メルカードが「やばい」と話題になる理由について調査しました。多くのユーザーが高還元率や便利な機能を称賛する一方で、特定の条件下でのデメリットや利用制限に不満を抱く声も少なくありません。
この記事では、メルカードのメリット・デメリットを徹底分析し、「やばい」と言われる理由に迫ります。メルカードの本質を理解し、自分に合ったクレジットカード選びの参考にしてください。
メルカードがやばいと言われる理由は?
メルカードが「やばい」と言われる背景には、過去のカード偽装事件が深く関わっています。この事件では、偽造されたカードが販売され、多くの購入者に経済的損害を与えました。
そもそもの発端は、偽装カードを販売していたカードショップの名前が、「メルカード」という実店舗だったことが理由です。これにより、メルカードイコール不正行為と結びつけられ、信頼を大きく失う結果となりました。
偽装事件は法的問題にも発展し、関係者が法的責任を追及される中で、ブランドイメージはさらに悪化してしまいます。
カード偽装事件の影響によるもの
メルカードの偽装事件はメディアやSNSで広く報道され、多くのユーザーに「メルカード」が信頼できない店舗として認識されるようになりました。特にSNSでのネガティブな口コミの拡散は、ブランドイメージに大きな悪影響を与えた一番の要因です。
一度失った信頼を回復することは非常に難しく、メルカードは長期的に悪いイメージを持たれることになってしまいます。さらに、事件発覚後のメルカリの対応の遅れも問題視され、迅速かつ誠意ある対応が不十分だったため、顧客の不満が高まり信頼回復が一層困難になりました。
これらの要因が重なり、「メルカード=やばい」という評価が広まってしまいます。このように、メルカードがやばいと言われる理由には、過去のカード偽装事件による信頼喪失、法的問題、メディアとSNSでのネガティブな報道、企業の対応の遅れなどがあげられます。
これらの背景を理解することで、メルカードがやばいという理由がわかるのではないでしょうか。実際はメルカードとは関係ない別の問題が理由で、大事になってしまった社会現象です。
メルカードとは?
メルカードは、メルカリが提供するクレジットカードで、特にメルカリユーザーにとって魅力的な特典が満載です。このカードは年会費が永年無料で、維持コストを気にする必要がありません。
メルカリでの利用時に高いポイント還元が得られ、さらに特定の日には特別な還元率が適用されます。メルカリ以外での利用でもポイントが貯まりやすい設定になっているのが魅力的です
支払い方法も多様で、自動引き落とし、メルペイ残高、コンビニ/ATMから選べるほか、メルカリでの売上金を支払いに使うこともできます。カードはJCBブランドで提供されており、国内外の多数の加盟店で利用可能です。
さらに、初回入会特典としてポイントが付与され、メルカリでの購入・出品・支払いに対して特典が提供されています。これらの特徴により、メルカリを頻繁に利用するユーザーにとって非常に有用なクレジットカードといえます。
メルカードの基本情報
メルカードは、メルカリが提供するクレジットカードで、メルカリユーザーにとってお得な特典が満載です。以下に、メルカードの基本情報を表形式でまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
支払い方法 |
|
カードブランド | JCB |
利用限度額 | 利用実績に基づき設定 |
申し込み手順 |
|
カード発行方法 | 審査完了後にアプリで即時利用可能 (カードは後日郵送) |
利用可能店舗 | 国内外のJCB加盟店約3,900万か所 |
特典 |
入会日によっては特典が異なる場合があるので、内容は要確認 |
メルカードを利用するメリット
メルカードは、メルカリが提供するクレジットカードで、特にメルカリユーザーにとって大きなメリットがあります。このカードを利用することで、日々の買い物やメルカリでの取引がよりお得で便利になります。
ここでは、メルカードを利用することで得られる具体的なメリットを紹介しているので、参考にしてください。
メルカリ利用で最大4%還元
メルカリの決済にメルカードを使うと、最大で4%もの大幅ポイント還元が受けられます。通常クレジットカードのポイント還元率は、1%が相場なので3%もお得です。
但し、いきなり4%還元というわけではなく、メルカリ取引で「売る」「買う」「支払う」を満たすという限定条件があります。そのため、条件を全て満たしたユーザーは、4%と高還元が受けられます。
メルカリヘビーユーザーであれば、メルカードを使わない理由はありません。
8日に利用すると還元率8%
多くのクレジットカードでも「毎月〇日はポイントUP」という還元日が設定されているが、メルカードは毎月「8日」はポイント還元率8%と設定されています。メルカリ以外の実店舗での買い物も対象なので、お得に買い物ができるので8日はメルカードを利用しましょう。
但し付与されるポイントの上限は「300ポイント」と設定されているので、3750円以上のお買い物で上限に達してしまいます。しかし、普段の2倍のポイント還元を受けられるので、上限の300ポイントは毎月獲得するようにしましょう。
定期的にキャンペーンが行われる
メルカードでは、対象利用店舗でのポイントアップキャンペーンなどが定期的に行われ、キャンペーン適用店舗での買い物でお得になります。
対象店舗としては、ニッセンやベルメゾンなどのショップが多く選ばれています。
決済方法が多数
メルカードの精算方法が多彩で、ご自身の都合に合わせた決済方法を利用できます。メルカードでの決済は「メルペイ後払い」が原則ですが、決済方法は、「銀行引落」、「チャージ」、「コンビニ」、「ATM」などから選べます。
但し「コンビニ払い」「ATM」などでは、一定の手数料が加算されるので注意しましょう。ポイントや売上金も精算に利用できるので、一番利用しやすい決済方法を利用してください。
入会時の特典キャンペーンが多い
メルカード入会時に、新規発行キャンペーンが行われます。特典内容は、最大で10,000ポイント近くが得られるキャンペーンなども、期間限定で行われているときもあります。
特定のポイントサイトから、期間限定でポイントの二重取りのチャンスなどもあるので、メルカード入会時はキャンペーンの有無を確認しておきましょう。
ナンバーレスで安全性が高い
メルカードは基本ナンバーレスなので、セキュリティが高く不正利用されにくいのが特徴です。ナンバーレスであれば、番号を盗用される心配がないので、安心して利用可能です。
カードのナンバーが知りたい場合は、メルカリアプリで確認できるようになっているので、活用しましょう。
メルペイアプリで利用停止・再開を行える
クレジットカードのトラブルとして「紛失」の際に、いかに早く利用停止できるかというのは大きなポイントです。通常は窓口へ電話をかけて利用停止を行うが、時間がかかってしまい不正利用されるリスクが高まります。
メルカードは、メルペイアプリを使って利用停止や再開を簡単にできるので安心です。
メルカードを利用するデメリット
メルカードは多くのメリットを提供する一方で、いくつかのデメリットも存在します。これらのデメリットを理解することで、利用する際のリスクや不便さを事前に把握し、自分にとって最適なカード選びをすることが可能です。
ここでは、メルカードを利用することで生じる具体的なデメリットについて詳しく解説します。
国際ブランドがJCBのみ
メルカードの国際ブランドは「JCB」しか選択できません。国内ではJCB対応の店舗が多いのですが、海外ではVISAやMASTER CARDの需要が多いので、JCBが対応できない場合もあります。
国内でもJCB非対応の店舗も中にはあるので、メルカード以外のVISAやMASTER CARブランドのカードを1枚ずつ用意しておくと安心です。
家族カードやETCカードが発行できない
メルカードでは、家族カードやETCカードを発行することができません。同じカードを家族と利用したいと思っている人には、デメリットといえるのではないでしょうか。
もしも家族カードやETCカードを発行したい場合は、他の会社のクレジットカードを1枚作っておくといいかもしれません。
メルカリ利用以外は還元率1%
メルカリ以外での買い物のポイント還元率は、原則「1%」しかありません。メルカリで買い物をあまりしない人には、少し物足りなく感じてしまうのではないでしょうか。
クレジットカード各社は多くの利用者を獲得するために、ポイント付与のチャンスを大幅に広げています。それらと比べても、メルカードは少し劣ってしまいます。
定額払いの年利15%と高い
メルカリには定額払いというリボ払いがありますが、年利15%という高い金利設定となっています。他のクレジットカードも同様にリボ払いにすると年利が高いですが、メルカードはさらに高めの設定です。
但し一部のクレジットカード会社のように、リボ払いがデフォルト設定ではないので安心して下さい。
メルカリ利用頻度で利用限度額が決定する
メルカードの利用限度額は、利用実績や信用情報によって最高で50万円まで利用できます。しかし、メルカリを利用したことがないユーザーは、10万円までと限度額が低価格に設定されています。
一般的なクレジットカードであれば、30〜50万円が限度額ではないでしょうか。中には10万円までというクレジットカードもあるので、一概に低いとはいえません。
しっかりと毎月の返済を行なっていれば、限度額の上限が変更されるので安心して下さい。
即時発行されない
メルカードの審査完了後、カードが即時発行されません。店頭などでクレジットカード発行を行うものとは違うので、メルカードが届くまでに2週間ほどかかってしまいます。
メルカードの手続きの問題から、メルカードが手元に届くまでに時間がかかってしまいます。
アプリを起動しないと番号を確認できない
メルカード自体はナンバーレスカードなので、オンラインでの買い物をする場合は少し不便です。カードの番号を知りたい場合は、メルカリアプリを開き確認する必要があります。
メルカードを表示させるまでに時間がかかるので、少し不便と考える人も多いようです。セキュリティー面では安心できるので、割り切るしかありません。
メルカードの発行方法
メルカードの発行方法は、メルカリの公式サイトおよびメルカードの専用ページで詳細に説明されています。以下に、メルカードの発行手順をリスト形式でわかりやすくまとめました。
- メルカリアプリをダウンロード:App StoreまたはGoogle Playからダウンロード
- メルカリアカウントの作成:メルカリのアカウントを持っていない場合は、アプリ内で新規登録を行い、アカウントを作成
- メルカードの申込ページにアクセス:メルカリアプリ内のメニューからメルカードの申込ページにアクセス
- 本人確認を行う:アプリ内で本人確認を行う(本人確認書類をアップロードし、必要な情報を入力)
- 審査開始:申請後、通常1〜2日で審査結果がアプリに通知(場合によっては3日以上かかることも)
- カード利用開始:審査に通過すると、メルカリアプリ内でカード番号を確認できるのですぐに利用開始
- カードの郵送:メルカードは後日自宅に郵送
- カードの有効化:届いたカードをアプリ内で有効化し、実店舗やオンラインショッピングで利用可能
この手順に従うことで、簡単にメルカードを発行し、利用を開始することができます。
審査条件は緩い
メルカードの審査条件は他のクレジットカードと比較して緩いとされています。メルカードの審査基準は、通常のクレジットカードが重視する収入や職業よりも、メルカリの利用実績に基づいて設定されるため、メルカリユーザーにとっては審査が通りやすいといわれています
- 満年齢が20歳以上
- すでにメルカリのアカウントを取得している
- 支払い用の銀行口座登録済、またはメルカリでの本人確認済み
- 本人確認と定額払いの審査が必要
この審査基準の特徴として、メルカリの利用頻度が重要視される点がポイントです。そのため、収入面での条件が他のカードよりも厳しくないので、専業主婦や学生でも比較的作りやすいカードといわれています。
まとめ
この記事では、メルカードが本当にやばいのか、その理由を詳しく解説してきました。メルカードはメルカリユーザーにとって高還元率や便利な支払い方法で評価される一方、いくつかのデメリットも存在します。
メルカードは、メルカリユーザーにとって高還元率や便利な支払い方法を提供する一方で、利用特化による制限やサポート対応の問題など、いくつかのデメリットも存在します。しかし、カードショップ「メルカード」で行われた偽装事件が元々の理由で、メルカードとは関係ないがやばいと炎上していたようです。
メルカード自体は特に不祥事や問題を起こしたわけではなく、ただの風評被害を受けた形になっていました。そのため、メルカードを発行しようと考えている人は、やばいというわけではないので心配ありません。