さて、今回はアプラスの医療保険について見ていきました。
ただ、医療保険自体は加入することにより様々なメリットを受けることができます。
では医療保険への加入のメリットを6つご紹介します。
目次
万が一の時にまとまったお金
万が一、医療費が貯金額を上回ったとしても医療保険に加入しておけば差額を補填することができます。
20~30代は絶賛貯金中の方が多く、いきなり100万円規模の出費は厳しいかもしれません。
将来的には十分な貯金ができるにしても、貯めている最中に事故や病気になってしまえば全て水の泡になります。
そのため、医療保険に加入しておけば貯金ができていないタイミングだったとしてもまとまったお金を受け取ることが可能です。
幅広い保障範囲
医療保険は、
- 定期保険
- 終身保険
などの死亡保険とは異なり、被保険者が生存している限りけがや病気のほとんどをカバーしてくれます。
幅広い保障範囲に関しては、医療保険がダントツです。
特約で保障内容のカスタマイズが可能
医療保険の特徴の1つに、特約で保障内容のカスタマイズが可能であることが挙げられます。
「特約」とは、
- 入院給付金
- 手術給付金
などの他に付帯することができるオプションのことを指します。
ここでは、
- 通院特約
- 三大疾病特約
- 先進医療特約
の3つの特約を例に解説を進めます。
通院特約
通院特約とは、けがや病気で入院して退院した後に多額のお金が必要になった場合に適用されます。
通院した回数に応じて、給付金を受け取ることができるため退院後の資金の心配は必要ありません。
2020年以降、医療の進歩が目まぐるしくなっており入院日数は徐々に減少。
その代わりとして通院治療が重要視されているのです。
三大疾病特約
三大疾病特約とは、日本人の死因TOP3にあたる
- がん
- 急性心筋梗塞
- 脳卒中
の3つをカバーした特約です。
ただ三大疾病特約は保険会社によって内容が異なりますが、もし三大疾病にかかってしまった場合でも
- 医療費用
- 入院費用
- 通院費用
の3つが保証されるのは共通しています。
先進医療特約
先進医療特約とは、厚生労働大臣が許可している高度な医療を用いた治療を受けられる特約のことです。
保険適用内の治療では治りそうもない病気でも、先進医療であれば症状を軽減することができることもあります。
ただ、先進医療の技術料金に関しては一般的な医療保険が適用されませんので
- 陽子線治療:約270万円
- 重粒子線治療:約300万円
ほどの治療費がかかります。
終身保障の選択も可能
医療保険では、終身保障の選択も可能になっています。
一般的な終身保障には、
- 終身医療保険
- 定期医療保険
の2つが選択肢として与えられていることが多いです。
終身医療保険
終身医療保険は、60~65歳までに保険料の払い込みを完了させることでその後の保険料が0円になるというものです。
年金を受給する前にすべての保険料を支払うことで、老後の負担を減らす目的があります。
定期医療保険
定期医療保険とは、一定期間に限定されますが医療保険を受けることができる保険です。
この「一定期間」は5年か10年に2ケースに分かれることが多く、加入してから終身医療保険よりも保険料が安いことが特徴的です。
しかし、定期医療保険は年齢に応じて保険料が増減する仕組みですので高年齢になればなるほど保険料は高くつきます。
そのため、結果的に終身医療保険よりも高くつくことがあるのです。
生命保険料控除
平成24年以降に加入した保険に関して、控除を受けることができます。
一例としては、
- 生命保険料
- 介護医療保険料
- 個人年金保険料
の3つです。
例えば、平成24年1月1日に新しい契約をしていた場合以下の表をご覧ください。
年間の支払い保険料等 | 控除額 |
20,000円以下 | 支払保険料等の全額 |
20,000円超40,000円以下 | 支払保険料×1/2+10,000円 |
40,000円超80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
引用:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1140.htm
このような控除を受けることができるようになっています。
医療費控除が受けられる
医療費控除とは、自分だけでなく配偶者などのために支払った医療費を控除するものです。
ただ全額控除されるわけではなく、保険会社が定める一定金額を超えた場合のみ差額分が控除対象になります。
控除金額は、(実際に支払った医療費の合計額-(1)の金額)-(2)の金額で計算することができ
- (1):保険金などで補てんされる金額
- (2):10万円
を当てはめて計算します。