ゆうパック「持ち出し中」は配達中？何時までに届くのか

2023年10月10日

郵便局から配達される「ゆうパック」などで荷物が届かないときには、追跡番号を使って荷物の状況を調べることができます。

そのときに表示される「持ち出し中」とは、どのような意味なのでしょうか？

この記事では「持ち出し中」の意味や届くまでの時間目安、また届かないときの対処法などをご説明します。

ゆうパックの持ち出し中とは？

「持ち出し中」は、その荷物が現在配達中ということを意味しています。

発送された荷物は大型トラックなどで各地の営業所に輸送されます。そこから配達員さんたちが軽自動車やバイクなどで配達してくれるのが、一般的な荷物の流れです。

「ラストワンマイル」とも呼ばれる、最後の道のりの途中にあるというのが「持ち出し中」の意味です。

持ち出し中は「配送中」だと言いましたが、だからといって「すぐに荷物が到着する」という意味ではありません。

番号追跡時のステータスが「持ち出し中」となっていれば、もうすぐ商品が到着する可能性は高いです。しかし、当日の荷物量や配達ルートによって、到着時間は前後します。

「荷物は”ラストワンマイル”の途上にある」程度の意味と捉えておきましょう。

「持ち出し中」はドライバーさんが、その荷物をもって配達ルートに出発している状況で、基本的には本日中に届く場合がほとんどです。もちろん、受け取りが必要な荷物の場合は在宅しておいた方がいいでしょう。

しかし、荷物が到着する時間には前述のような理由によりバラツキがあります。ドライバーさんにも配達ルートがあるため「持ち出し中」と表示されるからといって、すぐに届くわけではありません。

追跡サービスで調べて「持ち出し中」になるのは、どんな場合でしょうか。

以下は、引き渡しになってから商品が配達されるまでの流れです。

7月1日の朝に熊本県で引き受けられた荷物が夜中に新福岡を通過し、翌日に札幌に到着していることがわかります。

この荷物が配達されたのは7/2です。表示が「持ち出し中」になっていれば、ほとんどの場合はその日中に届くようです。

上記の追跡では、7月4日の午後に引き受けられた荷物が翌日の早朝に最寄り郵便局に到着して、現在は配達ルートに移っている（持ち出し中）ことを示しています。

大きい荷物の場合も同じように表示されます。不在の場合は持ち帰りとなり、その場合の追跡ステータスは「持ち出し中」のままです。

番号追跡で見たステータスが「持ち出し中」になっているのに、荷物がなかなか届かない場合もあります。それには以下のような理由が考えられます。

「持ち出し中」となっているのに届かない場合と、その対処法もあわせて説明します。

なかなか荷物が届かないときに考えられるのが、渋滞やエリアの関係で配達が遅くなっているケースです。配達日指定や時間帯指定がある荷物が優先されます。時間指定をしていても、道路が渋滞していれば遅れることがあります。

また、お中元や歳暮シーズンは配達数が多く、配達には時間がかかるのです。交通が渋滞していたり、悪天候でも交通状態は変わってきます。

また、郵便局側が午前中に荷物を一斉に持ち出し中と表記していることもあり、本来は午後に届くはずの荷物が午前で持ち出し中に切り替わってしまうこともあります。

「持ち出し中」となっているからといって、すぐに配達されるわけでもないことを理解しましょう。

では遅いときの対処法を見ていきましょう。

まず、不在票が入っていないかどうかをチェックしましょう。外出しているなどで、配達があったのに気づかない場合もあります。まずはポストを見てみましょう。

また、ゆうパックなどの荷物には「追跡番号」があるので、PCやスマホで荷物の状況を追跡することが可能です。

それでも届かない場合は、郵便局に直接連絡する方法もありますが、問い合わせても到着時間が早まるケースは少ないようです。

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