いろんなゲームで遊べるPS4やPS5は幅広い年齢の方々に人気です。
子どもも夢中になってゲームを楽しんでいますが、どれくらい遊んだのか「プレイ時間」が気になります。
ゲームのプレイ時間を確認したい場合、どんな方法があるのでしょうか。
今回はPS4・PS5でゲームのプレイ時間を確認する方法などを解説します。
目次
PS4のみでPlay時間は確認可能?
PS4(PlayStation4)・PS5(PlayStation5)は、世界中で大人気のゲーム機です。
ゲームソフトは様々なジャンルがあり、子どもから大人まで楽しんでいますね。
大人でもPS4やPS5のゲームにはまって寝不足気味・・・なんて話もよく聞きます。
大人ですらゲームに夢中になってしまうのですから、ゲーム機から離れないお子さんに手を焼いている保護者の方も多いでしょう。
仕事に行っている間など、お子さんがどのくらいの時間、ゲームをしているのか気になるのも当然です。
しかし残念ながら、PS4については「プレイ時間」の確認はできません。
ただ、絶対に確認できるというわけではありませんが、ゲームによってはプレイ時間がわかる場合もあります。
【方法1】セーブデータを見る
いつまで遊んでいたか、各ゲームのプレイ時間を見る方法です。
総プレイ時間を見ることができるかは、ゲームソフトのシステムによります。
各ゲーム内で総プレイ時間をカウントするようなシステムがない場合、こちらの方法で総プレイ時間を見ることはできません。
各ゲームのプレイ時間を見る方法は以下のようにして行ってください。
- PS4にログイン
- プレイ時間が知りたいゲームを起動
- ゲームの最新のセーブデータを確認
セーブデータには、PS4内の時計と連動した日付や時間が記載されている場合がありますので、そこをチェックしましょう。
【方法2】お知らせメールを見る
プレイステーションネットワーク(PSN)から送られてくるメールには、PS4でのプレイ時間が書かれていて確認できることがあります。 プレイ時間が書かれているメールには大きく分けて2種類あるので、違いを見ていきましょう。
年に一度あなたのPlayStation®を確認する(サービス終了)
1月1日から12月31日までの総プレイ時間の中で、10時間以上プレイしていた場合、総プレイ時間を確認できるシステムがありました。
当時は、「あなたのPlayStation2021」をチェックできるようになっており、1年の中でプレイした時間や獲得したトロフィー、ゲーム数などを確認できました。
確認方法も、「あなたのPlayStation2021」へアクセス・ログインするだけだったのですが、現在このサービスは終了しています。(あなたのPlayStation2021)
週に一度の情報を見る
メールのサービスとしては、他にも週に一回送られてくる定期配信メールがあります。
内容が毎回違うので、必ずゲームのプレイ時間が載っているとは限りませんが、お得なサービスの情報も知らせてくれるので必要であれば登録しましょう。
- PNSのアカウントでサインイン
- アカウント管理を選択
- メール受信に同意
これでメールが来るようになります。
もし迷惑メールに判別されて届かない場合は、以下のドメインを指定して迷惑メールから外すように設定してみましょう。
@email.sonyentertainmentnetwork.com
@psn.jp.playstation.com
【方法3】アクティビティから推測する
PS4のコンテンツインフォメーションエリアを見ることで、選択したゲームのトロフィーの取得情報を確認できます。
プレイ時間がはっきり明記されているわけではありませんが、各情報を参考にしてプレイ時間を推測することは可能でしょう。
トロフィーの取得時間から推測する
推測する方法の一つとして、トロフィーの取得時間を確認する方法があります。
PS4でゲームをすると定められた実績を解除しトロフィーを手にすることができます。
そのトロフィーを入手できるまでの時間を、PS4のアクティビティで確認できます。
トロフィーの取得時間=実際にプレイしている時間ですから、取得時間を見ればいつゲームをプレイしていたかはわかりますね。
ただしこの方法では、ゲームの総プレイ時間を確認することが難しいのです。
トロフィーの取得率から推測する
確認したいプレイ時間が総プレイ時間なのであれば、取得率を確認する方法があります。
トロフィーについては、「この取得率になるまでどれだけプレイしたか」を公開しているプレイヤーは少なくありません。
例えば「Stray」というゲームを楽しむプレイヤーが、トロフィーのコンプリートに10時間から15時間程度かかったと報告しています。
これらの情報から、今のトロフィーの取得率が何パーセントかを確認することで、そのゲームを自分は何時間遊んだのかを割り出して推測することができます。
ただしトロフィーは隠し要素なども含まれるので、取得率とプレイ時間が完全に比例するわけではありません。
しかし目安として「半分しかトロフィーがとれていないから5時間くらいのプレイ時間かな」「全てのトロフィーをコンプリートしたから10時間はプレイしているだろう」といった推測は可能です。
自分のプレイ時間を割り出すのであれば、調べたいゲームの総プレイ時間とトロフィー取得率を公開しているプレイヤーを探してみましょう。
【方法4】PS5のフレンドに見てもらう
総プレイ時間をいますぐ確認したい場合や、推測ではなくある程度正しい数値が欲しいときには、 PS5のフレンドに見てもらいましょう。
フレンドにPS5で自分のプロフィールを開いてもらい、ゲーム欄を見てもらうのです。
ただしプライバシー設定で「ゲームの履歴を見せる」の設定を「フレンド」などにしておく必要があります。
もし見れない場合は、「自分のみ」の設定になっていないか確認してみましょう。
PS5があればPS4のプレイ時間を確認できる
PS4本体ではプレイ時間を確認することができませんが、PS5があれば各ゲームごとにプレイ時間を確認できます。
PS4とPS5両方持っている場合、表示されるゲームプレイ時間は「PS4とPS5の合算」です。
PS4しか持っていない場合は、上記でも説明した通り、PS5を持っている友だちなどにプレイ時間を確認してもらうといいでしょう。
PS5で最も長くプレイしたゲームを確認する方法
実際にPS5を操作してプレイ時間を確認する方法です。
- 自分のプロフィール画面をPS5で開く
- ホーム画面右上にあるプロフィールアイコンからプロフィールを選択
- ゲームを選択
- プレイ時間が知りたいゲームを表示
こうすると「プレイ時間:○○時間」と表示されます。
オンラインステータスには、ゲーム時にオフラインにしてプレイした時間も含まれているため、実際のプレイ時間の確認方法としてはリアルに近いと思います。
PS5で最も長くプレイしたゲームを確認する方法
プレイ時間を確認できたら、今まで自分がどのゲームに一番時間を使ったかも確認してみましょう。
先ほどの確認の方法では、デフォルトではプレイした順に表示されています。
この表示を、プレイ時間が長い順に並び変えることも可能です。
- ゲームタブを表示
- 画面左側の並べ替えとフィルターを選択
- 並べ替えを選択
- ソート方法で「プレイ時間」を選ぶ
これで表示されていたゲームが、プレイ時間順になります。
【注意点】同じゲームでもPS4版のプレイ時間は反映されない
ただしこの方法でプレイ時間を確認すると、PS4から始めてPS5でも引き続き遊んでいるゲームなのに、プレイ時間の表示が短いのではないかと疑問が出てきます。
これは「PS4版のプレイ時間が反映されない」ためです。
【PS4・PS5】「管理」と「制限」
PS4本体でプレイ時間の確認はできませんが、PS4・PS5共に「管理」と「制限」が可能です。
管理では、当日のプレイ時間を設定することができます。
例えば今日は習い事があるからゲームのプレイ時間は短めにするなど、お子さんのゲーム時間を管理したい場合に利用します。
制限はゲームできる時間を制限する機能です。
お子さんがゲームを続けたいと思っても、時間になればできなくなるため、保護者の方が仕事などで自宅を離れていても安心ですね。
こうした管理と制限は、PS4・PS5共、「ファミリー管理者」が行う必要があります。
PS4の管理と制限
PS4でゲームのプレイ時間を管理・制限する方法を解説します。
お子様がPS4を利用されるときなど、保護者が「ペアレンタルコントロール」という利用制限を設定できます。
保護者がアカウントを持っている場合は大人のアカウントを作成し、「ファミリーを設定する」というところで「今すぐ設定」を選択してからお子様をファミリーメンバーに登録しましょう。
お子様のファミリーメンバー登録
- 設定からペアレンタルコントロールを開きファミリー管理を選択
- サインイン情報を入力
- ファミリーメンバーを登録するを選択
- ユーザーを作成するを選択し画面に従い設定
ファミリーメンバーの登録ができると、お子様がPS4のユーザーとして追加されログイン可能となります。
ペアコントロールの設定については、保護者がお子様にあった設定にできます。
設定できる項目は以下です。
- ネットワーク機能の利用制限
- 遊ぶ時間の管理
- アプリケーションや機器の利用制限
【PS4】遊ぶ時間を管理する方法
PS4では、お子様が遊ぶ時間の長さや時間帯を制限できます。
「遊ぶ時間」は「PS4にログインしている」時間です。
遊べる時間を設定する(タイムゾーンの設定)
- 設定を開く
- ペアレンタルコントロールからファミリー管理を選択
- 画面に従いサインイン情報を入力
- 設定したユーザーを選びタイムゾーンを設定する
遊んだ時間の確認
- 設定を開く
- ペアレンタルコントロールからファミリー管理を選択
- ユーザーごとに遊んだ時間が表示される
遊ぶ時間を管理する方法
- 設定を開く
- ペアレンタルコントロールからファミリー管理を選択
- ユーザーを選択し設定する
遊ぶ時間に制限をかけている場合は、当日に限りますが延長や短縮ができます。
また遊ぶ時間を「制限する」にした場合、PS4で遊ぶ1日当たりの時間・長さ・時間帯など設定可能です。
- 遊ぶ時間の終了
設定時間になると、ゲーム上に「遊ぶ時間の終了」のお知らせポップアップが繰り返し表示されます。
時間が過ぎた際、自動的にPS4からログアウトさせることも可能です。 - 遊ぶ時間の時間帯と長さの設定
毎日同じ時間に設定したり、曜日ごとに設定したり、予定に合わせて変更できます。
【PS5】遊ぶ時間を管理する方法
PS5もPS4同様に遊ぶ時間を管理できます。
- アカウント管理からファミリー管理者もしくは保護者としてサインイン
- ファミリー管理に移動
- お子様のファミリーアカウントを選択
- 「あそぶ時間の制限」横にある「編集」を選択
- 設定したら保存を選択
スマホで確認できるプレイ時間とは
スマホでもゲームのプレイ時間を確認できます。
アプリを使って確認できるのは、以下で開設する2つのプレイ時間です。
前回のプレイ時間
PS4・PS5でもセーブデータから、プレイ時間の角煮ができましたが、アプリでも確認可能です。
外出先でもスマホなら遠隔で操作し、プレイ時間の確認ができます。
フレンドのプレイ時間
アプリでもフレンドの情報を確認できますし、フレンドの依頼や削除をすることができます。
その画面上で、フレンドがいつゲームをプレイしているか、またオンライン状態かといった確認が可能です。
PS5で自分のプレイ時間を非表示にする方法
PS5では自分がプレイしたゲームソフトのタイトルのほか、プレイ時間の履歴が残ります。
この履歴については、他のユーザーも見ることができますが、公開する相手を制限したり、ゲームごとに非表示設定することも可能です。
公開する相手の制限方法や、ゲームごとに非表示にしたい場合の設定などを解説します。
公開する相手を制限したい場合
自分のプレイ履歴について、公開する相手を制限する方法です。
- ホーム画面右上の設定を選択
- ユーザーとアカウントを選択
- プライバシーを開く
- プライバシーの設定とカスタマイズを選択
- あなたのアクティビティーからあなたのゲーム履歴を見ることができる人を選択
(全てのユーザーに対して非公開にする場合は「許可しない」を選ぶ)
ゲームソフトごとに非表示設定したい場合
プレイ履歴は見られてもいいけど、ゲームソフトの表示は嫌という人は、ゲームソフトごとに非表示設定できます。
- ホーム画面右上にある設定を選択
- ユーザーとアカウントを選択
- プライバシーを開く
- プライバシー設定の確認とカスタマイズを選択
- あなたのアクティビティーからあなたのゲームをほかのプレイヤーに非表示にするを選択
ゲームごとに公開の表示・非表示を切り替える
相手に表示させたくないゲームソフトに決定ボタンを押してチェックマークを付ければ非表示設定
相手から見ると「このプレイヤーはゲームを公開していません」と表示されることになります。
まとめ
PS4はプレイ時間を記録する機能がないため、プレイ時間を見るためにちょっと工夫が必要です。
PS5やフレンドに依頼して、プレイ時間の確認ができますが、保護者の皆さんがお子様のプレイ時間について制限したいと考えている場合は、最初からプレイ時間の制限と管理を設定しましょう。
ゲームは色々と思考しますし、お子さんにとってお友達と楽しくコミュニケーションが取れるものでもあります。
ただし、あまりにものめりこみすぎているお子さんには、保護者の方がうまく制限と管理を行うことが必要です。
PS4もPS5もゲームの制限や管理ができるので、プレイ時間やタイムゾーンなど約束事を決めて対応しましょう。