Meituという自撮り写真を撮影してAIがイラスト化してくれるアプリが人気を集めています。
ただ、ネットでは危険性が高いというウワサも。
この記事では、Meituの危険性についてのウワサや利用規約・写真の権利などについて紹介します。
Meitu(メイツ)の危険性
早速Meituの危険性を見ていきましょう。
Meituはアプリストア(App Store・Google Play)から公式にリリースされているカメラアプリです。
ただ、ネットで検索してみると、さまざまな危険性が潜んでいるとウワサが流れています。
Meituに限らず、アプリストアからリリースされているアプリでも同様の危険性が潜んでいる場合もあるので利用する際にはしっかりと理解しておきましょう。
利用規約は英語表記のみ
Meituを利用する際利用規約に同意する必要がありますが、その利用規約は英語表記のみです。
英語でも理解できる人なら問題はありませんが、利用規約に何が書かれているかわからずに同意するのは危険です。
Meituの危険性について調査してみても、利用規約については議論されています。
ただ、利用規約が日本語に訳されていたからと言って全てを理解してから利用しない方も多いので、重要そうな部分だけでも理解しておく必要があります。
さまざまな個人情報が収集される
Meituの危険性の中には、さまざまな個人情報が収集されるというウワサも出ています。
Meituをインストールして使い始めたら、迷惑メールがたくさん届くようになったなどの声も知恵袋やSNSで見かけます。
実際に個人情報が収集されるのかどうかはわかりませんが、以下の個人情報が収集される危険性があるということは理解しておく必要があります。
- 電話番号(携帯電話)
- メールアドレス
- 位置情報
- Wi-Fi情報
- 住んでいる地域
- 顔
- 性別
すべてが収集されるとはいいきれませんが、登録が必要になった場合には収集される可能性があるので覚えておきましょう。
収集された個人情報が第三者に提供される
Meituでは、収集された個人情報が第三者に提供されると危険性があるというウワサも出ています。
特に、メールアドレスの登録をしたら迷惑メールが届くようになったという意見です。
登録してすぐに迷惑メールが届くようになると、Meituがきっかけのように感じるかもしれませんが、実際に調べることはできません。
ウェブサービスを利用する上で、大企業ならプライバシーポリシーなどがしっかりとしており、個人情報の取り扱いもしっかりとしています。
ただ、どこから情報が漏洩するかはわからないので、Meituでも同様のことが生じる危険性があることは理解しておきましょう。
個人情報の削除依頼を出すと調査されるとウワサがある
Meituに登録した際に利用した個人情報の削除依頼を出すと、より調査されるというウワサもでています。
実際に調査されていたとしても、ユーザーが調べることが困難なので、ウワサレベルの話だと思います。
ただ、火のないところに煙は立たないと言うことわざもあるように、実際にそう言った危険性がないとも言い切れないので覚えておきましょう。
アップロードした写真の権利はMeituに
Meituでは、自撮りした写真をAIがコラージュしてイラスト風に編集できますが、編集した写真の権利はMeituに帰属すると利用規約に記されています。
権利がMeituにあるということは、Meituを通じて他のことに利用される可能性も0ではありません。
また、コラージュ前の写真もアップロードしているので、個人情報としても取り扱いがどうなっているかわかりません。
それらの権利もMeituに帰属してしまうかもしれないので覚えておきましょう。
写真はAIの学習に当てられる
アップロードした顔写真などがMeituではAIの学習に当てられるようです。
今後はAIが一般的になっていくので、顔写真をアップロードしてしまうと、自分っぽい画像が世の中に出回ってしまう危険性も考えられます。
自撮りアプリだから大丈夫ではなく、顔写真をアップロードしているという意識を持つようにしましょう。
セキュリティにも脆弱性が疑われる
Meituは、セキュリティの脆弱性も疑われているため、外部からの攻撃などの危険性もあるようです。
セキュリティに関する専門家の私見では、Meituのせキュリィは懐疑的なようです。
Meituが第三者に個人情報を提供していなくても、外部からアクセスされて漏洩する危険性も考えられるので理解しておきましょう。
画像を削除してもすでにコピーされている可能性がある
Meituにアップロードした画像を削除したとしても、すでにコピーが作成されている危険性もあります。
一瞬だから大丈夫ということはなく、画像をアップロードした時点でAIが学習していたら世界中に発信したのと同様だと理解しておく必要があります。
さらに、アップロードした画像がコピーされている可能性もあるのでしっかいと理解しておきましょう。
Meitu(メイツ)の利用規約や画像の権利ついて
では、Meituの利用規約や画像の権利について見ていきましょう。
作成した画像の権利はMeituに帰属
先述したとおり、Meituで作成した画像の権利はMeituに帰属します。
自分の顔写真を使っていても、Meituが作成したアプリを通じてイラスト化したものなので、商用で利用する際には注意が必要。
権利などについては、国によっても違いがある場合も考えられるので、ビジネスなどで利用する場合は注意しましょう。
自分が作成した画像でも勝手に使い回しされる
画像の権利がMeituにあるということは、自分が作成した画像であってもMeituが自由に使い回しができるという意味です。
ウェブの世界なので、いつ・どこで・どんな風に、画像を利用されるかわかりません。
そういった文言が利用規約に含まれており、それに同意をした時点で権利はMeituに移ってしまうので理解しておく必要があります
権利に関してトラブルが起きると巻き込まれる
Meituにアップロードした画像がきっかけで何かトラブルに巻き込まれる危険性もあります。
自分の顔ではなく有名人やインフルエンサーなどの写真を勝手にアップロードしてしまうと、元々権利を持っている会社からMeituに対して権利侵害の訴えを起こすかもしれません。
権利侵害の訴えを起こされると、アップロードしたユーザーの情報を収集して、損害賠償を請求される可能性もあります。
Meitu(メイツ)ってどんなアプリ?
ここまでは、Meituの危険性や利用規約・権利について紹介してきました。
ここで、Meituのアプリがどういったものなのかおさらいしておきましょう。
写真や動画の加工ができるアプリ
Meituは、写真や動画の加工ができるアプリです。
自分や家族・友人などの写真を撮影してアップロードし、その写真や動画を編集できます。
カメラアプリだと思われるかもしれませんが、どちらかというと編集アプリという位置付けだと理解しておきましょう。
AIを使ったコラージュも可能
MeituではAIを使ったコラージュ画像の作成もできます。
自撮りを撮影して自分の顔をAIがイラスト風に編集してくれることで人気を暑まています。
運営企業は中国の会社
Meituの運営企業は、中国の会社「Xiamen Meitu Technology Co., Ltd」です。
中国の会社=危険性が高いということはありませんが、なんとなく中国の企業に良くないイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
中国の企業は、個人情報を国が要求したら提出しなければいけないという法律があります。
個人情報に関して取り扱いはしっかりしていても、政府から要請されたら提出されることは理解しておく必要があります。
有料プランは無料トライアル期間あり
Meituには「VIPプラン」という有料のプランが用意されています。
1ヶ月支払いと1年支払いが用意されており、1ヶ月の場合は3日間、1年払いの場合は7日間の無料トライアル期間が用意されています。
海外のアプリの場合、無料トライアルの使用がわかりにくく、いつの間にか契約してしまい請求が来るというトラブルが生じています。
実際には、利用規約などに記されているので、トラブルではありませんが、無料トライアルが原因で詐欺アプリと認知が増え危険性が高いというイメージにも繋がります。
Meituを利用する場合にVIPプランの無料トライアルにも注意しましょう。
まとめ
この記事では、以下のことを紹介してきました。
- Meituの危険性
- Meituの利用規約や写真などの権利について
- Meituの概要
Meituはさまざまな観点から危険性が高いアプリというイメージをもたれています。
被害に遭ったとされるユーザーがレビューなどに投稿することで良くないイメージが先行しますが、実際にそれが原因なのかは不明です。
利用規約が英語なので、利用する方は翻訳アプリなどで理解しながら自己責任で使うようにしましょう。