ADPによる実際にあったトラブルを紹介
Amazonの商品をADPが担当した場合に、以下のトラブルが問題となっているようです。
- ADP追跡の精度が低い
- 指定した時間通りに荷物が届かない
- 宅配ボックスの暗証番号の記載がない
- 配達員と連絡が取りづらい
- 態度が悪い配達員もいる
- 他の家に間違って置き配される
- 配達せずに不在扱いにする
- ADPを利用しないように回避する方法
以上のようなトラブルが、利用者の間で問題になっているようです。どのようなトラブルがあったのか、順番に紹介させていただきます。
ADP追跡の精度が低い
Amazonの荷物は追跡は可能ですが、配達状況が正しく反映されていないこともあります。ADPの追跡を行っていても、実際の配達状況と全く異なる場合が多くあり精度が低いと感じる利用者が多いようです。
WEBで追跡できる会社でも、Amazonの番号に電話をかけて確認するのが良いかもしれません。複数追跡可能な場合は、それぞれを見比べることでより正確な情報になるでしょう。
ヤマト運輸やゆうパックなどと比べ、ADPを担当する会社の追跡は、正確さに欠けることが多いということを事前に認識しておきましょう。
指定した時間通りに荷物が届かない
ADPの配送は、荷物が指定時刻・予定時刻通りに届かないことが多いようです。再配達依頼で時間指定をしなおしても、会社によっては指定時間を過ぎても配達に来ない場合もあるそうです。
時間通りに荷物が届かないので、「予定があっても出かけられない」、「荷物の受け取りを断念する」など支障が出ています。そのため、ADPの評判が悪くなってしまい、真面目に配達をしている配達員も印象が悪くなってしまっているようです。
宅配ボックスの暗証番号の記載がない
通常、宅配ボックスを利用した配達の際には、不在連絡票に暗証番号が記載される仕組みです。しかし、記載漏れ等の理由によって暗証番号が分からないなどの理由で、宅配ボックスが開けられないというトラブルがあるようです。
暗証番号がわからないと宅配ボックスを開けることができないので、荷物が受け取れないと嘆く利用者も後を断ちません。
配達員と連絡が取りづらい
不在票に記載されている電話番号に電話をしても、一向に出る気配がなく折り返しの電話もないと言います。運転中などの理由で電話に出られないことはありますが、折り返しの電話もないので連絡が取りづらいとクレームも多いようです。
配達員と連絡が取りづらいと、スムーズな配送取引ができず困ってしまうのではないでしょうか。
態度が悪い配達員もいる
ADPの配達員の中には、態度が悪く愛想がないといったトラブルも多々あるようです。無言で受け取りサインを要求してきたり、商品を雑に渡してくるなど気分を害するような態度の配達員がいるのも事実です。
人付き合いが苦手でコミュニケーションが上手くできない理由で、態度が悪く見えてしまうケースもあるかもしれません。無言で置き配していく配達員もいるので、対面で受け渡しをしてくれるのはありがたいと捉え方を変えてみるのも良いかもしれませんね。
他の家に間違って置き配される
マンションや集合住宅で、部屋番号や住所を間違って置き配をするトラブルもあるようです。配達完了メールが届いているが、実際に荷物が見当たらず持ち去られてしまったと勘違いしてしまうケースもあります。
突然お隣さんが間違って届いていたので、後日届けてくれたなどの口コミも見かけます。他の家に間違って配達されてしまうと、荷物が帰ってこない可能性もあるので注意が必要です。
配達せずに不在扱いにする
住宅街など住所が分かりにくいところだと、配達員が家を見つけられずに不在扱いにして持ち帰ってしまうトラブルもあるようです。自宅にいて外出もしていないのに、なぜか不在扱いで処理されたトラブルも後を経たないようです。
大手の配送業者も不在票だけを入れて帰ってしまうケースもあるので、ADPだけが配達せずに不在扱いにするとは言い切れません。
ADPがAmazonの荷物を配達する条件
ADPがAmazonの荷物を配達する条件として、以下の要素が考えられます。
- ADP配送業者の担当地域
- 配送方法を指定していない
以上のような条件で、ADP業者にAmazonの荷物を配送依頼するようです。
ADP配送業者の担当地域
ADPは特定の地域別で提携された配送業者であり、その地域が担当であるかによって変わってきます。Amazonは顧客の住所と配送地域を基に、ADPを含む最適な配送業者を選択するからです。
そのため、ADP配送業者の担当地域であったとしても、注文の数や配送の需要に応じて選定られます。商品購入者の住んでいる地域や配送先の住所によって、ADPに配送依頼するか決定します。
配送方法を指定していない
Amazonで商品を購入するときに、配送方法をしていないとADPを利用することがあります。配送地域によってADPが最も効率的で、コスト効率が良い配送業である場合があります。
そのため、配送方法を指定しないと、自動的にADP荷物の配達業者に選ばれる仕組みです。商品購入時に、指定された配送オプションで自動的に配送業者が決まってしまいます。
ADP以外を利用したい場合は、配送オプションは必ず指定するようにしましょう。
ADPを利用しないように回避する方法
ADPによる実際にあったトラブルを見ていると、あまり利用したくないと思うのは当然です。そこで、ADPを回避するための手段として、いくつかの対策方法を紹介します。
Amazonは配送がADPを利用する条件を公表はしていませんが、いくつかの方法で回避することが可能になるので参考にしてください。
コンビニ・ヤマト営業所受け取りを利用する
コンビニ・ヤマト営業所受け取りに指定することで、ADP配送は回避できます。
この指定によって必ず日時指定することになり、「ヤマト営業所受け取り」では直接営業所で荷物を受け取れます。つまりADPの関与がなくなるので、希望する時間での受け取りがほぼ確実になります。
「コンビニ受取」の指定も可能なので、到着メールを受信してから指定の店舗に出向き受取りが出来ます。
Amazonマーケットプレイスを利用する
ADPの回避方法として、マーケットプレイスを使うことも考えられます。マーケットプレイスとは、新品・中古品の個人・法人の出品者から商品を購入できるサービスです。
店舗や個人がAmazonで販売している商品を、マーケットプレイスと呼びます。マーケットプレイスを利用すると、店舗や個人が配送する場合はADPを利用することはありません。
しかし、マーケットプレイスであっても、商品がAmazon倉庫にある場合はADPでの配送となる可能性もあるので注意しましょう。
代引きを利用する
代引き決済を利用することで、ADPを回避できる可能性があります。ADP各社でも、代引き利用できる可能性はありますが、時間指定など他の方法と組み合わせることで、ADP以外の配送方法が利用できます。
ただし「代引き手数料」を負担することになるので、ADPを回避したいなどの理由以外は避けるようにしましょう。
Amazon以外のECサイトで購入する
ADPを本当に利用したくないという人は、Amazon以外の楽天市場やYahooショッピングなど、他の大手ショッピングサイトを利用するようにしましょう。
ショッピングサイトによって商品の取り扱い状況は異なり、Amazonにないものが楽天にある場合もありますし、価格が違うことも多々あります。複数のショッピングサイトを比較してお得な買い物をしましょう。
「ヨドバシcom」での買い物は、ほぼ全てがゆうパックのようで、有料会員でなくとも配送が比較的早く、常にポイントが10%付くので実質1割引きで買えるのでおすすめです。
まとめ
ADPは、Amazonと提携する独立した配送業者で、迅速かつ効率的な荷物の配達を行なっています。追跡はAmazonのウェブサイトやアプリを利用し、荷物の現在地や配達状況が確認できます。
再配達の依頼もAmazonのアカウントから直接行うことが可能で、ADPは地域に応じて配達を行うとても便利な配送業者です。しかし、実際にあったトラブルもあり、利用者にとっては回避したいと思う人もいるかもしれません。
そんな場合は、ADPを回避する方法を参考にしてみてください。多くの方がネットショッピングを利用する時代となりましたが、配送を担当する業者も意識する必要があるかもしれませんね。