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臨場感を追い求めたバイノーラルマイクロホン・イヤホン「BME-200」をご紹介

2021年3月11日

耳に装着するだけで臨場感溢れる録音が可能になるイヤホン「BME-200」の魅力や製品開発のきっかけなどについて紹介します。音質にこだわって録音したい人や小型の録音ができるイヤホンを探している人におすすめの商品です。ぜひ参考にしてみてください。

臨場感溢れる録音が可能なバイノーラルマイクロホン・イヤホン「BME-200」

バイノーラルマイク・イヤホン「BME-200」は、イヤホン外側に穴が空いており、その中にマイクロホンが組み込まれています。人の耳穴の位置で録音をして再生させることで、録音した時の、そのままの立体感ある音を再現できるのが、こちらの「バイノーラル方式」です。

従来は、「ダミーヘッド」というマネキンの頭のようなものを使ってバイノーラル録音を撮っていましたが、「BME-200」の場合はイヤホンマイクだけで簡単に録音ができ、100万を超える「ダミーヘッド」にも負けないほどの音質を誇ります。

ご注文は以下のURLから可能です。

https://adphox.co.jp/microphone/order/?fbclid=IwAR2WbK1GV3C318EiPksOMz9zq4v6OVVhqYEvXiwLJYZNxyAhdT-ZgVj4al8

製品開発のきっかけ

元々、補聴器用として開発されたイヤホンマイクでした。

開発当時、ほとんどのポケット型補聴器は本体にマイクが付いているものが多く、机の上などに置くと机の上から聞いている音になり、当社の開発者たちはこの音が非常に気になりました。元々、高級オーディオメーカーの技術者たちばかりだったので、音の定位には強いこだわりがありました。

他にはない素晴らしい補聴器を製作しようとしていたため、自然とマイクは「バイノーラル方式」となりました。

補聴器を製品化してから、しばらくして当社の補聴器を気に入ったオーディオ評論家の方から、マイクの音質が素晴らしい、バイノーラルマイクとして出すべきと、補聴器のイヤホンマイクで録音したジャズの生録音源を持ってこられたそうです。まるで、その場所に実際にいるかのような音質に感動して、バイノーラルマイクとして販売することが決まりました。

小型化の苦労

イヤホンの小型化をするにあたり、イヤホンとマイクが近いため「ハウリング」が起きやすい難しさがありました。

補聴器は、元来音を大きくするための製品なので、「ハウリング」がしやすいと使いにくいものになってしまいます。そこで、補聴器の構造を工夫して、イヤーパッドを合わせることで50dB増幅しても「ハウリング」が起こらない性能を開発しました。

手軽さを追い求めた改良

販売を開始した当初はプラグがストレートでしたが、「PCMレコーダー」などの録音機材へ接続すると、かさばる原因になり本来の手軽さが損なわれる要素となったため、途中からストレートからL字型のプラグに変更しました。その他、特に音に関する部分では、仕様の変更は全くありません。

こんなシーンでおすすめ

思い出の音に包まれたい時や録音したインタビューのテープ起こし、音楽だけではなくコンサート会場の雰囲気をよりリアルに再現したい時などにバイノーラルマイク・イヤホン「BME-200」が役立ちます。

「BME-200」の仕様

リアルタイムで聞いている音がそのまま録音できるので、ヘッドホンで再生した時に臨場感溢れる音声を聞くことが可能です。また、素材録音にも向いており、研究や音楽素材などの録音におすすめです。

さらに、動画サイトでも人気の「ASMR」の録音にも最適で、髪の毛をとかした時の音までも繊細に録音してくれます。

まとめ

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