テレビCMなどでも最近耳にするようになった「レシートアプリ」。レシートを買い取ってもらうことができると言うことで様々なメディアで注目されています。この記事では、レシートアプリの危険性や安全性の高いレシートアプリをご紹介します。
目次
レシートアプリの2つの危険性
早速、レシートアプリの危険性をご紹介していきます。現在ではテレビ番組やネット動画、ラジオなどのCMや広告でも見かけますが、使い方によっては危険性を伴います。使う際は自身で危険性から身を守りつつ利用しましょう。
危険性①個人の特定
レシートアプリは、運営会社に買い物で発行されたレシートの情報を提供してお金を得られる仕組みです。信頼のある運営会社に提供をするなら個人情報の取り扱いは慎重に行なっています。
ただ、運営会社が信頼できないような企業の場合、提出した個人情報をどのように扱われているかわかりません。発行されたレシートをそのまま提供してしまうと、個人の特定につながってしまう危険性もあります。
レシートアプリを導入するに前に、どのような企業が運営をしているのかやそのアプリの評判などどの程度の危険性があるのかしっかりと調査するようにしましょう。
危険性②不正利用によるアカウントBAN
レシートアプリを利用する危険性ではありませんが、レシートアプリには必ず利用規約やルールがあります。そういったルールを守らずに不正に利用することでアカウントがBANされる危険性があります。
レシートアプリに限ったことではありませんが、スマホのアプリのほとんどは利用規約に同意しなければ始めることができません。特にレシートアプリはお金が絡むことなので誤って不正に利用してアカウントがBANされないように注意しましょう。
危険性の低いおすすめレシートアプリ8選
では、危険性が低いと言われているレシートアプリを8つご紹介します。これからレシートアプリの導入を検討している方の参考になれば幸いです。
おすすめレシートアプリ①ONE
レシートアプリの代表格と言っても過言ではないのが「ONE」です。テレビCMなどでも目にしますが、代表的なメディアであるテレビでのCMが流れているので、危険性は低いです。
ただ、前述している通り使い方によっては自ら危険性を上げてしまうことになりかねないので注意しましょう。
おすすめレシートアプリ②CASHb
「CASHb(キャッシュビー)」は、キャッシュビー株式会社が運営するレシートアプリです。運営会社自体は社員数7人と小規模の企業ですが、テレビや新聞などの様々なメディアで取り上げられているので危険性は低いと考えられます。
- とくダネ!
- 日経MJ
- マイナビウーマン
- exciteニュース
- サンキュ!
おすすめレシートアプリ③CODE
「CODE」は、株式会社リサーチ・アンド・イノベーションが運営するレシートアプリです。東証一部に株式上場している株式会社インテージの子会社で、危険性は低いと考えられます。
NTTドコモや日本ハム、旭化成などの大企業との取引をした実績があるので、企業としは有名でなくても安心材料の1つとして捉えることができます。
おすすめレシートアプリ④楽天パシャ
「楽天パシャ」は楽天が運営するレシートアプリです。楽天会員ならアプリをインストールすることで簡単に始めることができます。運営会社も楽天ということで、危険性は低いと考えられます。
レシートを送るだけでなく、本当に簡単なアンケートに答えることでさらにポイントを獲得することができます。楽天経済圏を利用しているユーザーは多い上に楽天関連サービスということで信頼して利用することができるレシートアプリです。
おすすめレシートアプリ⑤powl
「powl」は、株式会社TesTee(テスティー)が運営するレシートアプリです。運営会社は資本金が1億円、従業員を30人抱える成長中のベンチャー企業です。
大企業に比べると信頼度は高くありませんが、セキュリティに対してはしっかりと対策をしている企業で、ある程度安心して利用できるレシートアプリです。
おすすめレシートアプリ⑥レシーカ
「レシーカ」はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社とその子会社であるCCC株式会社が共同で運営するレシートアプリです。TカードやTSUTAYAのサービスを運営する大企業です。
1985年に創業して35年以上続く企業で、資本金も135億円という実績のある大企業です。楽天パシャのように大企業がしっかりとバックアップしているアプリなので、危険性は低いと考えられます。
おすすめレシートアプリ⑦CASHMART
「CASHMART」は株式会社CASHMARTが運営するレシートアプリです。2020年に創業した企業で、資本金4,000万円・従業員数6人とまだまだ成長過程の企業が運営をしています。
大企業と比べると信頼性は高いとは言い切れませんが、小さな企業だからと言って危険性が高いとも言い切れません。評判を調べてみても悪い評判はあまり見かけないので、ある程度信頼できるレシートアプリと言えます。
おすすめレシートアプリ⑧itsmon
「itsmon」は、株式会社ウィナスが運営するレシートアプリです。企業自体は20年近く続く企業で、子会社を3つ抱える企業です。
日本航空やアットホーム、中日新聞などのWebページやアプリの制作に携わった経歴のある企業なので、大企業ほどの知名度はありませんが信頼のおける企業です。
レシートアプリの安全性を高める方法
では、レシートアプリを使う際に安全性を上げる方法を4つご紹介します。
①撮影したレシートの不要部分は編集する
レシートアプリはレシートを提供することでポイントなどを獲得する仕組みです。レシートアプリの運営会社が欲している情報は、ユーザーが買い物をしたデータです。
レシートアプリを導入する際に、自身の個人情報を提供する必要があるので、どの地域で買い物をしているなどはある程度知られている可能性が高いですが、気になる場合は画像修正アプリで修正をしましょう。
また、レジを担当してくれた担当者の名前や、クレジットカードで買い物をした場合のカード情報など、気になる部分はしっかりと編集してから提出をするようにしましょう。
②安全性の高い企業が運営しているアプリを使う
レシートアプリの危険性を低くするには、安全性や信頼度の高い企業が運営しているアプリを使うようにしましょう。上記で紹介した8つのアプリは調査したところ危険だというような評判は見かけませんでした。
運営会社が大きい・小さいというのはあまり関係ありませんが、詐欺などの危険性があるようなアプリは個人情報の漏洩の危険性があるので注意しましょう。
③特定されるような個人情報は晒さない
レシートを編集することと繋がりますが、個人を特定されるような情報を晒すことはやめましょう。基本的には買い物情報(マーケティングに関する情報)以外を勝手に使わないようなことが利用規約に記載されています。
なので、個人を特定できるような情報を送ってしまった場合でも個人の情報が漏れたり特定される危険性は低いです。ただ、どこでなにがあるかわからないので、自分の身を守るという意味でも不要な個人情報は晒さないようにしましょう。
④セキュリティソフトで対策をする
レシートアプリを導入する場合、万が一に備えてセキュリティソフトで対策をすることもおすすめです。特に、公共のWi-Fiを使う頻度が高い方はWi-Fiから個人情報にアクセスされる危険性もあります。
レシートアプリがお金に変わる仕組み
レシートアプリがなぜお金になるのかと疑問に思ったことがある方もいると思います。ここからはレシートアプリでお金を稼ぐことができる理由やその仕組みをご紹介します。
レシートアプリもポイ活の一種
大前提ですが、レシートアプリもポイ活の1種です。様々なサービスを利用することでポイントを貯め、そのポイントを現金化することをポイ活と呼んでいます。
レシートアプリは買い物で発行されたレシートを運営会社に提供することでポイントを獲得することができます。
買い物した情報を提供してお金に変わる
ネット社会の現代では、情報が最もお金に変わると言われています。物を売るためにどのような年齢層の方がどう言ったものを買っているかという情報がものを売る企業にとっては重要な情報です。
現在ではかなりの数の方がスマホを持っているため、個人から直接その情報を得ることができます。レシートを送るだけなので、大きな金額にはなりませんが、お小遣い稼ぎとしては不要なものがお金に変わるので魅力的なサービスと言えます。
レシートをスマホで撮影して送信するだけ
レシートアプリでポイ活をする場合、レシートをスマホのカメラで撮影して、対象のアプリから送信するだけでポイントを獲得することができます。
前述している通り、個人情報などの編集が必要な場合はそれだけ手間も増えますが、スマホを使えれば誰でも簡単にポイントを稼ぐことができます。
レシートアプリでのNG行為
レシートアプリで共通してNG行為と言われる3つの行為をご紹介します。前述している通り、利用規約違反になりアカウントがBANされる危険性もあるため絶対にやめましょう。
- 家族や友人・知人で同一のレシートを使い回す
- 同じレシートを何度も送信する
- 複数のアカウントを作って同一レシートを使い回す
- 他人が捨てたレシートを許可なく使う
レシートアプリを使うメリット
では、レシートアプリを使う3つのメリットもご紹介します。
メリット①アプリを入れるだけで簡単に始められる
レシートアプリのメリットは、アプリをインストールするだけで簡単にポイ活を始めることができる点です。個人情報の登録は必要ですが、難しい操作は必要ありません。手軽少しでもお小遣い稼ぎをしたいと考えているならレシートアプリはおすすめです。
メリット②無駄なレシートを現金化できる
今まで不要でただ捨てていただけのレシートを現金化できる点もレシートアプリのメリットです。消費者側からするとレシートは無駄なものですが、マーケティング企業からすると宝の山です。
それにしては獲得できるポイントは微々たるものかもしれませんが、0円と1円では大きな違いがあります。その分レシートを編集したり送信するなどの時間も必要ですが、空いた時間で少しでもお小遣いを稼ぎたいなら空き時間でできるのでおすすめです。
メリット③アンケートなどでポイ活も可能
レシートアプリではレシートの提供だけでなくアンケートなどに答えることでさらなるポイントを獲得できる可能性もあります。レシートアプリがレシート以外でもポイントを稼げるかどうかも確認して導入することをおすすめします。
レシートアプリを使うデメリット
では、レシートアプリを導入するデメリットもご紹介します。
デメリット①1日に送信できる上限が決まっている
レシートアプリで1日にレシートを送信できる上限は決まっています。何枚もレシートを手に入れるには何件かで買い物をする必要がありますが、対象になる件数以上はまとめて送信することができません。
他人のレシートや拾ったレシートを登録できないようにするための制限の可能性もありますが、まとめ送ることはできないので注意しましょう。
デメリット②稼ぐのにはかなり時間がかかる
レシートアプリでは、基本的に1枚1円での換金率です。まれに10円などで買い取ってもらえる可能性もありますが、稼ぐにはかなりの時間がかかります。
また、1日に送信できる上限が決まっています。1日に10枚送信できたとして、1ヶ月毎日10枚送信したとしても300円にしかならないので、副業として稼ぎたいなら他の方法を検討しましょう。
デメリット③換金するのに手数料がかかる
レシートアプリの中には、換金するのに手数料がかかる場合があります。手数料の金額にもよりますが、1ヶ月分に相当する手数料が引かれる場合もあります。
レシートを登録しても手数料で差し引き0ということも考えられるのであるお小遣い稼ぎにはいいかもしれませんが、副業には向かないので注意しましょう。
レシートアプリONEの使い方
では、レシートアプリの代表格「ONE」の使い方をご紹介します。インストールからレシート提出までの手順で、基本的には画面に沿って行えば詰まるところはありませんが、確認これからインストールする方は参考にしていただけると幸いです。
- アプリストア(App Store/Google Play Store)からインストールする
- 個人情報の登録
- レシートを撮影する(ONEのアプリで撮影可能)
- 買取金額の決定(自動で買取金額が決まる)
レシートアプリ以外におすすめのポイ活3選
最後に、レシートアプリ以外でおすすめのポイ活アプリ(Webサービス含む)を4つご紹介します。副業を行うほどの時間はなくてもお小遣い稼ぎをしたいなら以下のポイ活を活用してみてください。
おすすめポイ活①ポイントインカム
「ポイントカム」はミニゲームをプレイしたりトロフォーを達成することでポイントを獲得できるポイ活アプリです。会員ランクが上がることでポイントを稼ぎやすくなります。
新規で始めたユーザーに向けてウェルカムミッションも用意されているため早くポイントを獲得できるのもおすすめポイントです。
おすすめポイ活②トリマ
「トリマ」は移動することでポイントを貯めることができるポイ活アプリです。登録をしておけば、通勤や通学など移動をするだけでポイントを獲得できるのが特徴のポイ活アプリです。
ただ、リモートワークの時代なので、在宅ワークをしている方には縁のないアプリなので、そういった方はウォーキングなどをして移動をする必要が生まれます。
おすすめポイ活③モッピー
「モッピー」は会員数1,000万人を超える人気のポイ活アプリです。会員数が業界No.1と言われ、初心者でも稼ぎやすい仕組みが採用されている人気のポイ活アプリです。
半年間利用がないとポイントが失効されてしまうというデメリットもありますが、ポイ活でお小遣い稼ぎをすると決めれば半年間利用しないということも考えにくいのでそこまでデメリットではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ポイ活の新しい形として人気が高まってきているレシートアプリ。ただ、お金が絡むことですなので危険性があるのではと思ってしまうところです。
結論から言うと、どんな大企業がやっていてもリスクがないとは言い切れませんし、立ち上がったばかりの企業がやっているからといって危険性が高いと言うわけでもありません。
利用するには自分で自分の身を守るのが一番です。レシートアプリ自体は危険性のあるものではないので、使ってみたい方はこの記事を参考に導入してみてください。