iPhoneの性能も世代を重ねる毎に進歩し、現在ではちょっとしたPCにも引けをとらないような高性能をもつようになりました。その性能を活かした、ハードウェアに負担のかかるアプリも、すっかり当たり前の存在となっています。しかし、こうしたアプリをハードに活用するとき、ぶつかることが多いのが「熱」の問題。今回は、そんな「熱」対策性能の高いケースをご紹介します。
目次
外は暑い。車の中も暑い。iPhoneも熱い。
iPhoneに限らず、スマートフォンをハードに使っていると気になってくるのが、本体が熱をもつこと。
これは、主に3Dゲームや動画の編集など、処理に負荷の掛かる作業をした際に、内部のCPUなどが熱を放出することによって起こります。
つまり、iPhoneが頑張って仕事をしている証拠というわけですね。
とはいえ、こうした作業中はiPhoneに絶対触れないという訳にもいきません。
動画編集であれば、iPhoneをテーブルに置いて画面にタッチするようにすれば、熱い思いはしなくて済むでしょう。
しかし、ゲームの場合はiPhoneを手に持ってプレイする前提で作られているものが多いので、そうもいかないのが現実です。
では一体どうしたら良いのか?
PCのように冷却ファンや水冷ユニットをもたないiPhoneで、どのように熱対策をしたら良いのか?
今回はそんな時に役に立つ、耐熱や放熱性に優れたケースをご紹介しましょう。
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PITAKA iPhone 6/6s (4.7インチ)対応ケース アラミド製(黒/灰)
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厚さ約0.55mm、軽量で高強度なiPhoneケースです。
素材として使われている「アラミド繊維」は、高い耐熱性や弾性、強度を誇り、防弾チョッキや消防服などにも使用されています。
また、電波を遮りにくいので、「ケースを装着したら、LTEやWi-Fiの感度が悪くなった」というケースも避けることができます。
カーボン模様で彩られた表面は傷防止コーティングがなされており、長期間安心して使うことができるでしょう。
ビジネス向けに、シンプルで落ち着いたデザインのケースが欲しいという方にお勧めです。
DEFF monCarbone ホバーコート iPhone6/6S Case ミステリーブラック HK001MY:5,970円
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厚さ約0.6mm、重量12~16gの薄型軽量のiPhoneケースです。
素材にはデュポン社で開発された「ケブラー」と呼ばれる特殊繊維を使用しており、高い耐熱性と強度を誇っています。
このケブラーは金属やカーボンと異なり電波を通す素材なので、ケースを付けたことで電波の受信感度が低下するといった事態も避けることができます。
表面はブラックのカーボン風塗装が施されており、ビジネスにもプライベートにも問題なく使えるのではないでしょうか?
シンプルなデザインで、実用性も兼ね備えた、そんなケースを求めている方にお勧めです。
Palmo:2,748円
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ここまで紹介したケースは「耐熱性」を重視していましたが、これは「放熱性」を重視したケースです。
Palmoは、8の字型のシリコン素材を使用したiPhoneケース。
iPhoneの要所要所をカバーしつつ、それ以外の部分のガードを思い切って外すことにより、軽量化と高い放熱性を実現しました。
また、弾力性の高いシリコン素材を活かし、ケースを延ばしてiPhone背面との間に指を入れることにより、iPhoneを手から落としてしまう事を減らすことができます。
初めて見るとびっくりするデザインではありますが、2015年には経済産業書の「グッドデザイン賞2015」にも選定されているので、決して奇をてらったわけではない、実用性に基づいたデザインといえるでしょう。
とにかくケースは軽い方が良いとか、iPhoneのデザインを極力活かしたいといった方にお勧めです。
サンワダイレクト400-CLN023
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最後にご紹介するのは、一風変わった「熱を逃がす」ケースです。
サンワダイレクト400-CLN023は、本体内に放熱用の小型ファンを内蔵し、スマートフォンの熱を背面から逃がすことができる製品です。
ノートPC用の製品としては、かなり以前から同様なコンセプトの物が普及していますが、それをスマートフォンの世界に持ち込んだのは、この製品が初ではないでしょうか?
ケースというよりはスタンドといった意味合いの強い製品ですが、手に持ってスマホを使いながら作動させることもできます。
また、ファンの電源は本体内に内蔵しており、iPhoneのLightning端子が専有されてしまったり、iPhone側のバッテリーがガンガン減っていくといった事も避けられる安心設計。
特に熱を持ちやすい高負荷なゲームを楽しむ方にお勧めです。
まとめ:耐熱性も大事ですが…
如何だったでしょうか?
今回は、「熱」をキーワードにお勧めのiPhoneケースをご紹介しました。
ただ、高熱が出るというのは、人間もiPhoneも決して良い状態とはいえません。
特にiPhoneに高温の警告画面が出るような場合は、本体内部のハードを痛めかねない危険な状態になっているともいえます。
そうしたケースが頻発する場合は、使用するアプリや使用時間を見直すなど、根本的な対策を行ったほうがより安全といえるでしょう。