続いて、借りた代替機に自分のiPhoneデータを移行・復元する方法を解説していきます。
上記で解説した方法でiCloudにとっておいたバックアップを、以下の手順で代替機に復元させていきます。
目次
iPhoneのデータを復元する
iCloudから復元する手順
①代替機の電源をつけて、初期設定などを済ませる
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②「Appとデータ」という画面が表示されたら、「iCloudバックアップから復元」をタップする
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③AppleIDの入力や利用規約への同意などを行う
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④復元したいバックアップデータを選択し、復元を開始する
LINEのデータを復元する
LINEのデータを代替機に復元する手順は以下の通りです。
LINEのデータを復元する手順
①代替機でLINEを開き、「ログイン」をタップする
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②「登録メールアドレス」と「パスワード」を入力→「OK」をタップする
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③「古い端末でLINEを利用できなくなり、トーク履歴も削除される」という旨のメッセージが表示されるので「OK」をタップする
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④電話番号を入力し、「番号認証」をタップする
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⑤SMSで送信されてきた「認証番号」を入力して「次へ」をタップする
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⑥「トーク履歴をバックアップから復元」をタップ
LINEのトーク履歴は「iCloud」にバックアップされます。
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写真データ管理は「Googleフォト」!
「写真データをしっかり管理したい!」という方は、「Googleフォト」を活用しましょう。
Googleフォトは、写真・動画用の「クラウドストレージ」サービスで、アカウントを作成するだけで自動的に写真をクライドストレージ上にバックアップすることができる便利なアプリです。
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代替機を借りる条件と借りられる端末
ここでは、主な「iPhone修理先」で「代替機を借りるための条件」や「借りることができる代替機端末」について解説します。
代替機とは?
「Apple Store」「キャリアショップ(au・docomo・Softbank)」「正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラなど)」などにiPhone修理を依頼し、即日で修理が完了しないと、日常生活に支障が及ぶという方もいるのではないでしょうか。
そのような場面で、「代替機」と呼ばれる「一時的に貸し出される端末」があれば、修理中のiPhoneが返ってくるまで特に問題なく生活できます。
Apple Store
修理が必要なiPhoneを「Apple Store」に持っていけば、Appleの認定修理ーサービスを受けることができます。
Apple Storeで代替機を借りるための条件は、「無償修理の条件を満たす故障であること」そして「AppleCare+に加入していないこと」です。
無償修理の条件を満たす故障であること
Appleでは、Apple製品を購入した日から「1年間のハードウェア製品限定保証」と「90日間の無償電話サポート」が付随しています。
この保証期間内に「自然故障」または「初期不良」によってiPhoneの修理が必要になった場合に限って、「無償または低価格」でApple Storeの修理を受けることができます。
iPhoneの初期不良
購入した時から、iPhone本体に「音やバイブは鳴るけれど、画面が真っ暗のまま」「タッチパネルが反応しない」「サイレントスイッチが効かない」などの不具合が生じていること。
つまり、「保証期間内に、『自然故障』または『初期不良』によるiPhoneの不具合が見つかった場合」はApple Storeから代替機を借りることができます。
注意したいのは、自分の過失でiPhoneを壊した場合、「無償修理の対象外」になってしまい、修理料金が発生し、代替機も借りれなくなるので注意です。
AppleCare+に加入していないこと
「AppleCare+」に加入している場合には、「iPhoneエクスプレス交換サービス」というサービスを利用して、故障したiPhoneと新品のiPhoneを交換することができます。
そのため、「AppleCare+」に加入している人は、そもそも代替機を借りる必要がありません。
iPhoneエクスプレス交換サービスとは
新品同様のiPhoneが宅配便で送られてきて、その場で修理が必要なiPhoneと交換することができるサービスのこと。