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XBDEOは架空請求業者?その手口の種類と対処法を詳細解説!

XBDEOという名の架空請求業者が存在するようです。このXBDEOの詐欺の手口の種類にはハガキ、メール、電話など様々な手法があり金銭を騙し取ろうとします。本記事では架空請求被害に遭わないための対処法と相談先、また無視しておいてはいけないケースを紹介します。

XBDEOは「架空請求業者」

先に結論から言いますと、XBDEOは架空請求業者です。ネット上には小規模でも運営している企業や団体などの多くは検索で浮上するものです。しかしXBDEOはGoogleなどで検索してもほとんど出て来なく、XBDEOの被害の相談程度しか出ません。

XBDEOと似た名前のサイトで、XVIDEOSというサイトがあります。XVIDEOSはアダルト動画配信サイトですが、XBDEOはそれに似せた架空請求業者なので、アダルト系の有料動画を視聴した際の未払いがあるという架空請求のメールがくるようです。

アダルト系に限らず、動画配信サービスは数多く存在しますが、それらは全て先に契約をして支払いとなりますので、後になってから未納であるという連絡が来ることはありえないことです。

XBDEOから請求があった時の対処法

XBDEOは架空請求の業者だと紹介しました。ですからXBDEOから請求があっても、金銭を支払う義務は全くありません。

XBDEOから請求が合った場合の対処法は、他の架空請求の業者から請求があった場合と同じく、徹底して「無視」をすることが一番です。

対処法の詳細については後述しますが、XBDEOに限らず架空請求に対する対処法は、最初から完全に無視を貫くことです。なんとなく身に覚えがあって、手口に乗ってしまわないよう気を付けましょう。

架空請求の種類

ここからは、XBDEOなどの架空請求がどのような種類の手口で近寄ってくるのかを紹介していきます。

大別して、代表的な架空請求の手段は5種類あります。架空請求には色々な種類がありますが、普段からよく使う手段を使って架空請求が届くので注意が必要です。

著名な大手企業を語ったり何となく身に覚えがありそうな話から切り込んできたり、架空請求の種類も増えて、XBDEOなど架空請求もより狡猾になってきています。

【架空請求の種類】①ハガキで架空請求

1つ目の架空請求の種類は、ハガキによるものです。通常の郵便物と同じように、ハガキが自宅宛てに届くことがあります。

ハガキを使った架空請求では、業者側にもコスト負担がかかりますが、メールなどよりも信憑性が高くなるので近年増えているといわれています。

内容としては連絡先が携帯の電話番号だったり、架空の住所だったりと稚拙なものが多いようです。しかしよく知られた企業名やサービス名称などが書いてあり、読むと不安になる可能性があるでしょう。

【架空請求の種類】②有名企業を名乗るメールやSMS

2つ目の架空請求の種類は、有名企業を名乗るメールやSMSです。多くの人が利用するECサイトや、大手配送会社などと偽ってメールやSMSを送ってきます。

著名かつ身近な企業を偽って信ぴょう性を諮ってくるので、メール内のリンクへのアクセスを誘導させる手口が多いです。

普段からネットショッピングをよく利用している方ですと、自分が買ったものかと勘違いして、メール内のリンクをクリックすることで架空請求の被害に合う可能性がありますので細部にも注意が必要です。

【架空請求の種類】③有料動画サイトで請求

3つ目の架空請求の種類は、有料動画サイトでの請求です。今回のXBDEOも似たような手口を使っているようです。

有料動画配信サービスは基本的に、契約をした後に請求が来ます。契約がなければ支払う義務もないので、契約をしていないサービスからの請求なら無視しても問題ありません。

お試し期間の満了で、料金が発生していて未納であるなどの手口の種類もあります。家族の誰かがそうしたのかと思い違いして、すぐに連絡を取ることは避けましょう。

【架空請求の種類】④架空請求を解決すると電話がくる

4つ目の架空請求の種類は、架空請求の問題を解決しますよという勧誘の電話内容でかかってくるケースです。

これは架空請求があるとして、仲介業者を偽り代理で電話をしてきて、いかにも助けること目的に思わせる手口です。仲介業者と名乗る者が、実は架空請求をしている会社だということがあるのです。

あなたに架空請求がある、と言われ不安になってしまい、仲介してもらえるならと信用させる種類の手口です。電話で話術に乗せられる前に一度冷静に考え、その請求は正しいものか調べることが重要です。

【架空請求の種類】⑤コンビニ・プリペイド払いを指定してくる

5つ目の架空請求の種類は、コンビニ払いやプリペイド払いを指定してくる方法です。コンビニ払いとは、コンビニに設置してある端末から支払番号を入力をしてコンビニで支払う方法です。

コンサートのチケットをコンビニで発券する方法を架空請求で悪用する種類の手口です。コンビニの端末操作は日頃あまり親しみがない方が多いので、操作手順を鵜呑みにさせ金銭を巻き上げるのです。

プリペイド払いとは、iTunesカードなど電子マネーのカード番号だけを送るように指定してくる方法です。SNSなどでも代わりに買ってきてと頼まれるような事例がありましたが、その方法に酷似しています。

架空請求がきた時の対処法

ここからは、架空請求がきた際の対処法についてを解説していきます。

身に覚えのない架空請求がきた時はまずは焦らず対応することが重要です。その上でどのように対応するか考えるようにしましょう。

①無視する

1つ目の架空請求がきた時の対処法は、まず徹底して無視をすることです。請求に身に覚えがなければ無視をしても問題ありません。

架空請求業者は不特定多数に対してランダムに請求している可能性が高いので、何度も同じように請求がくることはありません。

まともな企業からの未払い請求なら催促の連絡が必ずきます。無視をしても、何度も続けて請求がくるならその時に対処しましょう。電話なら無視するだけで問題ないですが、メールの場合はリンクにアクセスをすることは避けましょう。

②差出人を調べる

2つ目の架空請求がきた時の対処法は、差出人を調べることです。普通に運営している企業ならネットで検索をすれば出るのが普通です。料金が未払いになった場合の支払い方法も、FAQなどで確認することができます。

メールやSNSできた場合は、送り主のメールアドレスをしっかり確認しましょう。差出人の名前は有名企業を偽っても、メールアドレスまでは偽ることはできません。

メールアドレスが有名企業のものでなければ架空請求の可能性が高いので、無視しても問題ありません。「ドメイン」と言って、「@」マークの後の文字列に注意すれば見抜くことが出来るようになります。

③代金は絶対に支払わない

3つ目の架空請求がきた時の対処法は、代金の支払いをしないことです。架空請求業者の狙いは、金銭を不正に回収することに尽きます。

架空請求の可能性がありそうならば、代金を支払うのは専門家に相談してからでもいいでしょう。

業者に代金を支払ってしまって、もしその業者が架空請求の場合には、業者と連絡が取れなくなり金銭を取り戻すのも難しいようです。どうしても困っているなら、まずは誰かに相談してみましょう。

④業者に連絡しない

4つ目の架空請求がきた時の対処法は、業者には絶対に連絡しないことです。

請求が本当なのかどうか確認をしたくて電話してしまうと、相手が言葉巧みに誘導をして、あたかも利用したかのような感覚に陥ってしまう可能性があります。

XBDEOなどの架空請求では、顧問弁護士を偽ってくることもあるようです。連絡してみたら弁護士が出たなどは、パニックになってしまうこともあります。絶対に直接連絡することは避けておきましょう。

架空請求被害にあった時の対処法

ここからは、XBDEOなどの架空請求の被害にあった時の対処法について紹介をしてきます。

架空請求があっただけなら、基本は徹底無視していれば、まず問題ありません。

しかし被害といっても、お金を払わされることだけではなく様々な被害がありますので、それぞれ紹介をしてきます。

【架空被害対処法】①無視する

架空請求の被害対処法は、とにかく無視をすることです。架空請求の被害にあわないためには、最初から徹底して無視をすることです。

自分が使っているサービスでない業者からの請求ならば、不安に思わず思い切って無視をしましょう。

メールやSMSなどなら黙殺して削除でいいでしょう。電話の場合には出ないことにするか、出てしまっても怪しいと思ったら、即切ってしまっていいでしょう。

【架空被害対処法】②住所を教えてしまった場合

架空請求業者に住所を教えてしまった場合の対処法ですが、基本的には架空請求業者が自宅まで請求に来ることはまずありません。

絶対にないとはいいきれませんが、もしも架空請求業者が自宅に来てしまったら、これは警察へ通報できるのでそこまで気にしなくても問題ありません。

【架空被害対処法】③アドレスや電話番号を教えてしまった場合

アドレスや電話番号などの個人情報を業者に教えてしまった場合の対処法ですが、この場合も基本は無視をし続けましょう。電話がかかってくるようなら、着信拒否設定などの対処法を取りましょう。

メールアドレスも迷惑メールの設定をしたり、メールアドレスの変更、フリーメールへの移行など、その教えてしまったアドレスを使わないようにする方法はいく通りもあります。

メールアドレスを知られただけで他の個人情報が漏れてしまうようなことはありませんから、この場合も無視していて問題ありません。

【架空被害対処法】④被害の記録をとっておく

ポップアップ表示などで被害にあった場合は、被害の記録を残しておくようにしましょう。

PCやスマホの画面に直接架空請求が出てきた場合には、スクショなどでその内容を残しておくと、専門家に相談する際など証拠として提示できます。

【架空被害対処法】⑤相談や依頼をする

ここまで、架空請求に対する対処法を紹介してきましたが、基本は無視をすることです。

しかし無視をし続けることで不安が大きくなり、精神的に日常生活に支障が出るのであれば、早めに専門家に相談することをおすすめします。

以下に代表的な相談先を紹介します。

【相談や依頼をする】①警察

実際に被害にあってしまったのなら、警察に被害届を出すようにしましょう。詐欺被害として認められれば相談にのってもらえると思われます。

しかし警察には「民事不介入の原則」、というルールがあり、簡単には動いてもらえないことがあります。

民事不介入の原則とは、契約上のトラブルなどの民事のトラブルだと警察は介入しないというルールのことです。詐欺であっても、契約上のトラブルの場合、取り合ってもらえない可能性があるので注意しましょう。

【相談や依頼をする】②国民生活センター

実害が出ていないのなら、国民生活センターへの相談がおすすめです。消費者センターとも言われ、トラブルの専門家が相談にのってくれます。

電話すれば誰でも相談できるので、まずは国民生活センターの専門家に相談し、その後どう対処すればいいか聞いてみましょう。

【相談や依頼をする】③弁護士

法律の専門家と言えばやはり弁護士です。実害が出ていても、出ていなくても弁護士への相談もおすすめです。弁護士への相談は高いというイメージがあると思いますが、初回のみ30分無料で相談できる弁護士もいます。

弁護士費用がかかるときは適切に契約や請求があるので、まずは相談しその後のことは相談した後に検討してみてもいいでしょう。

普通に生活をしていれば基本的には弁護士にお世話になることはないと思いますが、不安なら思い切って相談にのってもらうのもいいでしょう。

架空請求を無視していけないケース

ここまではXBDEOなどの架空請求の対処法として、基本は無視をするとことだと紹介してきました。

ただし、請求を無視してはいけない場合も実は存在します。ここからは請求を無視してはいけない、2つのケースについて解説していきます。

もしもご自身で、以下に示す2つのケースの架空の請求が来た場合は、適切に対処をしないと被害が大きくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。

ワンクリックウェアに感染した時

無視をしてはいけないケースの1つ目は、ワンクリックウェアに感染したときです。

ワンクリックウェアとは、ポップップで定期的に表示される請求です。ワンクリックウェアに感染して無視し続けると、個人情報が抜き取られる可能性があります。

ワンクリックウェアはウイルスに近いものなので、セキュリティソフトを導入して感染元を除去するようにしましょう。このケースでは、被害が大きくなる前にしっかりと対処しましょう。

裁判所から連絡がきた時

無視をしてはいけないケースの2つ目は、裁判所から連絡がきた場合です。裁判所を名乗って連絡が来ることもあるようなので、連絡があった場合もまずはその裁判所が本当に存在するのか確認しましょう。

本当に存在する裁判所だった場合、無視を続けると民事訴訟に巻き込まれ、知らない間に敗訴になってしまうこともあります。

裁判所から連絡があった場合こそ不安になると思われるので、専門機関である国民生活センターや弁護士に相談することをおすすめします。

まとめ

XBDEOは冒頭で述べた通り架空請求の業者ですから、もしもXBDEOから請求があっても無視して問題ありません。ただし架空請求はXBDEOだけではなく、XBDEOのように明らかに怪しそうな場合には実害に遭う人はそう多くないでしょう。

架空請求業者の手口の種類としては、有料な動画配信サービス、大手の通販サイト、大手配送会社など、私たちに身近な優良企業に成りすまして架空請求を送りつけてくることは常套手段です。

ハガキ、メール、電話、仲介業を名乗る、プリペイドで要求、コンビニ端末と、その種類は数多くあります。XBDEOなどの架空請求への最適の対処法は、徹底して無視することだと心得ましょう。