いろんなゲームを遊べるPS4やPS5ですが、どれくらい遊んだのかやいつまで遊んでいたかなど、プレイ時間が気になることは珍しくありません。
気になる理由自体は人によってさまざまなものがあると思いますが、実際にどんな確認方法があるのかをご紹介していきます。
目次
PS4だけしかプレイしていないプレイヤーがプレイ時間を確認する方法
PS4自体にはプレイ時間を確認する方法はありません。
ですが今現在PS4を使って遊んでいるゲームがある人、つまりPS4プレイヤーが、プレイ時間を知りたいときに取れる方法を4つ説明します。
【方法1】セーブデータを見る
こちらは主に、いつまで遊んでいたかという意味の各ゲームのプレイ時間を見るための方法です。
総プレイ時間を見ることができるかは、ゲーム内のシステムによります。
各ゲーム内で総プレイ時間をカウントするようなシステムがないのであれば、こちらの方法では総プレイ時間を見ることはできないことは注意しておきましょう。
方法としては以下のような手順で、いつまでがプレイ時間だったかを知ることができます。
- PS4にログインする
- プレイ時間が知りたいゲームを起動する
- ゲームの最新のセーブデータを確認する
セーブデータには、PS4内の時計と連動した日付や時間が記載されている場合があります。
【方法2】お知らせメールを見る
プレイステーションネットワーク(PSN)から送られてくるメールには、PS4でのプレイ時間が書かれていて確認できることがあります。 プレイ時間が書かれているメールには大きく分けて2種類あるので、違いを見ていきましょう。
年に一度あなたのPlayStation®を確認する
毎年1月ごろに、昨年のプレイステーションをどのように使ったかをネット上で見ることができる期間があります。
こちらでPS4のプレイ時間や、各ソフトのプレイ時間を見ることが可能です。
ただし公開は期間限定となっています。
たとえば2021年のPS4/5の使用状況は「あなたのPlayStation 2021」で、2022年1月21日から2022年2月20日の間だけ見ることができました。
残念ながら、今はすでにこちらのように公開が終了しています。
2022年の情報も「あなたのPlayStation 2022」で2022年12月14日から1月13日まで公開されています。
「あなたのPlayStation 2022」では以下の条件を満たせば閲覧することができます。
- 適切な地域に登録されたPSNアカウントを持っている
- 年齢が18歳以上
- 2022年1月1日から2022年12月31日までに、PS4もしくはPS5でのゲームプレイを10時間以上
- (PS5使用者)システム設定から「詳細データ」の送信に同意している
適切な地域が具体的にどこかはPSN上に明言はありませんが、アカウント登録時に設定している「国/地域」でシェアプレイなどの制限がプレイステーションでは行われています。
この制限の影響を考えられた条件だと思われますので、日本国内であれば、正しく登録さえしておけば問題はなく見ることができるでしょう。
また期間外になると見ることができなくなるのは困るという人向けに、メールで情報を配信してくれるサービスがあります。
このメールを受け取りたいのであれば、PSNアカウントの「通知の設定」にてソニー・インタラクティブエンタテインメントからのお知らせを希望するよう設定しておく必要があるので、合わせて確認しておきましょう。
ですがこちらの情報には注意点があります。
各ゲームのプレイ時間の提供元は各ソフトではなく、プレイステーション側だということです。
プレイステーションに自分のアカウントでサインインしていると、プレイステーション側は「今遊んでいるのだな」と判断します。
ですが実際は、サインインしている間も席を外したり、ゲームとは別のことをしていたりするのは、珍しいことではありません。
実感として、プレイ時間と情報に差異があると感じる人は少なくないため、参考までに考えておきましょう。
週に一度の情報を見る
メールのサービスとしては、他にも週に一回送られてくる定期配信メールがあります。
内容が毎回違うので、必ずゲームのプレイ時間が載っているとは限りませんが、お得なサービスの情報と一緒に、見ることができたら良いなとお思いでしたら登録しましょう。
PSNのアカウントで各デバイスからサインインした状態で、「アカウント管理」を選び、メール受信に同意すれば届くようになります。
もし迷惑メールに判別されて届かない場合は、以下のドメインを指定して迷惑メールから外すように設定してみましょう。
@email.sonyentertainmentnetwork.com
@psn.jp.playstation.com
【方法3】アクティビティから推測する
PS4ではコンテンツインフォメーションエリアを見ることで、選択したゲームのトロフィーの取得情報を確認することができます。
プレイ時間がはっきり載っているわけではありませんが、各情報を参考にして推測することは可能でしょう。
トロフィーの取得時間から推測する
推測する方法の一つとして、トロフィーの取得時間を確認する方法があります。
PS4でゲームをすると定められた実績を解除することで、トロフィーは手に入るでしょう。その入手時間が、PS4ではアクティビティで確認ができます。
トロフィーの取得時間=実際にプレイしている時間ですから、取得時間を見ればいつゲームをプレイしていたかはわかりますね。
ですがこの方法では、ゲームの総プレイ時間は確認することが難しいのは確かです。
トロフィーの取得率から推測する
確認したいプレイ時間が総プレイ時間なのであれば、取得率を確認する方法もあります。
そもそもトロフィーとはどれくらいゲームを進めているかの目安にもなり、どれくらいのプレイ時間でこれくらいの取得率になったと公開しているプレイヤーは少なくありません。
例えば「Stray」というゲームでは、トロフィーのコンプリートに10時間から15時間程度かかったと公開しているプレイヤーが何人もいます。
これらの情報から、今のトロフィーの取得率が何パーセントかを確認することで、そのゲームを自分は何時間遊んだのかを割り出して推測することができます。
トロフィーは隠し要素ややりこみ要素を含むため、もちろん完全に取得率とプレイ時間が比例するわけではありません。
しかし目安として、半分しかトロフィーがとれていないから5時間くらいのプレイ時間かな?や全てのトロフィーをコンプリートしたから10時間はプレイしているだろう、などの推測は可能です。
自分のプレイ時間を割り出すのであれば、調べたいゲームの総プレイ時間とトロフィー取得率を公開しているプレイヤーを探してみるのも良いでしょう。
【方法4】PS5のフレンドに見てもらう
総プレイ時間をいますぐ確認したい!推測じゃなくてはっきりと数字で出てほしい! そんなふうに考えているのなら、PS5のフレンドに見てもらう方法が一番簡単です。
フレンドにPS5で自分のプロフィールを開いてもらい、ゲームの欄を見てもらいましょう。
ただしプライバシー設定で「ゲームの履歴を見せる」の設定を、「フレンド」などにしておかないと見てもらうことはできません。
もし見れない場合は、「自分のみ」の設定になっていないか確認してみましょう。
PS5なら各ゲーム毎のプレイ時間を確認できる
PS4自体にはプレイ時間を確認する術がなくても、PS5であれば確認はできます。
先にあげた方法をとるよりも、自分で気軽に簡単に確認したいのであれば、PS5の購入も検討してみるのも良いでしょう。
PS5を操作して自分のプレイ時間を簡単に確認する方法
実際にPS5を操作してプレイ時間を確認するには、まず自分のプロフィール画面をPS5で開きます。
PS5のホーム画面右上にあるプロフィールアイコンから、プロフィールを選択しましょう。
選べるタブの中から「ゲーム」を選択し、プレイ時間が知りたいゲームの表示を探します。
すると「プレイ時間:○○時間」と表示されるでしょう。
オンラインステータスをゲーム時にオフラインにしてプレイした時間もこの表示には含まれているため、実際のプレイ時間の確認方法としてはリアルに近いはずです。
PS5で一番プレイ時間が長かったゲームを確認する方法
プレイ時間を確認できたら、今まで自分がどのゲームに一番時間を使ったかも確認してみましょう。
先ほどの確認の方法では、デフォルトではプレイした順に表示されています。 これを、プレイ時間が長い順に並び変えることもできます。
ゲームタブを表示させた状態で、画面左側に表示される「並べ替えとフィルター」を選択します。
「並べ替え」を選択するとソート方法が選べますので、「プレイ時間」の選択肢を選びましょう。
すると表示されていたゲームが、プレイ時間順にソートされます。
【注意点】同じゲームでもPS4版のプレイ時間は反映されない
ただしこの方法でプレイ時間を確認すると、違和感をもつことがあります。
PS4から始めてPS5でも引き続き遊んでいるゲームの、プレイ時間が短く表示されているように感じるでしょう。
これはPS4版のプレイ時間が反映されないためです。
実際のプレイ時間だと考える前に、どのハードでやっていたゲームかは確認しておきましょう。
PS4本体でプレイ時間は「確認」できないが「管理」はできる
PS4はプレイ時間を確認する機能が、PS5よりも劣っているのは確かでしょう。
しかしPS4にもプレイ時間の「管理」の手段はあります。
遊ぶ時間を「管理」する
その手段がペアレンタルコントロールです。 親アカウントからは子アカウントの、1日のプレイ時間がどれくらいだったのかを確認することができます。
PS4で何をしていたのかまでは管理できませんが、やりすぎを確認するためにプレイ時間を確認したいなら有効な手段でしょう。
遊ぶ時間を「制限」する
管理するだけではなく、長時間遊ぶのを未然に防ぎたいというときは、プレイ時間を「制限」する手段もペアレンタルコントロール内で行えます。
PS4で遊ぶ1日あたりの時間の長さや、時間帯などを設定できるので、無意識についやりすぎてしまう悩みを解決することができるのです。
PS5本体でも「管理」「制限」は可能
これらの機能はPS5でも同様に使うことができます。アカウントを工夫してやり過ぎを防ぐことは、PS4でもPS5でも可能といえるでしょう。
アプリを使えばスマホからプレイ時間は確認できる?
スマホから簡単にPSNへサインインできるアプリがあります。
このアプリを使えば遠隔でPS4やPS5を操作できるため、お持ちのiPhoneやAndroidなどの端末に入れておくと便利でしょう。
アプリと連動しても自分の1日のプレイ時間はわからない
ただしスマホからアプリを通じてできることは、PS4やPS5でできることです。
つまり自分の1日のプレイ時間を確認することなど、PS本体でできないことは不可能です。
スマホで手軽に確認できるプレイ時間は?
でもせっかくアプリを使ったのですから、プレイ時間も確認したいですよね。
アプリを使って確認できるのは、この2つのプレイ時間です。
前回のプレイ時間
こちらはセーブデータから、確認することができましたね。
アプリでもセーブデータを確認できるので、前にゲームで遊んだのがいつだったか、外出先で話題になったときにスマホから遠隔で操作して確認できます。
フレンドのプレイ時間
アプリでもフレンドの情報は見ることができるので、フレンドの依頼や削除が可能です。
その画面の中で、フレンドがいつゲームをプレイしているか、オンライン状態かを確認することができます。
まとめ
PS4でプレイ時間を確認しようとすると、PS4自体にはプレイ時間を記録する機能がないため、その方法には工夫が必要です。
この工夫が難しそうであれば、PS5の購入もより価値があると感じられるでしょう。
自分がプレイ時間を知りたい理由を、しっかり考えてみる機会になれたなら幸いです。