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iCloudの削除方法をご紹介。誤って削除した際の復元法も。

みなさんはiCloudサービスを活用していますか。iCloudにはiPhoneやパソコンのデータを保管することができますが、保存したデータは削除することはできるのでしょうか。ここではiCloudのデータをバックアップ・復元方法について紹介します。

iPhoneやiPadからiCloudのデータだけを削除するならサインアウトがおすすめ

iCloudのサービスを活用するとiPhoneやiPadのデータをiCloudのストレージに保管することができるようになっています。しかしiCloudに保管したデータはどのようにして削除すればいいか悩んでいるのではないでしょうか?

ここではiPhoneやiPadからiCloudのデータだけを削除したいと思っている人に、サインアウトの手段で削除する方法を紹介していきます。また逆に削除対象ではないデータを誤って削除してしまった場合の復元方法についても紹介していきますので、もし誤って削除してしまった場合は、個々で紹介するiCloudのデータ復元方法を試してみてください。

iCloudのデータを削除する方法

まずはiPhoneやiPadからiCloudのデータを削除する方法としては、まずiPhoneの設定アプリを起動して、自分のデバイスの名前をタップしてください。自分のデバイスの名前をタップすると一番下までスクロールしましょう。すると「サインアウト」の項目があるので、タップして、iCloudのパスワードを入力しましょう。iCloudのパスワードは間違えないように注意してください。するとiCloudに保管するデータ一覧が表示されるので、画面右上のサインアウトをタップしてください。再度ポップアップが表示されるので、「サインアウト」をタップすればiCloudのデータの削除は完了になります。このような手順をすることでiPhoneやiPadからiCloudのデータをサインアウトの処理で削除することができます。

誤って削除してしまった。iCloudのデータを復元する方法

iPhoneやiPadからiCloudのデータを削除する方法としてサインアウトをすることでデータを削除することができますが、逆にiCloudのデータを誤って削除してしまった場合は、どのような手順でiCloudのデータを復元することができるのでしょうか。まずサインアウトした後は、削除されたApple IDでサインインすることでiCloudサービスを再度利用することができます。またiCloud上にバックアップを保管してあれば、連絡先、写真やアプリなどのデータを簡単に復元することができます。なので万が一iCloudのデータを削除してしまっても、バックアップさえあれば復元することができますので、定期的にiPhoneやiPadのバックアップを取っておくことをおすすめします。

以前使用していたiPhoneのデータをiCloudから削除したい場合。(バックアップを削除)

iCloudのデータを削除する方法と間違って削除してしまった場合の対処法について紹介してきましたが、以前使用していたiPhoneのデータをiCloudから削除したい場合は、今のiPhoneから削除することができるのでしょうか。ここでは以前使用していたiPhoneのバックアップデータがiCloud上に残っている場合にバックアップデータを削除する方法について紹介していきます。iPhoneを新しいバージョンに変更した際などは、iCloud上のデータはそのまま残っており、iPhoneのバックアップデータを整理する必要があるときもありますので、ここでの手順をしっかりチェックしておくといいかもしれません。

iCloudのバックアップの削除方法

以前のiPhoneのバックアップデータをiCloud上に保管している場合にバックアップデータを削除する方法としては、まずiPhoneで設定アプリを起動してください。そしてiCloudの項目をタップして、容量画面を開きましょう。容量画面を開くとストレージ情報が表示されるので、不要のiCloudにバックアップデータがある場合はその機種を選択して「バックアップ削除」をタップしましょう。するとポップアップが表示されるので、「オフにして削除」をタップすればiCloudのバックアップデータの削除は完了です。iPhoneを新しく変えた場合やiCloudのストレージがひっ迫してきた場合は、このような手順で定期的にバックアップデータを削除するといいかもしれません。

iCloudのバックアップが削除できない時の対処法

以前のiPhoneのバックアップデータをiCloud上から削除する方法についてはわかって頂けましたでしょうか。しかしたまにiCloudのバックアップデータを削除できずエラーになってしまう場合もあります。ここではiCloudのバックアップデータを削除しようとした際に正常に削除できずエラーになってしまう場合の対処法について紹介していきます。iCloudのバックアップデータを削除できない原因としては、大きく分けてiCloud上の問題と接続しようとしているアカウント側に問題がある場合があります。なので自分はどっちが原因で削除できなくなっているのかを確認しておくと原因がすぐわかるかもしれません。

ログインしなおす

iCloudのバックアップデータを削除できない場合の対処法としては、iCloudにログインしているアカウントに問題がある場合もあります。例えばAppleIDを複数所持していて、間違ったアカウントでログインしている場合は、iCloud上のバックアップデータを確認することができず削除できないこともあります。まずはiPhoneと連携しているAppleIDのアカウントを再度確認してみるといいかもしれません。そして改めて確認した上でiCloudにログインしなおしてみましょう。またAppleIDのアカウント情報を複数所持している場合は、アカウントの管理もちゃんとやっておくほうが良いでしょう。

48時間後にもう一度試す。(原因として機種変更など)

またiCloudにログインしてバックアップデータが削除できない場合は、iCloud上のデータに正常にアクセスできない場合があります。そのためiCloudのクラウドストレージに正常にアクセスできないことでバックアップデータが正常に削除できていないことが考えられます。特にiPhoneを新しいのに切り替えた場合や機種変更したばかりだとAppleIDの引き継ぎが正常に行われる前にiCloudにアクセスすると正常にバックアップデータが削除できない場合があります。そのため機種変更をした場合や新しいiPhoneにした場合は、48時間以上経過してから改めてiCloudにアクセスしてバックアップデータが正常に削除できるかを試してみてください。

iCloudを他の機器で使用している場合

自分のiPhoneでは正常にiCloudにアクセスできていない場合は、他のデバイスやパソコンからiCloudへのアクセスを試してみてください。もしかしたら自分のiPhoneに不具合が発生しており、正しくiCloudにアクセスできていないだけかもしれません。なので家にあるパソコンや家族のiPhoneを活用して、iCloudにアクセスしてバックアップデータを削除できるかを試してみるのもいいかもしれません。いつも利用しないデバイスでiCloudにアクセスすると2ファクタ認証が実行される場合もあるので、自分のiPhoneを手元に準備しておくことをおすすめします。

iCloudのストレージが残り少ない時

そしてiCloudのバックアップデータが削除できない原因としては、iCLoudのストレージサイズが足りていないことも原因の1つです。基本iCloudのストレージは5GBまで無料で利用できるようになっています。そのためiCloudのバックアップデータを削除するのに必要なサイズが足りていないと追加でiCloudのストレージを購入する必要があります。iCloudのストレージは月額で料金が発生するプランもあるため、自分のiCloudのストレージの利用量を確認して追加でストレージを購入することをおすすめします。

iCloudのアカウント自体を削除したい場合。(アカウント自体を削除)

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