い切れません。
iPhone15 Pro Maxの落下実験でもほぼ傷はつかない
iPhone15 Pro Maxの落下テストでは、ほぼ傷がつかないという結果も見かけます。
実際落とした状況や、落下した時の落下面がどこになっているのかなどによっても傷の付く具合が変わってきます。
背面ガラスやディスプレイ側のガラスも強度はかなりの耐久性があるようなので、iPhone15 Proが壊れやすいのはウソともいえそうです。
iPhone15 Proの背面ガラスの修理が格安に?
iPhone15 Proシリーズで背面ガラスが割れてしまった際には、Apple公式や街の修理店に持ち込めば修理が可能です。
ここからは、iPhone15 Proの背面ガラスの修理料金について見ていきましょう。
背面ガラスを取り外す機構が簡単に
iPhone15 Proシリーズでは、iPhone14 Proシリーズに搭載されていなかった背面ガラスを簡単に取り外す仕組みが組み込まれました。
そのため、iPhone15 ProシリーズはiPhone14 Proシリーズでは高額たった背面ガラスの修理料金がかなり抑えられます。
実際、iPhone14 Proで背面ガラスを修理する際、Apple公式では背面ガラスだけの交換が出来なかったため非常に高額でした。
iPhone15 Proシリーズは背面ガラスだけを簡単に取り外して交換できるようになったため、かなりの割安価格で背面ガラスを修理できます。
iPhone 15 Proの背面ガラスの修理費用は?
では、iPhone15 Proシリーズの背面ガラスの修理料金を見ていきましょう。
モデル | 背面ガラスの修理料金 | Apple Care+ |
iPhone14 | 25,900円 | 3,700 円 |
iPhone14 Plus | 29,800円 | 3,700 円 |
iPhone14 Pro | 75,800円 | 3,700 円 |
iPhone14 Pro Max | 82,800円 | 3,700 円 |
iPhone15 | 25,900円 | 3,700 円 |
iPhone15 Plus | 29,800円 | 3,700 円 |
iPhone15 Pro | 25,900円 | 3,700 円 |
iPhone15 Pro Max | 29,800円 | 3,700 円 |
iPhone16 | 25,900円 | 3,700 円 |
iPhone16 Plus | 29,800円 | 3,700 円 |
iPhone16 Plus | 25,900円 | 3,700 円 |
iPhone16 Pro Max | 29,800円 | 3,700 円 |
ProではないモデルではiPhone14もiPhone15も背面ガラスの価格に違いはありません。
ただ、Proシリーズでは5万円の違いがあります。
5万円違うと、実際新しくした方が得なんじゃないかと思うくらいの違いです。
ちなみにApple Care+に加入していると3,700円で修理できるので、落としてしまう可能性がある方は加入しておくといいかもしれません。
参考ページ:iPhone の修理サービス
まとめ
この記事では以下のことを紹介してきました。
- iPhone15 Proが壊れやすいと言われる原因
- iPhone15 Proが壊れやすいのがウソだという理由
- iPhone15 Proの背面ガラスの修理について
iPhone15 Proが壊れやすいと言っても症状はさまざまです。
全面・背面ガラスは衝撃によって壊れる可能性はありますが、内部の損傷などまでは起こらずに利用自体は続けられます。
ただ、背面ガラスは操作感に影響はありませんが、全面ガラスは操作に影響を及ぼす可能性があります。
そもそもiPhone15 Proは精密機械なので、注意して使うことを心がけましょう。