TikTokは、ショート動画の人気の火付け役と言っても過言ではないアプリです。
他のSNSやウェブサービスのように複数のアカウントを作り、運用すること可能です。
この記事では、TikTokで複数のアカウントを作る方法や作れない原因などを紹介します。
目次
TikTokで複数のアカウントを作成する方法
まずは、TikTokで複数(サブアカウント)を作る手順を見ていきましょう。
- 「プロフィール」タブをタップ
- ユーザー名のをタップ
- 「アカウントを追加」をタップ
- 「連携するSNS」をタップ
- ユーザー名と生年月日を設定する
TikTokアカウントは、最初の1つでも複数の場合でも作成時に電話番号やメールアドレスか、他のSNSとの連携が必要です。
- LINE
- Apple
- X(旧Twitter)
- カカオトーク
上記の6つのSNSか、電話番号・メールアドレスのどれかです。
Instagramのユーザーは多くいると思いますが、Instagramアカウントでは作れないので注意しましょう。
TikTokで複数のアカウントを運用する方法
TikTokで複数のアカウントを作成したら、アカウントを追加したり使い分けるための切り替えが必要です。
- アカウントの追加方法
- メインアカウントとサブアカウントの切り替え方法
- いらないアカウントの削除方法
アカウントの追加する
上記の手順で複数のTikTokアカウントを作成する場合はアカウントの追加は必要ありませんが、ブラウザやパソコンなどからアカウントを作った場合は手動で追加が必要です。
- 「プロフィール」タブをタップ
- アカウント名をタップ
- 「アカウントを追加」をタップ
- すでにアカウントをお持ちですか?の横の「ログイン」をタップ
- 連携したSNSをタップ
メインアカウントとサブアカウントを切り替える
TikTokで複数のアカウントを作成したら、メインアカウントとサブアカウントの切り替えが必要です。
- 「プロフィール」タブをタップ
- アカウント名をタップ
- 切り替えたいアカウント名をタップ
投稿する用と見る専用のアカウントで使い分けている場合、間違って見る専用のアカウントで投稿してしまうかもしれません。
投稿前にどのアカウントになっているかチェックを忘れないようにしましょう。
不要になったアカウントを削除する
複数のTikTokアカウントを作ったはいいものの、ほとんど切り替えることもないアカウントが出てくることもあります。
その場合は、アカウントの削除を行いましょう。
- 削除したいアカウントに切り替える
- 「プロフィール」タブをタップ
- 右上にある「≡」をタップ
- 「設定とプライバシー」をタップ
- 「削除」をタップ
不要になったアカウントは、削除ではなく利用停止(休眠)も可能です。
利用停止の場合は、アカウントとしての利用は停止されますが、データまでは削除されません。
今後また使う可能性がある場合は、利用停止がおすすめです。
※参考サイト:TikTok公式ヘルプ
TikTokで複数のアカウントを持つ2つのメリット
TikTokに限ったことではありませんが、「複数のアカウントを持つメリットってあるの?」と感じる方もいると思います。
そこで、ToiTokのアカウントを複数作るメリットを2つ紹介します。
見る専用のアカウントとしても使える
TikTokを楽しむユーザーは、投稿者と視聴者に分かれます。
もちろん、投稿者の中には見るのも好きだと言う方も多いですが、投稿者が投稿用のアカウントでどんな動画を見てるのか知られないために、サブアカウントを作る場合があります。
YouTubeやXなどでもそうですが、好きなことを、好きなように発信するアカウントや見る専用(コメントなどはする可能性あり)を作っておけば投稿者だとバレずにSNSを楽しめます。
また、プライベート用とビジネス用など用途によって使い分けることもできます。
それ以外だと、趣味専用のアカウントなどの運用もできるので、ひっそりと楽しみたい動画があるならサブアカウントの作成も考えてみてください。
オンラインストレージの代わりにできる
TikTokは、スマホやパソコンのストレージがいっぱいになってきた時に、データを逃すためのオンラインストレージの代わりとしても使うことができます。
一般的なオンラインストレージだと、数ギガまでは無料で、それを超えると有料プランの契約が必要ですが、SNSでは基本的にはアップロードできるデータ量は無制限です。
非公開アカウント(通称鍵垢)に設定しておけば、他の相互フォローしていないユーザーに見られる心配もありません。
コストをかけることなく、たくさんの動画を保存しておきたいなら、TikTokで複数のアカウントを作って保存しておくのもおすすめです。
TikTokで複数のアカウントを作れない原因
TikTokで複数のアカウントの作成した時に、まれに、作れない場合があります。
その時に考えられる原因と対処法を紹介します。
- 通信環境の問題
- アプリの不具合
- 所持現回数に達している
- 対象の連携SNSをすでに使っている
- 年齢制限に引っかかっている
通信環境の問題
TikTokのアカウントを作るには、インターネットを経由するため、通信環境が整っていないと作成できません。
どんなアプリでもほとんどのアプリがインターネット回線を必要とします。
TikTokの場合は、通信環境が整っていないとアプリを開く時点でエラーが出る可能性もあるので、通信環境の整った場所でアカウントの作成を行いましょう。
アプリの不具合
TikTokのアプリで不具合が生じていて、アカウントを作れないこともあります。
アプリの不具合の場合は、挙動がおかしかったり、通信がくるくる回って進まないなどの症状が出る場合もあります。
アカウント作成のためのサーバーへのアクセス中にエラーが出てアカウントを作れない場合は、少し時間を置いてからもう一度試してみましょう。
所持限界数に達している
TikTokのアプリからアカウントを作れる上限値は7個までです。
TikTokアカウントに紐づいていないメールアドレスを用意してブラウザを通せば作れないこともないようですが、アプリでログインできないためおすすめできません。
連携するSNSを使っていて作れない
TikTokのアカウントを作るには、先述したとおり他のSNSとの連携をして作ります。
例えば、Xのアカウントと1度連携をすると、2つ目以降はXのアカウントと連携をして作ることはできません。
たくさんのTikTokアカウントを作るには、他のSNSのアカウントも同時に必要となるので覚えておきましょう。
年齢制限に引っかかっていて作れない
TikTokの利用規約で、12歳以下のユーザーはアカウントの作成すらできないように制限されています。
TikTokに登録した年齢は、後から変更できないので、虚偽の年齢を設定するのもおすすめできません。
※TikTok保護者向けガイドも参考にしてください
TikTokの複数アカウントに関するQ&A
TikTokの複数アカウントに関するQ&Aを集めてみました。
何個までアカウントを所持できる?
TikTokアプリで作成できるアカウントの最大所持数は7個です。
全く紐づいていないスマホや他のSNSアカウントがあればその分作れますが、運用自体が大変になるので注意しましょう。
サブアカウントを作るとメインアカウントの友達にバレる?
メインアカウントのフォロワーにサブアカウントを作ったことがバレることは基本的にはありません。
ただ、TikTokと連絡先などを同期するとメインアカウントのフォロワーや連絡先に登録している友人・知人にバレる可能性があります。
人に知られることなくサブアカウントを運用したい場合は、連絡先との同期はしないように注意しましょう。
また、おすすめ表示の設定や他のSNSで使っているユーザー名・ユーザーIDなどを使い回すとバレる可能性はあるので注意して設定しましょう。
メインアカウントがシャドウバンされるとサブ垢もされるって本当?
TikTokのメインアカウントがシャドウバンされると、サブアカウントでも連動してシャドウバンされる可能性があります。
シャドウバンとは、規約違反をしたユーザーへの制限です。
アカウント凍結ほどの悪意のある行為ではないものの、それに近い行為をすることで、さまざまな機能を制限されます。
※TikTokのシャドウバンについて詳しくはこちらの記事で
作成したサブアカウントが消えたけどなぜ?
作成したサブアカウントが勝手に消えたときに考えられることは、アカウントの利用停止(BAN)です。
SNSなどのアカウントは、勝手に削除されることはありません。
勝手に消えた場合は、利用規約を違反した行為をしている可能性が高いので、使い方自体を見直す必要があります。
- 攻撃的・差別的な投稿
- 安全性を脅かす行為を含む投稿
- ハラスメントやいじめ、誹謗中傷行為
- 性的なコンテンツ
- 未成年に危害を及ぼす可能性のあるコンテンツ
- スパム行為やなりすまし行為
- 知的財産(著作権)の侵害
まとめ
TikTokで複数アカウント(サブアカウントなど)を作る方法や複数アカウントを作れない原因などを紹介してきました。
TikTokでは、最大7個まで複数のアカウントを作って運用できます。
複数のアカウントを運用したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。