Amazonでは、注文をキャンセルや返品をすると返金対応が可能です。
ただ、SNSなどを見ていると返金されないで困っているなどの声も見かけます。
この記事では、返金されない理由や反映するまでの時間、注文キャンセルの手順などを紹介します。
目次
【Amazon】キャンセルリクエストしたのに返金されない理由
世界的なショッピングサイトのAmazonでは、さまざまな理由で注文のキャンセルができ、返金も行われます。
ただ、キャンセルしたはずなのに「返金されていないのでは?」と感じているユーザーが多いようです。
そこで、Amazonでキャンセルしたのに返金されない理由を紹介します。
【前提】キャンセル後にすぐ返金されるものではない
まず前提として理解しておくべきポイントが、キャンセルをしたからといってすぐに返金されるものではないという点です。
Amazonなどのネットショッピングでは、クレジットカードをはじめとするさまざまな支払い方法で決済できます。
Amazon側が注文キャセルを受け付けて、その決済方法の会社に返金手続きをするので即日返金されないのが一般的です。
返金までの期間がどのくらいになるのかは決済方法によって変わるので、キャンセル後すぐに返金されないということは理解しておきましょう。
キャンセルができていない
Amazonで注文キャンセル後、何日か経過しても返金されない場合は、うまくキャンセルできていない可能性が出てきます。
その場合は、正しく注文キャンセルができているのか確認をしてみましょう。
キャンセルの手続きができているのにも関わらず返金されない場合は、カスタマーセンターに問い合わせをしてみてください。
キャンセル不可の商品の返金リクエストしている
Amazonでは、すべての商品が注文キャンセルできるわけではありません。
キャンセルボタンがそもそも設置されていないので、間違ってキャンセルできてしまうことはありませんが、キャンセル不可の商品もあるということは理解しておきましょう。
システムの不具合
Amazonのシステム不具合によって返金されないこともあるようです。
その場合は、返金されない旨をAmazonに問い合わせをすれば状況を確認したうえで返金対応してもらえます。
ストアによる対応拒否
Amazonの中には、個人が出店しているストアもあります。
中には悪徳業者のようなストアもあり、キャンセルしていて、商品も手元にないのに返金されないようなこともあるようです。
その場合も、Amazonカスタマーサービスの問い合わせをすれば状況を確認し対応してもらえます。
少額だったとしても、注文キャンセルによる返金がされない場合は、必ずカスタマーセンターへの問い合わせをするようにしましょう。
【Amazon】返金までにかかる時間
注文キャンセル後に一定期間経過しないと返金されないと紹介しました。
では、決済方法毎の返金までにかかる時間の目安を紹介します。
※参考サイト:Amazon
クレジットカード
クレジットカード決済の場合は、商品の返品を受領してから1〜3日程度で返金されます。
返金方法は、クレジットカードへの返金と、Amazonギフトカードへの返金の2種類から選べます。
クレジットカード会社によっては、一旦請求されてから返金になる場合もあります。
請求されたからと言って返金されないものではないので理解しておきましょう。
代金引換
代金引換を決済方法にしている場合、商品の返品を受領してから1〜3週間程度で返金されます。
返金方法はAmazonギフトカードか、銀行振込みを選ぶことができます。
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いから決済方法を選んだ場合、商品の返品を受領してから1〜3日程度で返金されます。
こちらもAmazonギフトカードもしくは銀行振込での返金が可能です。
キャリア決済
キャリア決済を支払い方法にしている場合は、商品の返品を受領してから1〜3日程度で返金されます。
返金方法は、キャリア決済のサービス事業者経由で返金されます。
クレジットカードのように、一旦請求される場合がありますが、返金されないことはないので覚えておきましょう。
Paidy(あと払い)
Paidyの場合は、商品の返品を受領してから1〜3日程度で返金されます。
返金方法は、Paidyを通じて返金されます。
すでに支払いが完了している場合は、Paidyのカスタマーセンターに問い合わせをすれば銀行振込で返金することも可能です。
PayPay
PayPayの場合は、商品の返品を受領してから1日程度で返金されます。
返金方法は、PayPay経由で行われます。
返金までの期間は最も短いのが特徴です。
Amazonギフトカード
Amazonギフトカードの場合は、商品の返品を受領してから1〜2日程度で返金されます。
Amazonギフトカードの残高に返金されるので、されているかのチェックも簡単です。
Amazonポイント
Amazonポイントで支払いをした場合、商品の返品を受領してから1〜3日程度で返金されます。
Amazonポイントにそのまま返金されるので、ポイントを確認すれば返金されていないかもすぐに確認できます。
パートナーポイントプログラム
パートナーポイントプログラムの場合は、商品の返品を受領してから3〜5日程度で返金されます。
それぞれのプログラムのポイント残高に返金されます。
【Amazon】キャンセル・返金状況の確認方法
では、Amazonで注文をキャンセルする手順を紹介します。
発送前・発送後・受け取り後などそれぞれのキャンセル手順を見ていきましょう。
また、Amazonプライム会員のキャンセル方法と返金状況の確認手順も一緒にみていきましょう。
発送前
発送前の商品をキャンセルするのは非常に簡単です。
- 「Amazonショッピングアプリ」を起動
- 「人型アイコン」をタップ
- 「注文履歴」をタップ
- 注文キャンセルしたい商品が発送前であることを確認してタップ
- 「注文をキャンセル」をタップ
- 「チェックした商品をキャンセルする」をタップ
上記の手順で注文がキャンセルされます。
発送準備中の場合は、まだ決済が完了していない場合もあるので、請求もされずに返済もされないこともあるので理解しておきましょう。
発送後
発送後に注文をキャンセルするには、上記の手順でキャンセルリクエストを行う必要gがあります。
ただ、キャンセルリクエストでは対応できない場合があり、その時は受け取り拒否オプションで対応が必要です。
Amazonでは、配送業者にキャンセルする旨を伝えて受け取らない手続きをしてもらうことでキャンセルが可能です。
「受け取り拒否=配達に来たのに無視をする」という意味ではないので注意しましょう。
受け取り後
商品を受け取った後にキャンセルしたい場合(実際には返品)は、まず返品が可能なものかを調べる必要があります。
- 食糧
- 飲料
- 本や雑誌等
- 植物
- 大型家具
- 大型家電
これらの商品は、自己都合での返品はできません。
それ以外のものでも、返品できない可能性もあるので、気になる方はAmazonのカスタマーサポートで返品可能か相談してみてください。
Amazonプライム会員登録
Amazonの有料会員「Amazonプライム」での返金が可能です。
ただ、特典を使っていないことが条件です。
特典を使っている場合は、更新日まで使えて返金はされないので覚えておきましょう。
※Amazonプライム会員の解約についてはこちらの記事をご覧ください
返金状況の確認方法
返金の進行状況を確かめるには、注文履歴からキャンセルした商品の概要を見ることで確認できます。
返金されない期間が先述したよりも長い場合は早めにカスタマーサービスに問い合わせをすることをおすすめします。
【Amazon】受け取り後に注文をキャンセルできる条件
Amazonでは、受け取り後に注文をキャンセル(返品)するための条件が設けられています。
条件を満たさないと全額返金されない場合があるので注意しましょう。
未使用・未開封
Amazonでは、未使用・未開封品に限り、商品代金全額を返金してもらえます。
開封してしまった場合は、商品代金の50%を請求されるので注意しましょう。
不良品
届いが商品が不良品だった場合は、商品代金やそれ以外にかかった手数料を含めて返金対応してもらえます。
返品ではなく、同じ商品との交換も可能なので覚えておきましょう。
受け取りから30日以内
Amazonでは、返品できるのは受け取りから30日間と決められています。
30日が過ぎると不良品であっても返品や交換の対応はされないので注意が必要です。
どうしても開封できない理由がない限り、届いたら開封して不良品でないかのチェックだけでも行うことをおすすめします。
【Amazon】キャンセルに関する注意点
Amazonのキャンセルに関する注意点を紹介します。
自己都合の返品の場合は送料が自己負担になる
Amazonでは、返品も受けてくれる場合がありますが、自己都合の場合は返品する際の送料が自己負担になります。
不良品であれば着払いで問題ありませんが、自己都合の場合はそうはいきません。
ネットショッピングの落とし穴にもなりうるポイントなので理解しておきましょう。
クーポン利用時は反映されない
クーポンやキャンペーンを活用して安く購入した場合は、返金対応されない可能性があると公式サイトで紹介されています。
クーポンやキャンペーンを利用した場合に返金を希望する場合は、しっかりと確認した上でキャンセルを行いましょう。
※参考サイト:Amazon
注文キャンセルをし過ぎるとペナルティを受ける可能性あり
Amazonでは、注文のキャンセルや返品をし過ぎるとペナルティを受ける可能性があります。
大量の商品の購入や支払いが滞る場合は、アカウントがペナルティを受ける可能性があると書かれていますが、業務妨害になるようなキャンセルが続くのも同様です。
本当に必要な場合のみキャンセルや返品をするようにしましょう。
まとめ
Amazonで注文キャンセルをして返金されない理由や返金までにかかる時間などを紹介してきました。
Amazonに限らず、ネット通販では実店舗での返金と違いキャンセルや返品をしてもすぐに返金されるものではありません。
サイト毎に返金までの時間は違います。
Amazonでは返金までに最低でも1日はかかるので理解しておきましょう。