iPhoneの着信拒否したいけど、その後も相手からしつこく電話が来ているのか一応確認しておきたい。いや見るのも怖い・・・。今日はそんな方のためにiPhoneで着信拒否すると履歴や通知はどうなるのかについてご紹介します。
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目次
着信拒否の現状:iPhone、MVNO
いつの時代も変わらないのが、セールスや勧誘、或いはイタズラ電話といった迷惑な着信です。
暇な時に掛かってきてもイラッとしてしまいますが、それが仕事中や家事をしている時などであれば、なおさらです。
そして、それは今や日本国内だけでなく、世界中で問題視されています。
iPhoneであればMVNOでも着信拒否は可能
結果として、iPhoneでもiOS7から本体側で着信拒否設定ができるようになり、従来のキャリアが提供する着信拒否サービスと合わせて、手軽に迷惑電話をシャットアウトできるようになりました。
MVNOのようにキャリア側で着信拒否サービスを提供していない場合でも利用できるので、そうしたキャリアの利用者にも嬉しい機能です。
iPhone着信拒否で気になること
さて、こうした機能の追加で手軽に着信拒否できるようにはなりましたが、これから使おうとしている方は、色々と気になる点もあるのではないでしょうか?
- 着信履歴は残るのか?
- 着信通知は出るのか?
- 留守電や転送電話も拒否されるの?
などなど、使ってみないとわかりづらい、気になるポイントはいくつもあります。
今回は、そんなポイントをまとめてみました。
これから着信拒否を使おうと思っている方も、既に使っているけど機能を詳しく知らなかったという方も、是非参考にしてみてください。
iPhoneで着信拒否すると着信通知は出るの?
まず最初に気になるのは、受信側のiPhoneに着信通知(着信画面や着信音、バナー等での通知)がされるのかという点しょう。
固定電話時代の着信拒否の場合、単純にベルが鳴らないだけで、液晶には着信画面が表示されているようなケースも珍しくありませんでした。
果たして、iPhoneの場合はどうなのでしょうか?
結論として、着信した時に表示される通話画面やバナー、通知センターでの着信お知らせは表示されません。
当然、着信音も鳴らないので、迷惑電話で着信が鳴り止まなかったり、急な着信でドキッとするような事態も避けられるでしょう。
ただし、キャリアによっては着信を知らせるSMSが届く場合があるので、着信そのものを完全に知らずに済むという訳ではありません。
SMSの通知を切ってしまうという手もありますが、そうすると本当に必要なSMSも見逃してしまう可能性があるので、難しいところです。
iPhoneの着信拒否後に着信履歴は残るの?
こちらも結論から言うと、iPhone本体には着信履歴は残りません。
よって、迷惑電話で着信履歴が埋まってしまい、大切な人からの着信を見付けるのに一苦労…という事態は避けられるはずです。
ただし、前項でも触れたように、キャリアによっては着信を知らせるSMSが届くことがありますので、完全に履歴が残らないという訳ではありません。
前項同様、SMSの通知を切ってしまうのは一長一短がありますので、判断が難しいところです。
もっとも、SMSの通知ですらストレスになるくらいの量の着信があるのなら、適切な専門家へ相談したほうが良いかもしれません…。
着信拒否だと相手にはどう聞こえる?
iPhoneの機能で着信拒否にした場合には、何の音もせずに通話呼び出しが打ち切られます。キャリアの機能を使って着信拒否した場合には、各キャリアごとに違いが出てきます。
基本「電話をつなげられない」の主旨の文言が流れるのですが、大手3キャリアのドコモ、AU、ソフトバンクでアナウンスの内容は違うのです。
これらの違いについては、下記の記事に詳細がありますので、ぜひご覧下さい。
留守電や転送電話は?
キャリアの着信拒否サービスの場合
留守電や転送サービスも一括して拒否されるので、相手からのメッセージが残ったり、別の電話に転送されてしまうという事はありません。
キャリアによる着信拒否サービスの場合、キャリアの交換器が防波堤の役割を果たして迷惑電話をシャットアウトしてしまいます。
堤防の内側にある転送、留守電といったサービスの部分まで迷惑電話が届かないので、留守電が残ったり、転送されてしまったりする事は怒らない訳です。
この辺りは、さすがキャリア提供のサービスといったところですね。
iPhone本体で設定した場合
iPhone本体での着信拒否の場合、一旦迷惑電話がiPhoneまで届いた後、iPhone側で拒否リストと照合して、通す電話と通さない電話を区別しています。
iPhone自身がユーザーの目の前で防波堤の役割を果たしているので、受信側のiPhoneと迷惑電話発信者の間にある留守電や転送電話といった各種サービスは、素通りされてしまいます。
結果、留守電が残ったり、指定した電話に転送されてしまうといった有り難くないケースが発生してしまうのです。
こうしたサービスを利用している方は、注意が必要でしょう。
解決策として、もし留守電や転送サービスをどうしても外せない方は、キャリアによる着信拒否サービスを使うことをお勧めします。
最近ではMVNOでも着信拒否サービスを提供しているケースがあるので、MVNOを利用中の方も、気軽に自分のキャリアのHPからサービス内容を調べてみると良いですよ。