「08006000600」はバックスグループの電話番号で、国民年金での未納の督促の電話です。折り返しや着信拒否をしても大丈夫なのか解説します。未納の督促は無視することなく、支払いが困難な場合には、状況次第では減免制度もあるので検討・相談しましょう。
目次
08006000600からの着信はどこから?電話の内容は?
08006000600からの着信はどこから?登録されていない電話番号から電話が来ると焦ってしまいますよね。
実は08006000600からの着信は、バックスグループという民間企業からの国民年金の未納への督促の電話です。
08006000600からの着信電話のバックスグループとはどんな企業で、どんな権限を持ち、私たちにどのような関わりがあるのかを解説していきます。
一緒に順番に確認していきましょう。
バックスグループの企業概要
ではまず、バックスグループの企業概要を紹介していきましょう。バックスグループは、平成元年に創設されて、現在は500人近い従業員数を誇る企業となります。
会社名 株式会社バックスグループ
本社所在地 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル14階
設立 平成元年4月14日
事業内容 販売促進フィールドマーケティング
公共案件の受託業務管理
WEBシステムの受託・開発・運用管理
資本金 423百万円
代表者 代表取締役社長・岡田 努
売上高 15,141百万円(令和3年3月期)(連結)
従業員数 グループ合計 494名(社員・契約社員合計/令和3年3月末現在)(引用:バックスグループ会社概要HP)
バックスグループは日本年金機構からの収納事業委託業者の一つ
「08006000600」バックスグループは日本年金機構からの、収納事業委託業者の一つです。主な業務として、国民年金を一定期間の未納にしている人へ、督促の連絡をすることが挙げられます。
バックスグループが管轄する地域としては、東京都の一部、埼玉県、静岡県、愛知県、富山県、石川県、岐阜県、三重県などが該当します。
バックスグループはこれらの地域において、日本年金機構から正式に委託された民間企業ですから、「08006000600」からの電話は決して怪しげな内容でないことがわかります。
バックスグループの用件は国民年金未納の案内や督促
バックスグループの主たる用件は国民年金未納の案内や督促と説明しました。それが電話番号「08006000600」からの連絡に始まります。
電話連絡が主体となりますが、全く連絡が取れない場合には、自宅訪問するケースもあるようです。但し訪問があったとしても、その場で「取り立て」などは絶対にしませんので、その点はご注意下さい。
08006000600への折り返しは基本的に必要無し
「08006000600」への折り返し電話は、基本的には必要無しです。「08006000600」への折り返しが基本的に必要無しと言われているのか解説をしていきますので理由をチェックしましょう。
思い当たりのある人は国民年金機構に直接連絡すれば問題無し
国民年金の未払いに思い当たりのある方は、国民年金機構に直接連絡すれば問題ありません。そもそもバックスグループには督促をする業務は委託されていても、未払い年金の集金業務などには一切関与しません。
未払い分の年金は、過去2年分まで遡って照会可能で、その分の支払いも可能です。申請も何もせずに未払いのままで放置しますと、年金受給年齢に達してから困ることが起きますので注意しましょう。
国民年金の未納・滞納がもたらすデメリットについては、このあとの章で細かく解説します。