iPhoneの修理先として「キャリアショップ(au・docomo・Softbank)」という選択肢があります。
このキャリアショップにiPhone修理を依頼する場合、基本的に、無償修理・有償修理どちらにもかかわらず代替機を借りることができます。
目次
正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラなど)
「正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラなど)」も、iPhoneの修理先として利用されることが多いです。
そもそも「正規サービスプロバイダ」とは、Apple認定のトレーニングを受けた技術者の修理サポートを受けることができる所で、「カメラのキタムラ」や「ビックカメラ」などの家電量販店に設置されています。
この「正規サービスプロバイダ」で修理を受ける際には、無償修理・有償修理に関わらず、代替機を借りることができないので注意が必要です。
借りることができる機種の目安は一つ前のモデル(16GB)
借りることができる代替機の機種は、各店舗や修理先の在庫によって異なりますが、原則として、貸し出される代替機は「一つ前のモデル」が多いです。
例えば、iPhone 6s や 7を修理に出した場合には、「iPhone 6」が代替機として貸し出されます。
また、貸し出される代替機の容量は「16GB」のモデルであり、それ以上の容量の端末は借りることができません。
注意点!
auのキャリアショップに修理を依頼する場合、貸し出される代替機は「Android」端末になるケースが多いです。
また、代替機の在庫が切れてしまっている場合には、代替機を借りることができなくなるので、あらかじめ修理先に問い合わせておくことをおススメします。
そのような場面で、「代替機」と呼ばれる「一時的に貸し出される端末」があれば、修理中のiPhoneが返ってくるまで特に問題なく生活できます。
代替機を返す時のデータ削除(初期化)方法【必須】
代替機を返却する際には、あらかじめ代替機に移行していたデータを削除(初期化)しておきましょう。
なぜ初期化が必要?
代替機を返却したら、修理店側が初期化作業を行ってくれます。
ただし、修理店側のスタッフに自分のiPhoneデータを見られてしまう危険性も考えられます。
個人情報を保護するという意味もあるので、返却前に代替機を初期化しておくことをおススメします。
iPhone初期化の手順
①代替機の「設定」→「一般」→「リセット」の順にタップする
↓
②「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする
↓
③「パスコード」と「Apple ID」を入力する
↓
④「iPhoneを消去する」をタップする
ちなみに、代替機を初期化する前にも、先述した方法でデータのバックアップを取っておく必要があります。
旧機種にSIMカードを差し替える【裏ワザ】
「代替機を借りることができない」という場合、自宅に「今は使っていない旧iPhone」があれば、SIMカードをその旧iPhoneに差し替えることで、旧iPhoneで「4G/LTE回線」と「電話番号」を利用できるようになり、修理を待つ間の代替機として使うことができます。
SIMカードとは
携帯電話番号やインターネットを利用するために必要な情報が入っている「プラスチック製のICカード」のこと。
ちなみに、本iPhoneの端末情報を旧iPhoneにコピーするためには、SIMカードの差し替えでは無理なので、「データをバックアップ→復元」の作業が必要になります。
[icon image="arrow1-b"] 【iPhone/iPad】SIMカードの取り出し方のコツと入れ方
まとめ
iPhone修理に時間がかかり、代替機が必要な場合、最も安全・確実な方法は「旧iPhoneにSIMカードを挿して代替機代わりにする」方法です。
ただ、自宅に旧iPhoneが無いという方は、当記事で解説したように、修理店から代替機を借りるようにしましょう。
Apple Storeやキャリアショップに修理依頼をすれば、代替機を借りることができます。
一方、非正規修理店では代替機を借りることができないケースが多いので要注意です。