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【iPhone12】みんなの口コミは?スペックの詳細も紹介します!

2020年に発売されたiPhone12シリーズですが、使用してみた感想や評判はどのようなものなのでしょうか。カメラ性能は上がった?指紋認証は可能なのか?今回はiPhone12シリーズ発売の感想や製品の特徴を見ていきましょう。

iPhone12の評判は悪い!?ユーザーの評価を紹介

2020年に発売されたiPhone12ですが、検索してみると評判が悪いというワードもちらほら見かけます。実際の性能やユーザーの評価はどうなのでしょうか?

・発売に関する世間の感想
・iPhone12シリーズのデザイン
・サイズ感
・カメラ性能
・ロック解除時の顔認証や指紋認証の有無
・ラインナップの多さ
・接続端子の種類
・5Gに対応しているか
・充電方法
・価格

上記の内容について順番に紹介していきたいと思いますので、使用したいと考えている方は参考にしてみてくださいね。

良い評価

iPhone12の購入を考えるにあたって評価や実際に使用した人の感想は気になりますよね。皆さんの背中を後押しする好印象な感想を紹介していきます。

①角張ったデザインで原点回帰

https://twitter.com/ark050/status/1319485997592133633?s=20

フォルムや素材など、iPhoneのデザインは毎回こだわりがあります。iPhoneを購入する際デザインを重視する方もいますが、今回のiPhone12のデザインは好印象のようです。具体手には、以前のような角ばったフォルムを称賛する感想が多いと感じました。

②片手操作ができるサイズがある

https://twitter.com/tottorio292/status/1317791618687062017?s=20

女性や小・中学生は手が小さく、既存のiPhoneシリーズを片手で操作することが難しい人もいます。しかし、今回のiPhone12シリーズにはiPhoneSE(第一世代)のように小さなサイズのものがラインナップされています。使い勝手のいいサイズの復活に対する感想は少なくないようです。

③カメラ性能が魅力的

よく写真を撮る人はカメラの感想も気になりますよね。もちろん、iPhone11シリーズと比較してもカメラの性能は向上しています。暗闇での撮影がより鮮明になるナイトモードや周囲の地形のマッピング機能が新しく搭載されたようです。

悪い評価

今度はマイナスの感想をまとめてみました。iPhone12シリーズに懸念を抱いている人は参考にしてください。

①指紋センサーがない

iPhone8シリーズまでは指紋認証が搭載されていて、指1本あれば手軽にロックを解除したり、アプリインストールの認証をしたりできました。しかし、iPhoneX、iPhone11同様に、iPhone12は指紋認証ができません。代用として顔認証が搭載されていますが、マスクを着用していると認識されません。現在のコロナ禍の社会では誰もがマスクをしているので不向きといえます。また、iPhoneXから顔認証が搭載されましたが、暗闇で顔が認識されないという口コミがあります。しかし、ほとんどの場合は顔との距離が近いことが原因なので、一度遠ざけてみるのがおすすめです。

②種類が多くて選べない

https://twitter.com/ktnkmsm40/status/1316161856239665153?s=20

今回のiPhone12シリーズは全部で4種類のラインナップです。iPhoneはシンプルなデザインなので、見た目の違いはほとんどありません。iPhoneやスマートフォンに慣れていない人だと、性能や特徴の違いがわからなくてどれを選べば良いかわからないという感想もありました。

③未だにlightning端子

lightning端子を変えてほしかったという感想が多くありました。スマートフォンの接続端子はtypeC端子が一般的ですが、Apple社は頑なにlightning端子を使用しています。パソコンやオーディオ機器などの機器にも、typeC端子が付いていることはありますが、lightning端子があることは珍しいです。しかし、妥協点として今回から付属品にtypeC - Lightningケーブルが付くようになりました。逆に高速充電に対応したUSB-C - LightningケーブルとイヤホンのEarPodsは付属品から無くなりましたが、一度iPhoneを購入したことがある人にとっては些細な問題ですね。

④日本は5Gミリ波非対応

5Gに対する感想も多いです。2020年、IT業界の急速な発展により話題になっている5Gですが、iPhone12シリーズも5Gに対応しています。しかし、海外版のように全ての5Gに対応しているわけではありません。後半で詳しく説明しますが、日本版のiPhoneは5Gのミリ波に対応していません。つまり、5Gが利用できるエリアには制限があるということです。このことがiPhone12シリーズの悪い感想につながっているようです。しかし、対応している5Gエリアでは以下のツイートのような高速通信が可能になっています。

iPhone12シリーズの特徴

ここからは、前述の感想でも少し触れた、iPhone12シリーズの性能や特徴を詳しく解説していきます。カメラ機能やデザイン、5Gに関する情報が知りたい人はぜひ参考にしてくださいね。後半ではiPhone12シリーズから新しく取り入れられた「MagSafe」についても触れていきます。

【iPhone12】角張ったデザイン

iPhoneシリーズはエッジが丸みのあるデザインが主流かと思われがちですが、iPhoneSE(第一世代)までは側面が平らなデザインが一般的でした。その後、iPhone11シリーズにいたるまで古参ユーザーの方には嬉しい原点回帰ではないでしょうか。丸みを帯びない形状になったことでよりスタイリッシュなデザインとなりました。

【iPhone12】本体サイズ

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本体サイズをiPhone11と比較すると、薄さが11%、大きさが15%、軽さが16%改良されています。パーセント表記では分かりづらいので、実際の数値で以下の表のように比較してみました。こうしてみると、縦横約4ミリずつ小さくなっていることが分かりますね。ディスプレイの大きさはどちらも6.1インチなので、画面の大きさを維持したまま小型化に成功しています。また、同シリーズのiPhone12 miniは最新機種の中でもっと小さく、第一世代のiPhoneSEに近いサイズです。手になじみやすいサイズが欲しいという方はiPhone12 miniを選んではいかがでしょうか。

iPhoneシリーズ サイズの比較表
機種 iPhone12 iPhone11 iPhone12 mini iPhoneSE(第一世代)
高さ(mm) 146.7 150.9 131.5 123.8
幅(mm) 71.5 75.7 64.2 58.6
厚さ(mm) 7.4 8.3 7.4 7.6
重さ(g) 162 194 133 113

【iPhone12】カラー

iPhone12のカラーはブラック・ホワイト・ブルー・グリーン・レッドの5種類あります。iPhone11と比較すると、パープル・イエローが無くなり、新たにブルーが増えました。また、同じ名前でもグリーン・ホワイトは以前より淡くなり、ブラックは濃くなった印象です。

【iPhone12】カメラ性能

カメラ性能で注目すべきはLiDARスキャナ機能とナイトモードです。LiDARスキャナ機能とは、光を利用して物体までの距離とその性質を検出する機能です。主に立体地図の作成や自動運転に使われる技術として知られています。似た技術に電波を利用するレーザーレーダーがあります。LiDARスキャナ機能を使うことで、5m圏内にある物体をスキャンし、3Dデータとして利用することができます。前述で紹介したツイートでは建築物をスキャンしていますね。スマートフォンでここまでできるのは驚きです。また、ナイトモードとは暗闇でのカメラ撮影を可能にした機能です。上のツイートを見ればその差は一目瞭然ですが、昔のiPhoneと比較するとiPhoneの進歩を感じさせます。加えてiPhone12 proとpro Maxにはナイトモードのポートレートも搭載されているので、綺麗な写真を撮りたい人におすすめです。

【iPhone12】CPU「A14 Bionic」

A14 BionicはiPhone12シリーズの全てに搭載されているチップのことです。CPUの他にもiPhoneを機能させるためのさまざまなプログラムが組み込まれていて、その全てがA14 Bionicという1つのチップに凝縮されています。iPhone11シリーズには前の世代であるA13 Bionicと比べ、A14 Bionicのチップ性能は驚異の40%増です。また、グラフィックの処理性能も30%高速になりました。

【iPhone12】5G(sub-6対応)

iPhone12シリーズは5Gに対応していますが、日本版製品は一部の5Gが利用できません。5Gには「Sub-6」と「ミリ波」の2種類あり、そのうち日本版製品は「Sub-6」のみ対応しています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

・Sub-6
Sub-6とは6GHz未満の周波数のことを言い、日本では4.5GHz帯・3.7GHz帯の2種類を利用することができます。現在の標準規格である4Gの技術を応用するため、日本国内の幅広いエリアで利用できるのが特徴です。しかし、後述するミリ波と比べて通信速度は遅くなります。また、現在Wi-Fiで使用されている2.4GHzのようにSub-6が他の機器で使用され始めると、電波干渉を受けやすくなるかもしれません。

・ミリ波
日本の5Gで使用されるミリ波とは、Sub-6よりも高い27GHz〜30GHz帯の周波数のことを指します。Sub 6に比べ周波数が高いので、より高速な通信に向いているのが特徴です。しかし、障害物に弱く、壁などに当たると電波が弱まるのがデメリットです。そのため、Sub-6のように広い範囲で使用するものではなく、局所的な通信手段として利用されるのがベターになりそうです。ミリ波は日本版iPhoneでは使用することができません。

日本ではミリ波を使用することができないというデメリットを書きましたが、元々国内ではミリ波を使用するための設備が整っていないのでまだ必要のない機能だと言えます。インフラが整ったあと、ミリ波対応のiPhoneが発売されるのを待ちましょう。

【iPhone12】Magsafe充電対応

iPhone12シリーズからの新しい充電方式として、Magsafeが登場しました。Magsafeは従来のQiワイヤレス充電器と違い、iPhone12専用のカバーに磁石で取り付けることで充電ができるのが特徴です。さらに、15Wの出力で急速充電ができるようになりました。また、Magsafeは置き型ではなくマグネット型なので、iPhoneを使用しながらの充電ができます。iPhoneに直接つけたくないという人にも、専用のケースが販売されているのでご安心ください。一方で、先日Apple社は「MagSafe対応のレザーケースに円形の跡がつく可能性がある」と発表しました。専用ケースの美観までは保つことができないかもしれません。

【iPhone12】価格

誰もが気になるiPhone12の価格はどのくらいでしょうか。iPhone12には64GB・128GB・256GBがラインナップされていますが、価格はそれぞれ税別で85,800円、90,800円、101,800円となっています。現在のiPhone11の価格と比べると全て21,000円ずつ安くなっています。また、大手キャリアではさまざまなサービスをしているので、さらに安くなる買えるかもしれません。その他のiPhone12シリーズの価格は以下で紹介するスペック表でご確認ください。

iPhone12シリーズみんなはどれを買う?

iPhone12シリーズの人気機種は一体どれなのでしょうか。以下のサイトの調査によると、一番人気はiPhone12という結果になったようです。やはりシリーズの中でも標準スペックのiPhone12が人気ですね。続いてiPhone12 miniが2位になっています。iPhone12 miniの最大の利点はそのサイズの小ささです。小型のiPhoneを求める声は多かったのですが、第一世代のiPhoneSE以降やっと発売されたのがiPhone12 miniです。その他に3位がiPhone12 Pro、4位がiPhone12 Pro Maxでした。

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iPhone12シリーズのスペック表

最後にiPhone12シリーズのスペック表を以下に作成しました。購入時の参考にしてください。

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