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保険の代理店は保険会社と顧客の間で各種の保険サービスを提供
保険は売り切りの商品ではなく、契約後も保険金の請求や見直しなどで長期の関係をもちます。このため、保険の代理店が保険会社と契約の間に入って、販売やフォローなどに関する各種のサービスを提供するのです。車のディーラーや不動産業者と同様の役割を果たします。
保険といえば、従来は会社など勤務先にセールスレディの訪問を受け、説明を聞いて契約するということが行われていました。契約すれば、その後も解約するまで長い付き合いとなります。というのも、保険は加入条件や特約メニューなどが複雑で、保険の知識がない人にはどんな保険を選べばよいかわかりにくく、代理店に頼んだ方が安心だったのです。
保険代理店を利用する際に注意すべきポイント
ここでは、保険代理店を利用する際に注意すべきポイントを説明します。
代理店としての実績の確認
優秀な保険代理店はそれだけの実績を有しているものであり、実績を確認するとよいでしょう。営業年数が長く顧客数が多い代理店であれば、それだけ信頼されていることにもなり安心です。また、豊富な経験や実績を期待できます。
担当者への信頼性
いくら代理店の評判が良くても、担当者が親身に対応してくれないようであれば、その代理店に保険を任せる気にはならないでしょう。専門的な知識をもとに、自分にマッチした保険を提案してくれ、契約後のフォローも手厚い担当者なら安心です。
無理に商品を押し付けてきたり、しつこく営業をしてくるようなら別の代理店を探した方が無難かもしれません。
保険代理店の評判や口コミ
保険代理店の評判や口コミもある程度参考になるかもしれません。保険は契約すると長期にわたって関係を持つことになるので、契約までの対応のみならず、契約後のサポートやフォローについてもチェックすると安心です。ただし、ウェブ上の口コミなどは参考程度に留める方がよいでしょう。
保険代理店の種類は『専業と副業』、『専属と乗合』
代理店としての事業形態や保険商品の取り扱いによりいくつかのタイプがあります。それぞれのタイプにメリットとデメリットがあり、自分に合うタイプの保険代理店を利用することが重要になります。
ここでは、保険を専門とするか否かで分類される「専業と副業」、特定の保険会社のみを扱うか否かで分類される「専属と乗合」について説明します。