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iPhone15の新機能を解説!iPhone14とのスペック比較も紹介

iPhone15でも多くの新機能が搭載され発売されました。

充電ポートがUSB-Cに変わったということで、他の新機能よりも注目を浴びてしまいました。

そこで、この記事では、iPhone15の新機能やiPhone14とのスペック比較を紹介します。

iPhone15シリーズ共通!追加された新機能

まずは、iPhone15シリーズ共通で追加された新機能を紹介します。

充電ポートが待望のUSB-Cに変更

iPhone15では充電ポートが以前から多くのユーザーが期待していたUSB-Cに変更されました。

iPhoneとしては、2012年に発売されたiPhone5から10年以上Appleの専用ポート、Lightning端子を採用していました。

2024年からEUのスマホの充電器の規格統一することが決まり、iPhoneも2023年に発売されたiPhone15から変更するに至りました。

  • ケーブルの統一化
  • 高速データ通信を可能にする

ユーザーからすると、iPhoneだけ(他のApple製品も一部あり)Lightningポートだったので、モバイルバッテリーなどのためにケーブルを複数持ち歩く必要がありました。

また、現在はケーブルを繋いでデータ通信をすることは減りましたが、高速で通信(iPhone15Proでは最大10Gbps)できるようになったのもメリットです。

※iPhoneのUSB-Cでできることは公式サイトをご覧ください

iPhoneからの給電が可能

USB-Cの搭載が決まったことで、iPhoneから他のデバイスへの給電が可能になりました。

  • Apple Watch
  • AirPods
  • iPhone(公式としては推奨していない)

ちなみに、iPadやMacへの給電はできません。

iPhone15/15 Plusの新機能・強化ポイント

では、iPhone15で追加された新機能や強化されたポイントを紹介します。

バッテリーの強化

新機能というものとは少し離れますが、iPhone15ではiPhone14の時よりもバッテリーが強化されました。

機種名 バッテリー容量 ビデオ再生 ビデオ再生(ストリーミング)
iPhone15 Pro Max 4,422mAh 最大29時間 最大25時間
iPhone15 Pro 3,274mAh 最大23時間 最大20時間
iPhone15 Plus 4,383mAh 最大26時間 最大20時間
iPhone15 3,349mAh 最大20時間 最大16時間
iPhone14 Pro Max 4,323mAh 最大29時間 最大25時間
iPhone14 Pro 3,200mAh 最大23時間 最大20時間
iPhone14 Plus 4,325mAh 最大26時間 最大20時間
iPhone14 3,279mAh 最大20時間 最大16時間

※iPhoneのバッテリー容量はAppleでは公表されていないので公式な数字ではありません。

ものすごくバッテリー容量が増えているわけではありませんが、他の機能も含めて最長直は伸びています。

メインカメラが48MPに強化

iPhone15の新機能として、カメラが強化されました。

iPhone14まではメインカメラが12MP(万画素)でしたが、iPhone15シリーズでは48MP(万画素)になり、より鮮明な写真を撮影できるようになりました。

iPhoneで写真の撮影をよくする方は、カメラがかなり強化されているので、実感できると思います。

自動ポートレートモード

iPhone14までは、ポートレートモード(背面のぼかし)にするには手動で切り替えが必要でしたが、iPhone15の新機能で、自動ポートレートモードが使えるようになりました。

自動でポートレートモードになるのは、被写体が「人・犬・猫」に限られるので覚えておきましょう。

イナミックアイランドの搭載とパンチホイール

iPhone14 Pro/14 Pro Maxにのみ搭載されていたダイナミックアイランドがiPhone15でも使えるように強化されました。

インカメラのセンサーになっているパンチホイールもダイナミックアイランド内に設置されています。

ダイナミックアイランドは、通知の表示だけでなく、着信の表示やナビ、音楽アプリとも連動している機能です。

iPhone15から新機能ではありませんが、iPhone15からは全てのモデルに搭載されています。

iPhone15 Pro/15 Pro Maxの新機能・強化ポイント

では、iPhone15Pro/15 Pro Maxに追加された新機能を紹介します。

アクションボタンを自由にカスタマイズできる

iPhone15Pro/15 Pro Maxでは、従来サイレントスイッチがあった場所のボタンがアクションボタンに変更されました。

アクションボタンとは、どの機能にするか自分でカスタマイズできる新機能です。

  • 消音モード
  • 集中モード
  • カメラ
  • フラッシュライト
  • ボイスメモ
  • 拡大鏡
  • 翻訳
  • ショートカット
  • アクセシビリティ

サイレントスイッチのままの方がよければ消音モード、集中モードをよく使うユーザーは集中モードなど、カスタマイズ可能です。

現状ではiPhone15 Pro/15 Pro Maxでしか使えない機能なので、使ってみたい方は購入を検討してみましょう。

A17 Proチップで高画質ゲームのプレイも可能

iPhone15 Pro/15 Pro Maxでは、搭載されているチップがA17 Proに強化されました。

チップの強化によって、PS5専用ソフトの「バイオハザードヴィレッジ」もiPhoneでプレイできるようになりました。

今後PS5専用ソフトとして開発されたソフトがiPhoneでも遊べるようになっていくようなので、わざわざゲーム機を買わなくてもいい時代がくるかもしれません。

チタン素材への変更で強度UP&軽くなる

iPhone15 Pro/15 Pro Maxの仕上げは、チタニウムに変更されました。

素材が変更されたことで、強度がアップしたとともに、筐体自体を軽くすることを同時に実現しました。

後述するスペック比較を見てみてもらえれば一目瞭然ですが、「Proシリーズで最も軽いiPhone」を感じてみてください。

空間ビデオの撮影も可能

2023年のWWDCのOne more thingで発表されたApple Vision Proで見られる空間ビデオの撮影もiPhone15 Pro/15 Pro Maxでは可能です。

Apple Vison Proの発売がいつになるのかわからないので、すぐには見ることができませんが、どうしても残しておきたい映像をいつか見るために撮影できるのはiPhone15 Proシリーズのみです。

Apple Vision Proが発売されても最初は手が出ないくらい高額になることが予測されているので、なかなかみる機会は訪れないかもしれませんが、せっかくなので空間ビデオでも残しておきましょう。

iPhone15シリーズってどんな人におすすめ?

円安の影響もあり、iPhoneは年々値上げ傾向にあります。

iPhone15を買いたいけれど、決断しきれないという方もいると思います。

そこで、iPhone15シリーズはどんな人におすすめなのかを紹介します。

iPhone15でしか使えない新機能を使いたい人

iOS17に追加された新機能は過去のiPhoneでも使えますが、iPhone15で実装された新機能は購入しないと使えません。

なので、最新の新機能を使いたい人はiPhone15はおすすめです。

特に、Proシリーズはその何恥じないスペックで、ゲームやカメラも大きく強化されました。

USB-CのiPhoneを使いたい人

USB-CのiPhoneを待っていた人もおすすめです。

充電ポートだけのためにiPhoneを買うのは現実的ではありませんが、何年か前からUSB-C搭載iPhoneを待っていたなら是非購入してみてください。

バッテリーの最大容量が減ってきている人

iPhoneはバッテリーの最大容量が80%を下回ると、一部の機能が制限されピークパフォーマンスを発揮できないことが報告されています。

iPhoneは2年から3年程度でバッテリーの最大容量が80%を下回ることが多いので、バッテリーの最大容量を確認して減ってきていたら購入のタイミングと言えます。

iPhone15シリーズとiPhone14シリーズの基本スペック比較

iPhone15シリーズとiPhone14シリーズのスペック比較を見ていきましょう。

iPhone15/15 PlusとiPhone14/14 Plus

  iPhone15/15 Plus iPhone14/14 Plus
サイズ 147.6×71.6×7.80/160.9×77.8×7.80 146.7×71.5×7.80/160.8×78.1×7.80
カラー ブラック
ブルー
グリーン
イエロー
ピンク
ミッドナイト
パープル
スターライト
(PRODUCT)RED
ブルー
イエロー
重量 171g/201g 172g/203g
仕上げ アルミニウム アルミニウム
前面 Ceramic Shield Ceramic Shield
背面 カラーインフューズドガラス ガラス
ストレージ容量 128GB/256GB/512GB 128GB/256GB/512GB
ディスプレイサイズ 6.1インチ/6.7インチ 6.1インチ/6.7インチ
防沫性能、耐水性能、防塵性能 IP68等級 P68等級
チップ A16 Bionicチップ A15 Bionicチップ
カメラ 48MPメイン/12MP超広角 12MPメイン/12MP超広角
インカメラ 12MP 12MP
充電ポート USB-C Lightning

※参考サイト:技術仕様(iPhone15iPhone 15 PlusiPhone14iPhone14 Plus

iPhone15とiPhone14の最も大きな違いは、新機能でも触れましたが充電ポートとカメラ性能です。

充電ポートさえ気にならないなら、iPhone14は少し値下げされているので、新機能を使えなくてもいいなら、型落ちiPhoneもおすすめです。

iPhone15 Pro/15 Pro MaxとiPhone14 Pro/14 Pro Max

  iPhone15 Pro/15 Pro Max iPhone14 Pro/14 Pro Max
サイズ 146.6×71.6×8.25/159.9×76.7×8.25 147.5×71.5×7.85/160.7×77.6×7.85
カラー ブラックチタニウム
ホワイトチタニウム
ブルーチタニウム
ナチュラルチタニウム
スペースブラック
シルバー
ゴールド
ディープパープル
重量 187g/221g 206g/240g
仕上げ チタニウム ステンレススチール
前面 Ceramic Shield Ceramic Shield
背面 テクスチャードマットガラス テクスチャードマットガラス
ストレージ容量 (128GB)/256GB/512GB/1TB 128GB/256GB/512GB/1TB
ディスプレイサイズ 6.1インチ/6.7インチ 6.1インチ/6.7インチ
防沫性能、耐水性能、防塵性能 IP68等級 P68等級
チップ A17 Proチップ A16 Bionicチップ
カメラ 48MPメイン/12MP超広角/12MPの望遠 48MPメイン/12MP超広角/12MP望遠
インカメラ 12MP 12MP
充電ポート USB-C Lightning

※参考サイト:技術仕様(iPhone15 ProiPhone 15 Pro MaxiPhone14 ProiPhone14 Pro Max

iPhone15 ProシリーズとiPhone14 Proシリーズでの大きな違いは、仕上げ・充電ポート・カメラ・チップです。

iPhone15 ProはiPhone14 Proからもかなり進化をしている印象が強いので、ゲームや動画撮影をよくする方は非常におすすめのiPhoneです。

まとめ

iPhone15シリーズの新機能やスペックなどを紹介してきました。

iPhone15の新機能で最も注目をされていたのは、やはりUSB-Cポートの搭載です。

ただ、それ以外の新機能も非常に魅力的です。

発売から3ヶ月程度経過して、iPhone15も手にはいやすくなりつつあるので、購入の検討の際には参考にしてみてください。