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AliExpressで絶対に買ってはいけない7つのものを紹介

中国の企業が運営するショッピングサイト「AliExpress」。

中国のショッピングサイトは近年非常に注目をされていますが、中には買ってはいけないものも販売されています。

この記事では、AliExpressで買ってはいけないものなどを紹介します。

目次

AliExpress(アリエクスプレス)ってどんなサイト?

早速AliExpress(アリエクスプレス)の概要を紹介します。

中国のアリババグループが運営する通販サイト

AliExpressは、中国のIT企業「アリババ」が運営する通販サイトです。アリババは、「タオパオ」や「1688.com(アリババ)」などの通販サイトを複数運営していますが、その中の1つです。

サイト自体は安全だけど中にはよくない販売者がいる

世界的なパンデミックが流行してしまったことで、今まで以上にネット通販の利用者が増えています。中国のサイトということでなんとなく「安全なの?」と思う方もいると思います。

結論からいうと、アリババという大企業が運営しているサイトなので、サイト自体に危険性はありません。ただ、安全と言われている通販サイトやフリマアプリでも同様に、取引相手の中には悪質な業者が紛れ込んでいるのが現実です。

商品が届かないという噂は本当?

AliExpressで買った商品が届かないという話をSNSで見かけますが、海外から輸入をするので「届かない」ではなく「届くのに時間がかかる」場合がほとんどです。

ただ前項でも触れたましたが、悪質な業者も中には紛れ込んでいるため100%届く保証がないことも事実です。

Buyer Protection(返金保証制度)を利用できる

AliExpressの取り引きでトラブルが生じた場合、独自の返金保証制度「Buyer Protection」を利用できます。

ただ、利用には注意点があり、まずは取り引きした業者に対しアクションを起こし、返金に応じてもらえない場合に限りBuyer Protectionを利用できます。

取り引き相手に交渉もせずに運営に問い合わせても対応してもらえないので注意しましょう。

さまざまな支払い方法で決済できる

AliExpressでは、商品代金の支払い方法が6つ用意されています。

  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 各種のブランドプリペイドカード
  • 海外送金
  • ウエスタンユニオン(Western Union)
  • ウェブマネー(Web Money)

それぞれの支払い方法で細かな注意点もありますが、クレジットカードを持っていなくてもAliExpressでのショッピングを楽しめるのでおすすめです。

AliExpress(アリエクスプレス)で絶対に買ってはいけない7つのもの

では、AliEpress(アリエクスプレス)で絶対に買ってはいけないもの(カテゴリー)を紹介します。

買ってはいけないもの①違法植物

最初に紹介するAliExpressで絶対に買ってはいけないものは「違法薬物」です。事実、AliExpressで大麻の種が売られていました。

大麻は一部の国では合法ですが、日本では草でも種でも違法薬物として扱われています。興味本位で購入すると違法植物の所持で検挙される可能性があるので絶対に買ってはいけません。

買ってはいけないもの②技適マークのないデバイス(スマホ)

技適マークがついていないデバイス(スマホ)もAliExpressで買ってはいけないものの1つです。

日本で公式的に販売されているスマホにはすべて技適マークがついています。技適マークを簡単に解説すると、安定した通信や決められた安全性の基準を超えたことを認証するマークです。

技適マークのないスマホを利用すると法律違反に問われる危険性があるので絶対に買わないようにしましょう。

買ってはいけないもの③SNSのフォロワー

AliExpressにはYouTubeやTwitter、InstagramなどのSNSのフォロワーも取り引きされています。これらのフォロワーも絶対に買ってはいけないものの1つです。

YouTubeでは、お金を払ってチャンネル登録者数・動画再生・グッド・バッドなどを操作することを禁止しています。

他のSNSでも同様ですが、運営から調査が入り、最終的にアカウントがBANされることも考えられるので絶対にやめましょう。

買ってはいけないもの④コピー品

AliExpressでは高級ブランドの模造品やコピー品、投機目的に利用されるカードゲームのコピー品なども売られていますが、これらも絶対に買ってはいけないものの1つです。

AliExpressに限ったことではありませんが、現在のネット通販やフリマアプリで問題になっているのがコピー品です。

コピー品だとわかって購入し、それを日本のフリマアプリなどで転売をすると著作権違反です。著作権侵害以外にも詐欺などの行為として逮捕される危険性もあります。絶対に買わないようにしましょう。

買ってはいけないもの⑤サブスクの割引品

AliExpressにはYouTube Premiumなどのサブスクの割引品も販売されていますが、絶対に買ってはいけないものの1つです。

そもそもサブスクは契約して販売することは利用規約で禁止されています。販売されていることが運営に知られアカウントがBANされると利用できなくなる可能性が高いので年間少しの節約のためだからといって購入するのはやめましょう。

買ってはいけないもの⑥ワシントン条約で禁止されているもの

AliExpressにはワシントン条約で禁止されているものも一部販売されていますが、絶対に買ってはいけないものです。

そもそもワシントン条約とは、絶滅を危惧する動物を保護する法律です。法律を犯すと刑事罰で罰せられる可能性があります。

ワシントン条約で禁止され買ってはいけないものの一部は次のとおりです。

  • トラ・ジャガー・ヒョウ・チーターなどの毛皮や敷物
  • シャムワニ・アメリカワニ・インドニシキヘビなどの皮製品
  • アフリカゾウ・インドゾウの象牙製品
  • ウミガメ・ハヤブサ・オジロワシの標本や剥製
  • トラやヒョウの爪・サイのツノのアクセサリー
  • 一部の漢方薬

他の買ってはいけないものも同様ですが、ワシントン条約に違反すると50万円以下の罰金または5年以下の懲役を課せられる場合があるので、買ってはいけないものは理解しておきましょう。

買ってはいけないもの⑦PESマークのないもの

PESマークの付いていない家電製品もAliExpressで買ってはいけないものの1つです。

PESマークとは、わかりやすくいうと「この家電は安全です!」というマークです。技適マークは電波法で定められた通信機器に付くものですが、PESマークは電気用品安全法で定められています。

PESマークが付いていないものを使う分には法律違反ではありませんが、安全性の基準を満たしていないもので、モバイルバッテリーなどの場合火が出て火災につながる危険性も考えられます。

安く買えるからといって危険性の高い商品であることには変わりないので、買ってはいけないとまでは言いませんが買わないことをおすすめします。

AliExpress(アリエクスプレス)の評判

AliExpress(アリエクスプレス)の良い・悪い評判を調査したのでまとめて紹介します。

良い評判

良い評判は次のとおりです。

  • とくかく安い
  • 1円商品でもちゃんと届いた
  • 種類が多い
  • 梱包が丁寧

悪い評判

悪い評判は次のとおりです。

  • SDカードは偽物が多い
  • 写真とまったく違う商品が届く
  • 購入から半年以上届かない
  • 安全かどうかわからない

AliExpress(アリエクスプレス)を利用する際の注意点

では、AliExpress(アリエクスプレス)でネットショッピングをする際に理解しておきたい注意点を6つ紹介します。

注意点①商品が届くまでに時間がかかる

AliExpressの運営会社は先にも紹介したとおり中国です。国内のネットショッピングと違い頼んだら1週間以内に届くことは基本的にありません。

また、輸入扱いになるため、関税で止まってしまう場合や、発送自体が遅れる場合なども考えられるので、早急に欲しいものは買わないことをおすすめします。

AliExpressの利用者のSNSを見てみると、購入してから半年以上過ぎてから届いたという投稿を目にすることもあるので、気を長く待てない方にはおすすめできません。

注意点②大型商品を買うと送料が高くなる

AliExpressは前項でも紹介したとおり、発送国は中国です。日本のネットショッピングと同じように高くても1,000円程度の送料で済むと思ったら大間違いです。

特に家電などの大型商品を購入すると、送料が高額になり結果的に日本で買った方が安かったなんてことにもなりかねません。

どうしても気にいった大型商品がある場合は、送料がいくらになるのかしっかりと確認してから買うことをおすすめします。

注意点③詐欺業者から購入し商品が届かない

AliExpressでビジネスをしているショップの中には、詐欺業者がいるのも現実です。詐欺業者といっても、偽って偽物を送りつけてくる場合や、商品自体を発送せずに詐欺を働く業者も中にはいます。

商品には一般的な相場が決まっており、相場よりもかなり低い値段で販売している場合や、ページに掲載されている写真を見て怪しいと感じる場合は商品が届かない可能性もあるので注意しましょう。

注意点④写真とは違うものが届く

AliExpressに限ったことではありませが、AliExpressのショップの中には写真とページに掲載しているものとはまったく違う商品が届くことがあると言われています。

届いた商品が写真と違う場合は、問い合わせをすれば対応してもらえるかもしれませんが、相手が悪徳業者だとそのまま逃げられてしまう可能性もあります。

また、交換や返品するのも中国に返品するための手間が生じ、無駄な労力を消費してしまうので、注意点として理解しておきましょう。

注意点⑤為替の関係で表示金額よりも高くなる可能性がある

気づきにくい注意点ですが、AliExpressのショップに表示されている金額は日本円ですが、実は米ドルで決済されます。

為替の影響によって、表示金額よりも高額になる可能性もあるので覚えておくことをおすすめします。

注意点⑥品質の低いものが届く可能性がある

AliExpressでショッピングをすると、品質の低いものや破損(元々なのか配送中かは謎)しているものがあることを注意点として理解しておきましょう。

日本のネットショッピングで、ちゃんとしたショップなら返品も返金も簡単ですが、相手が中国のショップだとそこも手間が発生します。

特に安いものを買った場合、質のいいものが届いた方がラッキーくらいに考えられないならあまり他の安全なネットショッピングサイトを利用することをおすすめします。

AliExpress(アリエクスプレス)はなぜ安い?安く買える6つの理由

では、AliExpress(アリエクスプレス)ではなぜ商品が安いのか紹介します。

理由①生産者が直接取引できるから

AliExpressのショップの中には、生産者が直接販売をしているショップがあります。一般的な商売の簡単な流れは、”メーカー→問屋→小売店→消費者”の流れで、中間マージンが発生し消費者が購入するまでに倍以上の価格になります。

売る側と直接取り引きできるので、中間マージンがなく、買う側も安く購入することができます。

理由②物価の低い国で生産しているから

ここまででも何度も触れていますが、AliExpressを運営しているのは中国です。日本に比べると中国では物価が安く、同じようなアイテムでも日本よりも安く買うことができます。

ブランド品などはレートが決まっているため安く買うことはできませんが、似たようなものが欲しいだけならAliExpressでコストを抑えて購入することもおすすめです。

理由③大量に生産してコストを下げているから

どんな商品でもそうですが、大量に生産をすることでコストを下げることができます。物価の低い自国内で大量に生産することでコストをかなり下げることができるので、それが価格を抑えることにもつながります。

理由④輸送コストを下げる仕組みがあるから

AliExpressでは、輸送コストを下げるために、多くのコンテナを使って商品を配送しています。

この仕組みを使うことで、輸送コストを下げられるために商品の価格も下げることができます。

理由⑤セールが多くクーポンも頻繁に配布されているから

AliExpressでは、セールの開催や割引クーポンの配布を頻繁におこなっています。当たり前の話ですが、セール期間中なら通常よりも安くなります。

クーポンも頻繁に配布されているので、欲しい商品に使えるクーポンが配布されれば通常よりも安く買うことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?AliExpress(アリエクスプレス)商品で買ってはいけないものや評判、ショッピング時の注意点やなぜ安いのかを紹介してきました。

買ってはいけないものの中には、法律的にNGなものや安全性が低いもの、偽物・コピー品も含まれています。

コピー品や偽物は非常に損した気分になりますし、安全性の低いものは、事故や怪我などにつながる危険性も考えられます。

特に、違法薬物は所持しているだけで見つかれば逮捕されてしまうので、遊び半分でも絶対に買ってはいけないものです。

購入するだけで自分の人生を台無しにしてしまうものも販売されているので、買ってはいけないものは絶対に買わないようにしましょう。