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グーグルマップをカーナビに映す方法とは?おすすめの方法3選

グーグルマップをカーナビとして利用していて、カーナビにグーグルマップを映すと便利と考えている方も多いと思います。そこで、本記事では、カーナビにグーグルマップを映すための3つの方法を紹介。古いカーナビでも使える方法も紹介していますので参考にしてみてください。

グーグルマップをカーナビに映す方法とは?

最近は、カーナビ・カーオーディオ・オーディオディスプレイを装備できるクルマが増えており、グーグルマップなどのスマホアプリをドライブ中に利用できる環境が整いつつあります。

スマホのグーグルマップは、スマホケースなどでドライブ中に見れるようにしたとしても、画面が小さくで見にくいですし、ドライブ中はスマホのグーグルマップの操作は不可です。

そこで便利なのが、カーナビ・カーオーディオ・オーディオディスプレイにスマホを接続して、グーグルマップを映す・グーグルマップを操作などができるようにすること。

ここでは、Apple CarPlay・Android Autoを通じてグーグルマップを操作できるようにする方法、カーナビにグーグルマップの画面を映す方法を紹介していきます。

Apple CarPlayやAndroid Autoでグーグルマップをカーナビに映す

ディスプレイオーディオとは、スマホと連携してグーグルマップのようなスマホあぷりを操作できる車載機のこと。

iPhoneであれば「Apple CarPlay」によって、Androidスマホであれば「Android Auto」によって、スマホアプリの画面をカーナビ・カーオーディオ・オーディオディスプレイに映す・操作するようになるのです。

スマホを「Apple CarPlay」「Android Auto」で車載機に接続するには、有線接続と無線接続の2種の方法があります。

有線接続では、通信対応USBケーブルを使って、スマホを車載機の通信用USBポートに接続できることが必要です。

無線接続の場合は、スマホと車載機の接続にはWi-FiとBluetoothを利用します。

なお、無線接続の場合は、スマホのバッテリーの消耗がは激しく、バッテリー切れに注意が必要です。

Apple CarPlayとは

クルマに搭載しているカーナビやディスプレイオーディオにiPhoneを接続して、車載機をあたかもiPhoneのように操作して、電話・ミュージック・動画の視聴を楽しむための機能です。

特にSiriによって、音声で各種操作を行うことで、ドライブ中でも安心して利用できることを売りとしています。

Android Autoとは

Android Autoは、Androidスマホで使えるアプリを車載機器でも使えるようにする機能であり、Androidスマホを車載機に接続して利用します。

Android Autoでは、Abndroidスマホアプリとしてリリースされているさまざまな機能が利用可能であり、グーグルマップをカーナビの代用としたり、電話にハンズフリーで出たり、テキストメッセージを音声で操作して送信することも可能です。

Androidスマホを使い慣れている方は、スマホ感覚で車載機を利用でき。運転中でも豊富なコンテンツが楽しめます。

ミラーリング機能でグーグルマップをカーナビに映す

スマホの画面は小さいので、グーグルマップなど複雑な画面は見にくかったり、狭い範囲しか見れないのがデメリットです。

こんな時は、スマホのミラーリングを使うのが便利。

ミラーリングとは、スマホの画面をカーナビのディスプレイに転送して映すことです。

これであれば、ドライブ中に、カーナビの地図の代わりにグーグルマップの地図を見れます。

スマホの画面をカーナビにミラーリングするには、HDMI・MHL・RCAなどの優先接続とMiracast・AirPlayなどの無線接続が可能です。

しかし、カーナビ側の対応状況や、伝送品質による転送後の画像品質の点からは、有線HDMI接続が現実的な方法といえます。

Apple CarPlayでグーグルマップをカーナビに映す方法

スマホとしてiPhoneを利用しているユーザーがグーグルマップをカーナビに映すには、Apple CarPlay経由でiPhoneのグーグルマップをカーナビに連携します。

Apple CarPlay経由でiPhoneのグーグルマップをカーナビに連携する手順は以下のとおりです。

iPhoneの設定からSiriを有効にする

Apple CarPlayはドライブ中のユーザーがスマホを便利に使うためのツールなので、Sirにより音声で操作することが前提です。

このため、Apple CarPlayでグーグルマップをカーナビに移すには、まず、Siriを有効にすることが必須となります。

その手順は以下のとおり。

iPhoneのトップ画面を開く→設定するための歯車アイコンを選択→設定メニューのSiriと検索を選択→ホームボタンを押してSiriを使用をオンにする→Siriを有効にするを選択

なお、Sirが有効になっていれば、上記の操作はスキップ可能です。

iPhoneの設定からCarPlayの初期設定をする

次は、CarPlay機能が有効となっているかどうかをiPhoneで確認することが必要です。

iPhoneでCarPlay初期設定を行う手順は以下のとおり。

iPhoneのトップ画面を開く→設定するための歯車アイコンを選択→設定メニューから一般を選択→一般メニューからCarPlayを選択→CarPlayメニューから接続対象の車やカーナビ・カーオーディオを選択→iPhoneにCarPlayが表示されることを確認

カーナビでグーグルマップを起動する

ここまでの設定が確認できたら、iPhoneをCarPlayに対応すたカーナビとLightningケーブルで接続します。

グーグルマップをカーナビで起動する手順は以下のとおり。

CarPlayのアプリ一覧画面でグーグルマップアイコンを選択→画面をダッシュボード2分割画面に切替(2画面で地図と音楽を同時表示する場合)

なお、画面切替ボタン・アプリアイコンを押すことで、地図全画面・2分割画面の切替ができます。

Android Autoでグーグルマップをカーナビに映す方法

Androidスマホを使っている場合は、スマホのグーグルマップをカーナビに映すには、AndroidAutoを利用することが必要。

ここでは、Android Autoを利用してカーナビにグーグルマップを映す方法を説明ていきます。

Android Autoのインストールや必要アプリのアップデート

まず、AndroidスマホにAndroid Autoがインストールされている必要があります。

スマホのAndroidのバージョンがAndroid9 以下の、スマートフォンに Android Auto アプリをGooglePlayからインストールすることが必要です。

なお、スマホのAndroidのバージョンがAndroid10以上であれば、Android Autoは組み込み済のため、アプリはインストールは不要で手間が省けます。

インストールが完了したら、まずは、Android Autoの初期設定。Androidスマホで、接続確認などの各種メッセージが表示されたら、基本的には、画面の表示に従って、はい・許可を選択して進めて行けばOK。

なお、初期設定に関しては、初回1回だけ実施しておけばOKで、2回目以降は不要です。

Android Autoに必要な権限の許可

Android Autoの初期設定が済んだら、Android Autoの実行に必要なスマホの権限を付与していきます。

これも、Android Autoの画面に従って、必要な権限をAndroid Autoに付与するための確認メッセージが表示されますので、全て許可を選択してください。

通知権限についても設定が必要なので、続行を選択して通知一覧画面を表示し、Android Autoの行の通知スイッチをONに設定してください。

位置情報サービスの有効化

グーグルマップでナビを行うには、位置情報サービスにAndroid Autoがアクセスすることが必要なので、位置情報サービスへのアクセス権限を与えます。

位置情報を利用できない場合は、ナビ機能が正常に動作しないので、必ず、位置情報サービスへのアクセス権限をONにしてみてください。

ミラーリングでグーグルマップをカーナビに映す方法

カーナビの場合は、地図データが古くなった場合などは有料で地図データをアップデートすることが必要です。

これには結構な金額が必要な場合もあり、節約したいのであれば、スマホのグーグルマップを利用することで代用可能となります。

とはいえ、スマホの画面は小さいのでドライバーが運転中に見ることはできませんし、助手席の人に見てもらって教えてもらうのも面倒です。

そんな時は、スマホのグーグルマップをカーナビの画面に映す方法なら、大きな画面で最新の地図を見ながら運転できるので安心です。

以下では、スマホのグーグルマップをカーナビの画面に映すこと、つまり、ミラーリングのやり方について説明していきます。

なお、ミラーリングはあくまでも地図を見るだけであり、Apple CarPlay・Android Autoを利用する場合のようにグーグルマップの操作はできないことに留意しておいてください。

ミラーリングに必要な機器を揃える

スマホの画面をカーナビに出力するには、スマホからはHMDI出力です。

一方、カーナビの映像入力ポートには、HDMI・MHL・RCAなどの規格があり、新しいカーナビではHDMIに対応していますが、古いカーナビでは、MHL・RCA対応のみでHDMIに対応していない場合があります。

カーナビがHDMIに対応していない場合は、HDMIケーブルのほかに、変換アダプタが必要です。

機器を接続してスマホとカーナビを接続する

スマホとカーナビをHDMIで接続する手順は以下のとおり。

  • カーナビを入力ポートを確認して必要なら変換アダプタをHDMIケーブルに接続
  • スマホとカーナビのHDMIポートをHDMIケーブルで接続
  • カーナビの入力をHDMIに切替
  • スマホでグーグルマップを開く
  • スマホのグーグルマップ画面で目的地や案内などの操作を行う

まとめ

ここまで、カーナビにグーグルマップを映す以下の3つの方法を説明してきました。

  • Apple CarPlayを利用して映す方法
  • Android Autoを利用して映す方法
  • ミラーリングによって映す方法

ミラーリングは、HDMIに未対応の古いカーナビでも使える方法ですので参考にしてみてください。