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MacのOS別初期化方法!注意点や対処法なども紹介

Macを下取りや売却などで手放す前に、必ず行うべき工程が「Macの初期化」。初期化をしないと個人データがPCに残ってしまうため、悪用される危険性があります。

また、マシンの調子が悪いときにも有効な方法です。初期化することで状態が改善されることもあるからです。

この記事では初期化について分かりやすく解説しています。

Macの初期化とは

Macの初期化とは、Macを工場出荷時の状態に戻すことです。保存されていたデータは消去され、OSが初期状態に戻ります。

設定もすべてリセットされ、「Macを買って家に届いたときと同じ状態」にすることです。

ただし、CPUやHDDはそれまで使用してきた分だけ劣化しているので、新品同様になるわけではありません。

初期化のことを「フォーマット」という場合もあります。

Macの初期化が必要なとき

Macの初期化を行うと、すべてのデータと設定が削除されて、システムが初期設定にリセットされます。

初期化が必要な場面としては、売却や下取りに出すときや、再セットアップしたいとき、またマシンの調子が良くないときのクリーンインストールするときなどです。

売却や下取りに出すとき

Macには、写真、動画、パスワードなど、さまざまな個人情報が保存されています。これらをそのままにして売却してしまうと、悪意のある第三者に悪用される危険性があります。

Macを売却や下取りに出すときは、必ず初期化してから手放しましょう。

初期化を行うことで、これらの情報をすべて消去することができます。

マシンのパフォーマンスが低下したときの「クリーンインストール」

クリーンインストールとは、ソフトをインストールするときに、今すでに導入してあるソフトのデータやプログラムの影響を受けないようにデータなどを消去(クリーンに)してから、新規にインストールすることです。

初期化してから、さらにOSを再インストールすることで、Macのパフォーマンス改善が期待できます。

Macを再セットアップするとき

Macの調子が悪いときに、再セットアップすることで状態が改善される可能性があります。

再セットアップとは、いったんMacを初期化してからOSを再インストールすることです。

再セットアップする前にはデータのフォーマット、つまり初期化をする必要があります。

初期化する前に準備しておくこと

Macを初期化する前に以下のような準備が必要です。これらをしないと後々トラブルになる可能性がありますので、忘れずに行いましょう。

  • バックアップの作成
  • Macを探すをオフにする
  • iCloudからサインアウト
  • 各種サービスの連携を解除

①バックアップの作成

Macを初期化すると、ハードディスクに保存されていたデータはすべて消去されます。必ずバックアップを取ってから、初期化作業を行うようにしてください。

バックアップの手段としては以下のようなものがあります。

  • 外付けハードディスク
  • 別のPC
  • iCloud
  • その他クラウドデータサービス(DropboxやGoogleドライブなど)

データの量が多いほどバックアップのための容量や時間は多くなります。

外付けハードディスクやUSBなど外部デバイスがある場合は、Time Machine機能を使用すると簡単です。

②Macを探すをオフにしてiCloudからサインアウトする

次はMacを探すをオフにしてiCloudからサインアウトしましょう。

手順はリンゴマークをクリックし「システム環境設定」→「iCloud」→「Macを探す」のチェックを外します。

そして「サインアウト」でiCloudからサインアウトすることができました。

③ Appleの各種サービスの連携を解除

Macを初期化するときに各種サービス(iTunesやiMessage)との連携を解除するかは、状況によります。

その後もMacを使い続けるのであれば、各種サービスの連携解除は不要です。

しかしMacをしばらく使用しなくなるのであれば、連携を解除しておくことで、無用な請求やデータ漏えいを防ぐことができます。

iTunes

iTunesの自動同期をオフにするには、次の手順に従います。

  • iTunes画面左上の「編集」→「環境設定」をクリック
  • 画面上のメニューより、「デバイス」
  • 画面下部の「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」のチェックボックスをクリックし、チェックを入れる

iMessage

次はiMessage。連携の解除方法は以下です。

  1. 「設定」に移動
  2. 「メッセージ」をタップ
  3. iMessage」をオフ
  4. 「設定」に戻りFaceTime」をタップ
  5. FaceTime」をオフ

その他のAppleサービスも登録していれば解除

その他のMacの製品も登録していれば解除しておきましょう。

Macの製品登録を解除するには、まず「Apple IDを管理」でApple IDを入力しログイン。

次に「Apple IDを管理」→「デバイス」でApple製品が登録されていれば画像で表示されます。

そこで初期化したい画像をクリックすると解除する画面が表示されるので「解除」でOKです。

【OS別】Mac初期化の手順

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