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mn4u(Manga4U)は違法な海賊版漫画サイト!危険性や代わりのサイトを紹介

0202年9月23日

mn4u(Manga4U)という海賊版漫画サイトがあります。

人気漫画や最新作が無料で読めるといって、違法サイトの利用はリスクが伴います。

同じ海賊版漫画サイトである、「漫画村」の運営者が逮捕されたニュースを記憶している人も多いのではないでしょうか。

この記事では、mn4u(Manga4U)や海賊版漫画サイトの危険性、安全な漫画サイトのおすすめなどを紹介します。

mn4u(Manga4U)は海賊版漫画サイト

mn4u(Manga4U)は完全に違法の海賊版サイトです。

無料で漫画を読めますが、著作権者の許可なく作品を無料で配信しています。

著作権を侵害してコンテンツを配信する海賊版サイトは、疑念の余地なく完全に違法です。

mn4u一時は閉鎖。現在は?

mn4u(Manga4U)は2023年6月ごろに閉鎖しましたが、現在ではまた復活しているようです。

2024年9月現在、サイトは見られる(漫画が読める)状態になっています。

海賊版漫画サイトは、これまでに多くが閉鎖されましたが、その度に名前を変えて復活するという「イタチごっこ」を繰り返しています。

海賊版漫画サイトは、根絶が難しいのが現状です。

mn4u(Manga4U)などの海賊版漫画サイトについて

mn4u(Manga4U)をはじめとするサイトは、違法にコピーした漫画などのコンテンツを掲載している「海賊版サイト」です。

掲載されている漫画は、著作権者が商品として販売しているコンテンツであり、無断で配信するのは完全に違法な犯罪行為です。

「漫画村」の運営者が逮捕されたニュースは記憶に新しく、あの事件で「海賊版漫画サイト」の存在を認識した人も多いのではないでしょうか。

海賊版漫画サイトの仕組み

mn4u(Manga4U)などの海賊版漫画サイトの仕組みを簡単に説明します。

デジタルデータに変換された漫画の画像を「CDNキャッシュサーバ」で分散して配信する、これが海賊版サイトに共通する手法です。

CDNキャッシュサーバとは、インターネット上のコンテンツを一時的に保存し、ユーザーの要求に応じて配信するサーバのことです。

ここで使われているCDN(コンテンツデリバリネットワーク)は本来、大容量のデータを効率よく配信する仕組みですが、漫画の海賊版サイトではシステムが悪用されてしまった形です。

主な収益源は広告収入で、アクセスが増えると運営者側に収益が発生する仕組みになっています。

海賊版漫画サイトの現状

海賊版漫画サイトは違法であり犯罪なので、見つかると逮捕や刑罰の対象となります。

ただ、海賊版サイトのサーバーは海外に分散しているため、一国の警察だけでは運営者の摘発や逮捕が難しいという事情があります。

2019年に「漫画村」の運営者逮捕(サイト閉鎖は2018年)によって、一時は海賊版サイトは減少しましたが、徐々に元に戻ってきている状態です。

現在は1,000サイト以上の海賊版漫画サイトが乱立しているといわれ、再び社会問題となっています。

mn4u(Manga4U)海賊版漫画サイトの危険性

以前からmn4u(Manga4U)のような海賊版漫画サイトの利用は危険だといわれてきました。

海賊版サイトが危険だというのは、何となくは知っているけど、具体的には?と思っている方も多いかもしれません。

そこで、ここでは海賊版サイトを利用することの危険性を、以下の4点に分けて解説します。

  1. 法的なリスク
  2. デバイスがウィルスに感染
  3. 個人情報が漏えい
  4. 漫画業界全体の衰退につながる

これらの危険性について説明していきましょう。

①法的なリスク(個人利用でも罪に問われる可能性あり)

海賊版サイトの危険性は、いうまでもなく「法的なリスク」があることです。

違法にコピーされた漫画を読むのは著作権の侵害になり、刑罰の対象になります。

以前までは、海賊版サイトで漫画を読むだけなら直ちに違法とはなりませんでした。

しかし、2021年1月に改正著作権法が施行され、「海賊版と知りながら継続的にダウンロード」すると個人利用でも違法になりました。

2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科せられます。

現在、海賊版サイトを利用したことによる逮捕者は出ていないませんが、被害が拡大すると「見せしめ」的に逮捕者が現れる可能性はあります。

②ウィルス感染などセキュリティリスク

mn4u(Manga4U)のような海賊版サイトを利用する危険性は、法的なリスクだけではありません。

たとえば「ウィルスに感染する危険性」があります。

海賊版漫画サイトの運営者の主な収益源は広告収益ですが、運営者は掲載される広告の安全性を調べません。

気になった広告をクリックしたことでポップアップで「ウィルスに感染しています」という広告が出ることがあります。

これらをクリックすることで、意図しないソフトウェアを購入してしまうなどの可能性があります。

③個人情報漏えいの可能性

ウィルス感染と並ぶ海賊版サイトの危険性が「個人情報の漏洩リスク」です。

海賊版サイトや、そこからジャンプしたサイトでデータを入力したり、ウィルスに感染したりすることよって引き起こされます。

セキュリティ対策のされていないサイトは、アクセスしているだけでも漏洩リスクがあるのです。

現れたボタンをクリックすると別のサイトにジャンプし、そこでクレジットカードの情報を入力の画面になることがあります。

その際に名前やクレジット番号などを記入してしまうと、被害が増大する危険性があるので注意してください。

危険性④漫画業界全体の衰退

違法や漏洩などは、短期的なリスクといえますが、もっと「長期的なリスク」が、海賊版サイトの拡散によって引き起こされる可能性があります。

それは、漫画業界全体の衰退につながることです。

海賊版サイトで多くの読者がとられて(無料で読まれて)しまうと、作家や出版社への収入が減少します。

それによって、漫画業界へ関わる人が減ってしまったり、漫画家を志す人の意欲を摘み取ってしまう可能性があります。

漫画業界全体が衰えると、本来は出てくるはずだった面白い作品が、読めなく(作品が世に出られなく)なってしまうかもしれません。

無料だからといって海賊版ばかり読んでいると、次なる新しい作品が生まれなくなってしまうことに繋がります。

安全に漫画を読むためのサイト

漫画サイトの中には、作家や出版社の権利を守りながら「健全に運営している漫画サイト」がたくさんあります。

おすすめサイトを9つ紹介しますので、ご自分の好みにあったサイトをみつけてください。

安全なサイト①Renta

Renta』は少女漫画から少年漫画をはじめ、さまざまな多くのジャンルを取り揃えています。

会員には無料で登録でき、読みたい漫画はポイントを購入して読むというシステムです。しかし、無料サンプルもありますし、準新作は値下げになっているので、お得に読むことができます。

ポイントを購入して漫画を読むとポイントが貯まっていくので、それを利用することもできるのでお得です。

ブラウザ版であればクレジットカード、コンビニ払い、電子マネーなどさまざまな決済方法から選べるのもポイントです。

安全なサイト②コミックシーモア

コミックシーモア』は2023年で18周年で電子書籍サイトとしては老舗です。

ラインナップは110万冊以上なので、読みたい作品が必ず見つかるでしょう。1度購入するとずっと読むことができるので、家が漫画で溢れてしまうことがありません。

無料立ち読みもできますし、まるごと無料コミックも揃っています。

登録は無料ででき、LINEIDなどでも簡単に登録ができるのもポイントです。月額制も用意してあり、初回特典もあるのでお得です。

安全なサイト③ピッコマ

安全なサイトとしておすすめの3つ目は『ピッコマ』です。ほかの漫画サイトのようにポイントで漫画を購入する仕組みですが、無料で読める話数が多いところがポイントです。

期間限定ごとに3巻無料、2巻無料、1巻無料の漫画もあり、お得です。

毎日無料で読める漫画が大量にあるので、あまりお金をかけずに漫画を読みたい人にはぴったりではないでしょうか。

安全なサイト④まんが王国

安全なサイトとしておすすめの4つ目は『まんが王国』です。

2023年6月下旬現在、無料の漫画が約10,000冊あり、さらに人気ランキングにランクインしている漫画もじっくり無料で試し読みができるという魅力があります。

無料の漫画を1巻読んでみて、購入するかしないかを決めるのもいいですし、とにかく無料の漫画を選んで読むのもいいでしょう。

安全なサイト⑤めちゃコミック(めちゃコミ)

安全なサイトとしておすすめの5つ目は『めちゃコミック』です。

CMなどでもやっているので知っている人も多いのでは。めちゃコミではドラマ化した漫画やネットで話題になっている漫画を読めるのが魅力です。

人気漫画も無料で読める話数が多いのが特徴で、無料で読んでから先を読むかどうかを決められます。

あまりお金を使いたくないという場合は月額課金サービスを利用するのがいいでしょう。330円からあり、課金額が多くなればその分ボーナスポイントがもらえます。

安全なサイト⑥ブックライブ

安全なサイトとしておすすめの6つ目は『ブックライブ』です。漫画だけでなくラノベ、写真集、雑誌など人気の本が揃っています。

ほかのサイトと違うのはポイントを購入するのではなく、作品のみを購入して読むというシステムなので、月額いくらという料金設定もありません。

友達を紹介したりレビューを書いたりすることでポイントがもらえるのもサイトの特徴です。

安全なサイト⑦Amebaマンガ

安全なサイトとしておすすめの7つ目は『Amebaマンガ』です。

2023年6月下旬現在、無料で会員登録すると漫画を100冊まで40%オフで読むことができます。

さらに毎日10,000冊以上の無料漫画が更新されているので、漫画をお得に読みたいという人にぴったりです。

人気の漫画も1日経てば無料になるので(1話ごと)無料で読んで、また、無料になる間にほかの無料の漫画を読むこともできます。

安全なサイト⑧eBookJapan

安全なサイトとしておすすめの8つ目は『ebookjapan』です。

Yahoo!がサービスを提供しているので、安全面という点で信頼できます。

ebookjapanの特徴はなんといっても曜日ごとにお得なクーポンや割引があることなので、毎日キャンペーンに参加するのがいいでしょう。

購入するごとにPayPayポイントで還元されるのも特徴のひとつです。無料漫画も数多く取り揃えています。

安全なサイト⑨DMMブックス

安全なサイトとしておすすめの9つ目は『DMMブックス』です。

DMMでは数多くのサービスがあり、その中のひとつとして『DMMブックス』があるのですが、内容はほかの漫画サイトに負けていません。

漫画だけでなく、文芸やラノベ、写真集なども取り揃えているので、小説が好きな人にもおすすめです。

漫画に関してはまるごと1冊無料のものがあり、人気のコミックも1巻だけなら無料で読めます。

最大31%還元のものも多くあるので、お得に読みたい人におすすめです。

まとめ

mn4u(Manga4U)は一時は閉鎖していましたが、現在は再び漫画を読める状態になっています。

とはいえ、mn4u(Manga4U)は海賊版サイトであり、疑念の余地がない違法サイトです。

「読むだけなら罪に問われることはない」と軽く考えている人もいますが、法律は状況に合わせて変化します。

違法と知りながら繰り返しダウンロードすると、読んでいるだけの人も罪に問われる可能性があります。

知らなかったでは済まされない可能性もありますので、違法サイトとは距離をおいて利用しないようにしましょう。