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タレコミ馴れ合いより現在はYouTubeで発信していく時代

「タレコミ馴れ合い」という言葉はどういう風に使われているのか分からない人もいるのではないでしょうか。掲示板でタレコミという主にジャニーズ系の書き込みなどがあります。今はほかのSNSで発信するようになっているのです。タレコミについて紹介しましょう。

Z世代のタレコミ馴れ合いの利用が減少している原因

以前はよく利用されていた掲示板(5ちゃんねるなど)ですが、Z世代(1990年〜2010年代前半に生まれた人々)にはあまり馴染みがないようです。
(Z世代とはアメリカでこの年代の人々を「Generation Z」と呼ぶため日本でもZ世代と言われるようになりました。)
「タレコミ馴れ合い」の内容は、ジャニーズ系の書き込みや独り言・愚痴などの書き込みのことを指しています。その内容は書き込みをする人によっても変わるため、敢えてジャニーズ系だけでななく、別の独り言のような内容も合わせたものとします。
Z世代はそういった内容を「タレコミ馴れ合い」でなければどこでつぶやくのでしょうか。ここでは2つの原因を詳しく紹介していきます。

SNSのコミュニティーの増加

Z世代であってもなくても、現在はSNSのコミュニティが増加しているので、特に「タレコミ馴れ合い」を利用せずともよくなっています。
Twitterをはじめ、インスタグラム、LINE、フェイスブック、You Tubeなどによって自分の本音を言える場所が増えています。
そのようなSNSでは匿名でもそうでなくても思ったことを言えますし、それに対して非難もされません。
もちろん、過激な内容であれば非難する人もいますが、「タレコミ馴れ合い」のような掲示板で発言すると、ひとつの書き込みに対して非難が集中する事態になりやすい状況でした。
今はそういう流れが変わっているのです。

YouTubeやInstagramにで発信する時代に変化

多くの発言の場所が増えたため、特に周囲も気にしないというSNSに変化しているのです。
「タレコミ馴れ合い」のような掲示板では全ての人が匿名で発言することができていましたが、You Tubeやインスタグラムの場合は顔出しをする機会も増えています。
また、内容によっては個人が特定されやすいので下手なことを言うことができません。
もし、誰かに何かを言おうとした場合、自分のSNSに自分だと知られるような情報が書いてある場合は、反論するようなことを書くことは勇気がいりますし、仮にほかのアカウントを作れば自分だと分からないようにできますが、そこまですることかな?と思いとどまってしまうでしょう。
つまり、以前とは違いすべての人が匿名ではなく、今は半匿名のような状態になっているのです。
自分という存在を分かってもらおうとする人々も多くなっていますし、アカウントにフォロワーも増えていけば、誰かの意見に対してフォロワーという味方もいるので、フォロワーが多い人に何を言っても相手にされない、フォロワーが味方してくれるという状態です。
もちろん、そうでない場合も多々ありますが、以前の匿名だらけの掲示板とは明らかに違っていることは確かでしょう。

いつでもどこでも使えるスマホの普及

また、「タレコミ馴れ合い」のような掲示板もスマホで投稿できますが、スマホがあればインスタグラムで今どこにいる、Twitterでこんなことを考えている、などをすぐに投稿できるようになっています。
ちょっとだけムカついた、などはすぐにスマホでSNSで投稿できるのです。
「タレコミ馴れ合い」のような掲示板と違うところは、今のSNSではあまり投稿した内容に対し非難する人がいないということです。
もちろん、投稿する内容によって例外はありますが、掲示板で誰が書いたか分からないような場所とは違い、誰もが非難することはなくなっていることは確かでしょう。
ある程度、SNSでほかの人にも認知されている人であれば、内容にもよりますが、フォロワーが非難することは少ないのではないでしょうか。
ムカついたという投稿に対し、いいねとつける人がいれば自分の気持ちが分かってもらえた、とイライラする気持ちも少なくなりますし、何の反応もなければ、そのまま忘れてしまう人もいるでしょう。
「タレコミ馴れ合い」のような掲示板であったら、誰もが反応してしまうので、ヒートアップしてしまいます。

タレコミ馴れ合いのスレがすぐに消えてしまう

「タレコミ馴れ合い」のスレ(スレッド)は探そうと思っても削除されていることが多くなっています。
理由としてはタレコミ全体を管理している人が不在であり、管理ができなくなっているためです。
そこで、各々の糧(カテゴリーのこと)の管理人が共同で管理をする体制になっています。
「タレコミ馴れ合い」には規約があるのですが、旧「タレコミ馴れ合い」では管理者不在のため、規約を削除することができません。
現在(2022年8月調べ)では、新しい規約と古い規約が共存するという形になっています。

タレコミ馴れ合いのカテゴリー

「タレコミ馴れ合い」に存在しているカテゴリーは主に9つです。
①ジャニ糧(ジャニーズに関する全般や実況など)(現在は閉鎖)
②ジャニナレ(ジャニーズのネタで個人名では立てられない←削除されてしまう。スレッド立ての時間も23時から8時までと決められている)(現在は閉鎖)
③JUMP糧(HeySayJUMPに関する全般)(現在は閉鎖)
④馴れ合い(美容、趣味など多くに関する話題)(現在は閉鎖)
⑤画像糧(素材や壁紙、作成や依頼)
⑥ヲタ活(オタク活動)
⑦テーマ(テーマ話、ジャニーズネタや妄想など)(閉鎖ではないがスレッドは立てられていない)
⑧募集糧(ジャニーズにおいての妄想ネタ)(現在は閉鎖)
⑨魂糧(握手会、イベント、舞台、チケット、ネタバレなど)(閉鎖ではないがスレッドは立てられていない)

タレコミ馴れ合いスレは現在削除されてしまっている

上記のように「タレコミ馴れ合い」には9つのカテゴリーがあるのですが、今では稼働しているものは2つくらいとなっており、そのほかは閉鎖されているか、利用できない状態です。
特にジャニーズ関連のカテゴリーは多くが閉鎖されており、ページが存在していないのです。
やはり、全体を管理者がいないことや、各カテゴリーの管理者同士での連携ができないことが原因かもしれません。

タレコミ避難所があり別のスレが立ち上げられている

「タレコミ馴れ合い」は今はいくつか避難所があり、スレが立ち上げられていますが、ジャニ糧、ヲタ活、募集糧、魂糧にはスレッドなはく、馴れ合い、テーマがスレがあるくらいで避難所も基本的には活気があるとは言い難い様子です。
以前は賑わっていたようですが、利用する人が減っていったのか、決定的な原因は分かりませんが、活動している人は少なくなっています。
書き込みの中には「以前の賑わいはどこにいったのか」、「前の「タレコミ馴れ合い」を復活させたい」と書いている人がいるのが現状です。

タレコミ馴れ合いはYouTubeで発信する時代

では「タレコミ馴れ合い」を利用したい人はどうするべきなのでしょうか。
検索をすれば避難所のような掲示板は出てきますが、閲覧してもとりとめのない書き込みなので、率先して書き込む人も、それに返信する人もいないような状況なので、利用したくてもできません。
現在は「タレコミ馴れ合い」は掲示板ではなくYouTubeで発信するように変化しています。

掲示板ではなく動画で発信する時代

YouTubeでは「タレコミ」というハッシュタグで検索すると多くの動画が出てきます。
YouTubeの「タレコミ」は「タレコミ馴れ合い」と同じようなものかというと、そうではなく本当のタレコミがあったりするようです。
そうはいっても特ダネがあるわけではなく、週刊誌の内容と同じような使い古されたもの、座談会のようなものになります。
YouTubeの「タレコミ」は掲示板の「タレコミ馴れ合い」のような軽い書き込みとは質が違うようです。
どんなものなのか見たい人はYouTubeの「タレコミ」を見てみるのもいいでしょう。

タレコミ馴れ合い公式YouTubeチャンネルが存在

しかし、YouTubeには「タレコミ馴れ合い」の公式YouTubeが存在しています。
とはいっても登録者はわずか4人で動画は5つしかありません。(2022年8月現在)
すべて2カ月前に投稿されているようで、それ以降は更新されていないようです。
「タレコミ馴れ合い」の管理者なのか、そうでないかは分かりませんが、YouTubeで楽しんでもらおうとアップロードしているのかもしれません。

過去のスレッドの投稿が見れる

「タレコミ馴れ合い」の公式YouTubeちゃんねるでは過去のスレッドを見ることができます。
掲示板をどのような動画にしているのかというと、タイトルが出て動画を再生してみると、書き込みが一定の時間で表示されるようになっているので、はっきり言って何だろう?と思ってしまいます。
タイトルは全部で以下の5つです。
①「60分以上の電車遅延で、仕事を遅刻するのは仕方なくない?」
②「新お茶の水駅の長いエスカレーターに乗っていて上から落下」
③「事務員なんだけど、仕事が暇すぎて辛い」
④「メルカリで値下げ交渉している横で即購入するのが楽しい」
⑤「電車で地味にイラつくことランキング」
この5つしかなく、コメントは0件で、閲覧数も1番多くて200回くらいで1番閲覧回数が少ないのは45回でした。
2カ月前にアップロードされているのに、閲覧回数がこんなに少なくては「公式」を名乗っても寂しいばかりではないでしょうか。
これから、もっとアップロードが増えていけばコメント数や閲覧回数も伸びていくかもしれませんが、YouTubeは規制も厳しいのでアップロードする内容も考えなくてはいけません。

まとめ

「タレコミ馴れ合い」という掲示板の存在は実は筆者も今回初めて知りました。SNSが進化していく中でその内容も次々と変化していくので、逆にこういう掲示板が注目されることも、もしかしたらあるのかもしれません。