ここまではAndroidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを作成する方法について紹介してきましたが、Androidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを作成する方法がいくつかあるようにAndroidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを作成する際にはいくつか注意点もあります。ここではAndroidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを作成する際の注意点についてチェックしていきましょう。
この記事の目次
Androidのフルバックアップは難しい
Androidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを作成する際の注意点としては、そもそもAndroidスマートフォンはフルバックアップを作成することが非常に難しいことを知っておきましょう。iPhoneよりもAndroidスマートフォンだとカスタマイズが自由できることでフルバックアップを作成することが難しく、実際にフルバックアップから復元してもデータが足りないということもありますので、注意してください。
バックアップができないアプリがある
またAndroidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを色々なソフトウェアから作成することができるのですが、Androidスマートフォンにインストールされているアプリケーションによっては、バックアップ対象外になってしまうこともあります。バックアップできないアプリケーションについては新しいスマートフォンや復元先のスマートフォンで再度アプリケーションのインストールやデータ引き継ぎの設定をする必要があります。
root化が必要になることがある
そしてAndroidスマートフォンでよく問題になっているのがroot化です。Androidスマートフォンは自由にカスタマイズできることがiPhoneとの違いになっていますが、Androidスマートフォンでは標準では管理者権限がないと設定変更できないデータもあります。そのようなデータを変更するにはroot化という設定をする必要があります。Androidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを作成する際も全てのデータをバックアップ取りたいなら、root化しないといけないこともあります。
Androidをroot化するメリット/デメリット
Androidスマートフォンでフル(まるごと)バックアップを作成する際にroot化が必要になってしまうことはわかって頂けましたでしょうか。Androidスマートフォンでroot化するとどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。ここではAndroidのスマートフォンでroot化するメリット・デメリットについてチェックしていきましょう。
root化するメリット
Androidのスマートフォンでroot化することでどのようなことができるようになるのでしょうか。まずはAndroidのスマートフォンをroot化したことによるメリットをチェックしていきましょう。
プリインストールアプリを削除できる
Androidのスマートフォンでroot化することによるメリットとしては、プリインストールされているアプリケーションを削除することができる点です。Androidのスマートフォンを購入した際にデフラグでインストールされているアプリケーションが不要な場合は、root化すれば削除することもできます。
処理速度の変更が可能
またAndroidのスマートフォンのパフォーマンスもroot化することで改善させることができます。Androidのスマートフォン処理速度はデフォルトだと制御されているため、もっと高速に処理したい場合は、処理速度をカスタマイズすることができます。
通常だとバックアップができないアプリも対象にできる
またデフォルトだとバックアップ取得できないアプリケーションにおいてもAndroidのスマートフォンをroot化させることで通常バックアップ対象外となっているデータを含めてにフル(まるごと)バックアップを作成することもできます。
日本で入手不能のアプリをダウンロードできる
そしてAndroidのスマートフォンでは通常ダウンロードできないアプリケーションや海賊版のアプリケーションにおいてもroot化することで自分が好きなアプリケーションをインストールすることができます。GoogloPlayにないアプリケーションもネットからダウンロードしてインストールして楽しむこともできてしまいます。
root化するデメリット
Androidのスマートフォンでroot化することで通常できない設定やアプリケーションが利用できるようになる一方で、root化することでデメリットになることもあります。ここではAndroidのスマートフォンをroot化することで発生するデメリットについてチェックしていきましょう。
セキュリティのレベルが下がる
まずAndroidスマートフォンでroot化することでAndroidのスマートフォン自体のセキュリティレベルが下がってしまうデメリットがあります。root化することで通常守られているデータが危ない目に合ってしまう場合があります。
メーカーの保証から外れる
またAndroidのスマートフォンをroot化することでAndroidスマートフォンのメーカーの保証が解除されてしまうことがあります。なのでroot化する場合は、メーカーのサポートを受けれなくなることを覚悟して解除するようににしましょう。
アプリが起動しない可能性がある
そしてAndroidのスマートフォンをroot化するとより多くのアプリケーションをインストールすることができますが、今まで利用していたアプリケーションが急に起動できなくなったり、正常に動作しなくなってしまう場合もあります。なのでroot化することは非常に危険な場合もあるので知っておきましょう。
端末の動作が不安定になる
そしてAndroidのスマートフォンをroot化することで発生するデメリットとしては、Androidのスマートフォンの端末自体も不安定になることがあります。通常は不安定にならないためにデフォルトの設定を変更されないようになっているのですが、root化することで通常変更されない設定も変更されてしないAndroidのスマートフォンが不安定になってしまう場合もあります。