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人気のSNS「BeReal」の危険性は?特徴やルールも解説

「BeReal」は今までない特徴を持ったフランスの企業が運営するSNSです。

独自のルールや他のSNSにない特徴があるので、使う前にしっかりと理解しておく必要があります。

この記事では、BeRealの危険性やルール、特徴などを紹介します。

BeRealの危険性は?

注意点

BeRealはSNSの一種なので、使い方によっては危険性が高まります。

SNSで、ネットの中のことだからといって甘く考えていると実生活にも危険を及ぼすかもしれません。

  • 位置情報がバレる危険性
  • 個人情報がバレる危険性
  • リアルな友人・知人にバレる危険性
  • 電話番号を知られている友人・知人に知られる危険性

どのような危険性があるのかをしっかりと理解してから使うようにしましょう。

  • App StoreでBeRealをインストールする方はこちら
  • Google PlayでBeRealをインストールする方はこちら

位置情報がバレる

BeRealでは、写真を投稿する際に、位置情報がバレる危険性があります。

BeRealのデフォルト設定で、位置情報の共有がオンになっているのが原因です。

位置情報を知らせたい時には便利ですが、自宅や学校、職場などよくいる場所がバレると実生活に悪影響を及ぼす危険性もあります。

  1. 写真の撮影を行う
  2. 「位置情報アイコン」をタップ
  3. 「位置情報をオフ」をタップ
  4. 「送る」をタップ

個人情報がバレる

BeRealでは、位置情報だけでなく、個人情報がバレる危険性も含んでいます。

BeRealの仕組みなので仕方ありませんが、通知が届いてから投稿するまで時間が設けられており、個人情報が写り込んでしまう危険性があります。

写真の位置情報をオフにしてあっても、写真から読み取れる位置情報もあるということを理解しておきましょう。

連絡先アプリとの同期で自動追加

BeRealと連絡先アプリの同期をオンにしてあると、友達が勝手に追加される危険性があります。

実社会とネットを分けて使いたいと考えている方は特に同期を解除しておく必要があります。

ただ、連絡先との同期をオフにしていても、知り合いにアカウントの存在が知られてしまい友達申請が送られてくる不具合も生じているようです。

実社会の知り合いに絶対に知られないように運用するのはできないことも考えられるので、覚えておきましょう。

投稿前に知っておきたいBeRealのルール

では、BeRealを使う前に知っておきたいBeRealの独自のルールを紹介します。

  • 投稿は通知が届いてから2分以内
  • 投稿できるのは1日に1回
  • 写真を撮影した回数が表示される
  • 他のユーザーの投稿を見るにも自分の投稿が必要
  • 他の人の写真をスクショするとバレる
  • 投稿の削除も1日に1枚まで

通知を受けてから2分以内に投稿する

BeRealでは、通知を受け取ってから2分以内に写真を投稿するというルールがあります。

通知が届く時間は完全にランダムで、そのランダム性が人気を集めている理由の1つでもあります。

2分を超えるとその日の投稿はできなくなるので、他のSNSのように、時間があればずっと見てしまうというような依存性は高くありません。

投稿するのは1日に1度のみ

BeRealで投稿できるのは、1日に1度のみです。

通知が届いたタイミングに投稿しないと、その日の投稿はできません。

写真の撮り直しをするとバレる

BeRealでは、写真の撮影回数が表示される仕様です。

2分以内であれば何度でも撮り直しができますが、撮り直した回数も友達に知られてしまいます。

もちろん、他のSNSのような写真を加工する機能も搭載されていません。

やり直しができないのが人気の理由とも言われています。

他の人の投稿を見るには自分の投稿が必要

BeRealでは、自分の投稿をしていないと他の人の投稿を見ることができません。

他の人の投稿を見たければ、通知が来たタイミングで必ず投稿する必要があります。

その日の2度目のチャンスはないので覚えておきましょう。

他の人の投稿をスクショすると相手にバレる

BeRealでは、他の人が投稿した写真をスクショすると、投稿者にスクショをしたことがわかる仕様になっています。

また、スクショをしたことだけでなく、誰がスクショをしたのかもユーザー名が表示されバレます。

毎回のスクショをしていると嫌がられ、ブロックや友達削除になる可能性もあるので覚えておきましょう。

投稿の削除も1日に1度きり

BeRealでは、投稿した写真の削除も1日に1度(1枚)と限りがあります。

過去に投稿した写真が他のユーザーに見られることはありませんが、まとめて消したいと思って削除できないので注意しましょう。

注目のSNS「BeReal」の特徴

では、BeRealの特徴も見ていきましょう。

インカメラ・アウトカメラ同時に撮影ができる

BeRealでは、投稿する写真をインカメラ・アウトカメラで同時に撮影します。

インカメラ・アウトカメラのどっちの写真にも気を配る必要があるので、個人情報や位置情報が映り込む危険性は高めです。

同時に撮影されるからこそ、投稿者の今を知ることができるのが人気でもあるので、投稿時はどちらの写真にもしっかりと気を配る必要があります。

Instagramと連携させて同時投稿できる

BeRealは、Instagramと連携させて同時投稿も可能です。

Instagramでは、写真を加工するのが主流で、BeRealとは逆です。

ただ、最近では加工をすることなくそのままを投稿するユーザーも増えており、Instagramと連携をして楽しむユーザーも増えています。

前日よりも前の投稿は削除される

BeRealでは、通知が来て投稿すると、それ以前に投稿した写真は他のユーザーからは見れなくなります。

先述したように、自分の投稿が完全に削除されるわけではありませんが、他のユーザーからは最新の投稿しか見れないので覚えておきましょう。

自撮りを活用したリアクション機能がある

BeRealは、多くのSNSにあるいいねやコメントなどの機能はありません。

ただ、独女のリアクション機能「Realmoji」という機能が備わっています。

Realmojiとは、リアクション時に自撮りをしてアクションをする機能です。

友達の投稿に対してリアクションをする場合にも自撮りが必要になるので、Xのいいねのように簡単にはアクションをできませんが、その分表現をできるので上手に活用しましょう。

BeRealが人気の2つの理由

ここまででも触れていますが、BeRealが人気の理由を紹介します。

  • 投稿者の今を知れる
  • いいねやフォロワーの数が気にならない

投稿者の今を知れる

BeRealのコンセプトは、「投稿者の今を知る」という点です。

写真の加工もできず、撮り直しをしたらと回数がバレるなど一般的なSNSにはない制限が多くあります。

ただ、その発想の転換が面白がられている理由です。

写真を加工したりするのが好きな方には向きませんが、自分だとバレない程度に使ってみると今までは感じられなかった新たなものを得られるかもしれません。

いいねやフォロワー数などの数字が明確に出ない

SNSは、フォロワー数やいいね、コメントなど数字を気にしてしまって純粋に楽しみにくくなっているのが現状です。

BeRealでは、その数字が明確にならないので、純粋に投稿を楽しむことができます。

まとめ

BeRealの危険性やルール、特徴などを紹介してきました。

BeRealに限ったことではありませんが、SNSはサービス自体は安全でも使い方によっては危険性が高まります。

特に、ネットと実社会がつながっていないというような感覚を持っていると非常に危険です。

独自のルールや特徴が多いのがBeRealなので、しっかりと理解して使うようにしましょう。