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ティップアンドトリックの広告が恥ずかしい理由と対策方法

2023年8月22日

「ティップアンドトリック」という情報サイトについて怪しい、悪質だという声が上がっています。そこで、本記事では「ティップアンドトリック」はどのような情報を発信しているのか、サイトについて具体的にどのような評判があるのかを調べてみました。

ティップアンドトリックは情報サイト

「ティップアンドトリック」に関して、多くの人が良くない印象を持っているようです。一見すると情報が豊富にまとめられているように見えますが、実際の内容は雑多で、多くの広告が散見されます。
音声付きの動画広告もあり、音量をONにしている人には不快感を与える可能性があります。特に動画広告はスクロールすると画面左下に移動し、閉じるためにはバツボタンをクリックする必要があります。
記事を閲覧しようとするといきなり広告が出てきて戸惑います。また、記事は見出し1つがとても短く、内容が濃いとは感じられません。
見出しごとに「次」をクリックしなくてはならず、広告が挟まるのであまり読みたいという気にはなれないので、いい印象を持たれないのではないでしょうか。

ティップアンドトリックには不快な広告写真が載っている

Microsoftのコミュニティにおいて「ティップアンドトリック」について不満を訴えている方がいました。
MSNのニュースアプリを利用している人が「ティップアンドトリック」の広告が出てくるが、その内容が悪質である、深いな写真であると訴えています。
コニュニティに掲載されている相談では”便器の写真”が広告として載っているとのこと。赤い水が流れている便器の写真は誰が見ても不快に感じるようで、同じ意見を持っているという人が286人もいました。(2023年8月時点)
「ティップアンドトリック」のこんな広告をずっと掲載するのなら、MSNのニュースアプリを削除することも検討しているということです。
これに対する返信としては、「ここはMSNのコミュニティであって、ニュースアプリのサイトではないので、MSNのニュースサイトに直接フィードバックしては」という回答がありました。
確かに毎回便器の写真が載っているのを見るのは不快になるでしょう。

ティップアンドトリックは「悪質・怪しい」という声が多い

「ティップアンドトリック」の広告については多くの人が不快感を持っているらしく、ネット上で「怪しい、悪質だ」といい評判がありません。
しかし、確かに「ティップアンドトリック」を見てみると、カテゴリ別に分かれているはずなのに、「クリーニング」のカテゴリの中に客室乗務員の話、クマの話が出てきます。
どのカテゴリを見ても同じように、カテゴリに則った記事は散見されるものの、大部分が関係のない記事なのです。
結局、「ティップアンドトリック」のような情報サイトは怪しい内容でも、PVさえ増やせればいいと考えているようです。

ティップアンドトリックに対するよくない評判

ここからは「ティップアンドトリック」がどんなに悪質な情報サイトなのか、どんな広告が掲載されているのか、被害に遭った方々の評判を紹介していきます。

GoogleAdSense(グーグルアドセンス)を使用している

「ティップアンドトリック」はコンテンツとしての価値が全くないのに、Google AdSense(グーグルアドセンス)を使用していると指摘している方がいました。
Google AdSense(グーグルアドセンス)は、誰かがサイトを訪問し、広告をクリックすると収益が発生するという仕組みです。
「ティップアンドトリック」は悪質で広告が多く、次ページに行く度に広告が表示されます。ただし、広告自体は自分で選択することはできないので、指定しているスペースに広告が掲載される仕組みです。
悪質に感じられますが、広告を表示させるためにページ数を多くしているのでしょう。

広告を何度も表示

「ティップアンドトリック」を利用する方にとって、このサイトは悪質だという評判があります。
広告を多く表示させるためにコンテンツを無理に分割し、ページ数を増やしていると感じているのです。
特に、1ページで十分にまとめられる情報を、複数ページに分けて提示するスタイルに対し悪質だと感じています。
このサイトは利用者にとって不便であるばかりか、広告の写真を表示するための手段として利用されているのでは。
ページの切り替えごとに同じ情報を繰り返し閲覧しなければならず、これがストレスや不満の要因となっているのです。

アクセス数を伸ばすためにコラ画像を使っている

「ティップアンドトリック」に対して、悪質だと不満を持つ方は他にも存在します。
「ティップアンドトリック」は、アクセス数を増やすために悪質なコラージュ画像を使用したり、トップに掲載される写真に誤解を招くようなものを使用しています。
ここで言うコラージュ画像とは、たとえば柔道の試合中に女性選手の道着が不自然にはだけているような写真を指します。これは通常の試合では考えられないことですが、こうした悪質なコラージュ画像が使用されることで、記事の内容に興味を引こうとしているのかもしれません。

内容が薄い

「ティップアンドトリック」に対して内容が薄いと感じている方がいます。
5行くらいで次ページになり、広告のクリックする場所をズラしているので、クリックしないようにしても、誤ってクリックしてしまうことがあるとのこと。
音声をオフにしていても、動画の広告には音声があり、それが流れるので不快だと感じているのです。
「ティップアンドトリック」を見るのも嫌なので、ブロックしている方がいます。
あまり内容のない情報サイトの広告が流れているのは嫌なものです。そういう場合はブロックや表示しないを選択することで、掲載されなくなる可能性があるので試してみてください。

有益な内容もあるが広告が多い

しかし、「ティップアンドトリック」には有益な情報もないわけではありません。
ただし、そのような情報を探し出すのは一苦労です。また、X(Twitter)上では「ティップアンドトリック」の記事を紹介するユーザーも存在しますが、その紹介記事を読んで幻滅する声も少なくありません。
有益な情報も無益な情報も広告が溢れており、結局、多くの人々が最終的に読むことを中断してしまうのです。

【問い合わせ】からクレームを送ることもできる

「サイトを閲覧したが、個人的には期待外れだった。有益な情報が少なく、時間の無駄と感じた。もっと充実した内容を提供してくれる情報サイトがあれば良いのに」と考える方も多いでしょう。
このように考えたとき、改善を求める声をどこに届ければ良いのでしょうか。改善策や提案を行う方法についての情報を得たいと思う方も多いことでしょう。
そこで、「ティップアンドトリック」に問い合わせる方法を調べてみました。

「WeBlog Media B.V.」というオランダの会社

「ティップアンドトリック」を運営しているのは「WeBlog Media B.V.」というオランダの会社です。
現時点では「ティップアンドトリック」に対し、個人がコメントをしたりできるような仕様にはなっていません。
しかし、サイトにある「問い合わせ」からメールを送ることはできます。(問い合わせフォームのところにも広告が掲載されていますが)
不満を感じている人はここにメールで問い合わせてみるのもいいでしょう。

有益な情報サイト10選

「ティップアンドトリック」のようなあまり有益ではないサイトではなく、利用するのなら有益な情報サイトを利用したいものです。
そこで、これからは利用者が有益だと評価している情報サイトを10個ご紹介いたします。

GIGAZINE

「GIGAZINE(ギガジン)」は2000年4月から運営をしている老舗ニュースサイトなので、知っている人も多いのでは。
名前の由来はギガバイト級のマガジンである、というところから名付けられています。ほかのニュースサイトでも配信されているので、名が知られています。
カテゴリはレビュー、モバイル、ネット関連から映画やアニメ、生き物まで多岐にわたります。

東洋経済オンライン

「東洋経済オンライン」は、日本最大級のニュースサイトとして高い評価を受けています。
その月間のページビューは約2億ビューにも上り、ビジネス関連のオンラインニュースとしては圧倒的な1位の地位を誇ります。
ビジネスや経済に関する情報を幅広く提供しており、独自の経済関連ニュースを中心に展開中。
豊富なコンテンツと信頼性の高い情報で、経済に興味を持つ利用者にニュースを届けています。

ITmedia

「ITメディア」は、IT関連のニュースを網羅的に提供している注目のサイトです。
徹底した取材活動を行い、独自の情報を発信することに力を注いでおり、幅広いテーマや話題のトピックから、企業向けのIT情報まで幅広いカテゴリが分かれており、利用者は自分が求める情報を迅速に見つけられるのがポイントです。
信頼性の高い情報と使いやすいサイト構成が、IT業界や技術に興味を持つ人々におすすめです。

ビジネス+IT

「ビジネス+IT」は、ビジネスとITの分野に焦点を当てたニュースサイトです。
主な特徴として、ビジネス関連のニュース、テクノロジー、ビジネス戦略に関する記事が掲載されています。読者の関心に合わせて記事を解説するため、利用者にとって非常にわかりやすい内容になっています。
また、エンターテインメントの中にビジネスの機会が潜んでいることなども興味深く書かれています。
ビジネスとITの両分野に関心を抱く読者にとってもおすすめのニュースサイトです。

ferret

「ferret(フィレット)」は、国内有数のウェブマーケティング情報収集サイトで、最新ニュースだけでなく、SEOの情報や基礎的な知識も提供されています。
「ferret」は、情報収集というだけでなく、ウェブマーケティングを初めて学びたい人々にも価値のあるニュースサイトです。
特に、ウェブマーケティングについて必要な情報を噛み砕いて提供しており、新たな学習を始める人々にとって役立つサイトになるでしょう。

バズ部

「バズ部」とはSEOを中心としたデジタルマーケティングについての記事を発信している情報サイトです。とはいえ、「バズ部」が発信しているのは、調査した結果を掲載する一般のニュースサイトとは違い、デジタルマーケティングの実践を応援しています。
利用者はどのようにすることがブログでの集客になるかのヒントを受け取ることができます。
ブログやサイトでの集客について書かれた記事もありますし、「バズ部」で無料で相談を受けることもできます。

@IT

「@IT」はITエキスパートのための情報サイトです。
最近話題になっている画像を生成するAIについて書かれていたり、ITに関わるあらゆる情報を得ることができます。
ただし、一般向けというよりは、ITを専門的に勉強している、仕事にしているという利用者にとって役立つ情報が掲載されているので、ITで仕事をしたいと思っている人におすすめのサイトです。

GIZMODO

「GIZMODO(ギズモード)」はガジェット関連からトレンドアイテム、また、生活全般で役に立つ情報サイトです。
ファッションや掃除、スマホのお得プランなど利用者が飽きない内容が盛り沢山です。
さまざまな方面のニュースを扱っているため、老若男女問わず楽しめるニュースサイトとしておすすめです。

Impress Watch

「Impress Watch」はカルチャー、エンタメ、生活情報全般において情報を提供するサイトです。幅広いテーマをカバーしているため、利用者はさまざまな知りたいことを、このニュースサイトで知ることができます。
また、専門記事や解説記事も多いので、さまざまな利用者に適しています。

WIRED

「WIRED(ワイアード)」は、幅広い情報を提供するサイトです。元々雑誌として誕生し、今では多岐にわたるトピックを提供しています。
特に、日常生活におけるIT技術の影響に焦点を当て、わかりやすく解説しています。
「WIRED」ではさまざまな情報を一つの場所で収集できるので、多方面の情報に触れることが可能です。
情報を整理された形で提供するため、効率よく情報を得たい利用者にとっておすすめの情報サイトといえるでしょう。

まとめ

「ティップアンドトリック」トリックについて、その怪しい内情を調べてみました。このようなサイトは有益ではないので、広告が多いと感じたときには閲覧をやめておきましょう。