iphone7のデザインは今までのiphoneとどう違うのかよく分からない!
そんな方のためにデザイン画像や機能、ケースを使いまわせるかをiPhone7とiPhone6や歴代iphoneで徹底比較しました!
また、人気のカラー色やデザインの口コミも紹介していきます!
目次
iphone7/7Plusのデザインと画像
まずは、iPhone7シリーズの筐体デザインを見ていきましょう。
カラーにジェットブラックが追加!
かつてはホワイトとブラックの2色しかなかったiPhoneですが、このiPhone7シリーズでは全部で5色展開となっています。
そのなかでも一際異彩を放っているのが、新色のジェットブラック。
ピアノのような艶のあるブラックは、発表当初から人気となり、一時期はかなり入手が困難となりました。
サイズ
本体サイズは、6s/6sPlusと全く同じになっています。
今まで、iPhoneは2年に1回のペースでフルモデルチェンジをしていたので、今回のiPhone7シリーズも当初は大幅な変更が予想されましたが、実際には変化なし。
来年はiPhone発売10周年なので、フルモデルチェンジはそれまでおあずけではないかというのが、もっぱらの噂です。
重さ
先代の同サイズ機種と比較すると、iPhone7で5g、7Plusで4g軽量化されています。
イヤホンジャックを廃止したとはいえ、ステレオスピーカーや防水機構、カメラのパワーアップなどを行っていることを考えると、この軽量化は(技術的には)なかなかのものです。
ただし、どちらもほんの数グラムの差なので、ユーザーがその違いを感じられるかどうかは微妙でしょう。
表面加工
ゴールド、シルバー、ローズゴールドは従来通りのマット仕様ですが、ブラック系はマット仕様の「ブラック」と高光沢の「ジェットブラック」から選ぶことができます。
ボディ全体に光沢があるiPhoneは、iPhone4s以来5年ぶり。
今まで4sのピカピカボディが好きで使い続けてきたという方なら、iPhone7のジェットブラックも乗り換え先として良い選択肢となるでしょう。
iPhone7/7Plusの機能デザイン
iPhoneのデザインは、その機能とも深く関わっています。
ここでは、その機能面での変更点を取り上げてみましょう。
イヤホンジャックの廃止
恐らく一番多くのユーザーに影響するのが、このイヤホンジャックの廃止です。
これにより、iPhoneでイヤホンやスピーカーを使うには、Lightning-3.5mm変換ケーブルを使うか、Bluetooth対応機器で無線接続するしか方法がなくなりました。
3.5mmイヤホンジャックは決して新しい規格ではないので、そろそろ世代交代させたいAppleの気持ちもわからなくはないのですが……。
幸い、Bluetooth対応のイヤホンは世の中に溢れていますから、これを機に無線接続に挑戦してみるというのも悪くはないでしょう。
デュアルカメラレンズ搭載(iPhone7Plus)
iPhone7Plusでは、かねてからの噂通り、レンズを2つ搭載したディアルレンズカメラとなりました。
今回は広角用とズーム用のレンズがそれぞれ搭載されており、必要に応じて切り替えたり、両方で撮影した画像を合成して一眼レフのような「ぼかし」を出すこともできるなど、なかなか高性能。
ただし、従来のレンズ1個のスマートフォン用に作られたコンバージョンレンズは使えないので、それらを使って接写や魚眼撮影などを楽しんでいた方は辛い変更かもしれませんね。
ホームボタンの感圧ボタン化
iPhoneの代名詞だった画面下のホームボタン。
今までは指でカチカチ押して作動させていましたが、iPhone7シリーズからはセンサー式の感圧ボタンに変更となりました。
カチカチ押せなくなったのは若干違和感がありますが、押す操作をすればブルっとiPhoneが震えて反応を返してくれるので、慣れれば今まで通り使うことが出来ます。
可動部分がなくなったおかげで、押したまま戻ってこないといったお約束の故障もなくなったので、ユーザーとしても嬉しい変化です。
ディスプレイはさらに綺麗に進化!
解像度こそiPhone6sまでと変わりませんが、iPhone7シリーズではより液晶の性能がアップして、より綺麗に表示できるようになりました。
写真をたくさん撮影する方や、動画をたくさん見るという方は、その恩恵を存分に受けられることでしょう。
防水(耐水)機能の初搭載
イヤホンジャックは失いましたが、代わりに得たものが1つあります。
それが、防水機能。
Androidスマートフォンでは当たり前となっていたこの機能ですが、意外や意外、iPhoneでは7シリーズが初搭載となります。
ただし、iPhoneの防水機能は、正確には防水ではなく耐水です。
あくまで「所定の条件下なら水による故障が起きない」というだけなので、過信してはいけません。
水没による故障は従来通り保証対象外となるので、基本的には今まで通り水分を避けて運用するようにしましょう。
iPhone7/7Plusと歴代iPhoneの比較
ここでは、歴代iPhoneとiPhone7シリーズの違いを比較していきます。
デザイン上の違い
6&6sシリーズとの違い
iPhone7シリーズは、基本的には6シリーズや6sシリーズと同じ筐体デザインとなっています。
ただし、細かい点はもちろん異なりますので、ここでは特に目立つポイントを中心に違いを取り上げていきましょう。
カメラ周りの形状
iPhone7も7Plusも、一番の違いはカメラ周りの形状です。
6や6sシリーズではレンズの縁が薄く出っ張るような感じになっていましたが、7ではこの出っ張り部分の縁がより太くなっています。
加えて7Plusでは、レンズを2個搭載したことにより、カメラユニットが専有するスペースが円形から長方形に近い楕円になっています。
7も7Plusも筐体の寸法は6sとほぼ変わらずですが、このカメラユニット部分の変更により、従来機種のカバーは使えなくなってしまいました。
イヤホンジャック廃止とステレオスピーカー搭載
カメラ周り以上にユーザーにとって変化が大きいのが、音に関する部分です。
前述の通り、iPhone7シリーズでは、3.5mmのイヤホンジャックを廃止して、Lightning接続もしくはBluetoothによる無線接続のどちらかを選ぶこととなりました。
でも、無くなった物もあれば、増えた物もあります。
iPhone7シリーズでは、歴代iPhoneのなかで初めてステレオスピーカーを搭載しました。
iPhoneを横向きにして音楽や動画を再生すると自動でステレオに切り替わるので、動画を再生するときの「片側だけ音が大きい」あの違和感から、ついに解放されますよ。
Dラインの廃止
iPhone6sシリーズでは、端末裏側の上下に白いライン(その形状から、俗に「Dライン」と呼ばれています)がありました。
筆者個人は別に気にしていなかったのですが、このデザインがダサいという声は登場時から言われ続けていて、iPhone7シリーズではついに形状変更となりました。
SE(5s)シリーズとの違い
iPhone5sやそのマイナーチェンジ版のSEと比較すると、同じiPhoneなのか?と言いたくなるくらいの違いがあります。
特にはっきりと分かるのは、その大きさ。
SEでは画面サイズが4インチなのに対して、7は4,7インチ、7Plusは5.5インチなので、メートル法に直すと最大約4cmも違いがあります。
当然、その分縦横のサイズもセンチ単位で違ってきますから、SEや5sなどから乗り換える方は、全く別の機種へ乗り換えるくらいの気持ちで居たほうが良いでしょう。
iPhone7/7Plusのカラーバリエーションと人気のカラーは?
カラーバリエーションも多いiPhone7シリーズ。
では、人気のカラーはあるのでしょうか?
iPhone7シリーズのカラーバリエーションは、次の5色です。
- ゴールド
- シルバー
- ローズゴールド
- ブラック
- ジェットブラック
一番人気は、まるでピアノの表面塗装のような艶のある黒を纏った、新色ジェットブラックです。
こちらは製造工程が他のカラーよりも複雑なようで、発売日を過ぎてもなかなか出荷されなかったため、Web上でもその入手困難さが話題となりました。
しかし、これは人気があるというより、単に製造に時間がかかる(=需要に追いつかない)だけの話なので、ジェットブラックが本当に人気があるのかというと怪しいところ。
iPhoneは常に身につけるもの。人気の色かどうかよりも、自分のファッションに合うかどうかでカラー選びをされた方が良いのではないでしょうか?
今までのケースはiPhone7にも使えるの?
iPhone7シリーズは6sシリーズと殆ど筐体寸法が変わりません。
そのため、「カバーを流用できるのではないか?」と思った方も多いと思います。
結論から言うと、カメラ周りの形状が異なるため、iPhone本体に装着するタイプのカバーは専用品を使う必要があります。
がっかりしてしまう方も多いでしょうが、液晶画面の保護フィルムについてはiPhone6s用の物を使うことができるので、まだ良しとしましょう。
ダサい?実際に使用している人の口コミ
かつてはスタイリッシュなスマートフォンの代名詞だったiPhone。
しかし、最近では必ずしもスタイリッシュとは言い難いこともあります。
今回調べてみて特に目立ったのが、Lightning端子にイヤホンを装着するための変換アダプタがダサいという意見。
iPhone7のイヤホンジャック変換アダプター友達から貰ったw
控えめに言ってダサいですw pic.twitter.com/srb0ovHtaH— masa@ラブライブ&ガジェット (@sonoda_sho) 2016年12月15日
iPhone7のイヤフォン変換アダプタ、絶望的にダサい pic.twitter.com/xkqTYUCM2W
— #Kei (@kei_apple) 2016年11月30日
Bluetoothのイヤホンを使えば解決する問題ではあるのですが、音ゲーアプリの場合、Bluetoothだと画面とイヤホンから出る音に時間差が出来てしまい、上手くプレイできないことも……。
こうしたゲームのプレイヤーには、難儀な日々が続きそうです。
結局iPhone7は買いなの?
買うかどうか迷ってしまう……という方のために、実際この機種は買いなのか考えてみましょう。
iPhone7と7Plusは、それぞれどんな人におすすめ?
iPhone7
スーツやズボンのポケットにiPhoneを入れて持ち運びたい
ポケットに入れて……となると、Plusのサイズではいささか無理があります。
Apple Payを使ってみたい
7Plusでも使えますが、ポケットからスッと取り出せるという点では7に軍配が上がります。
iPhoneを手持ちして動画撮影することが多い
光学手ブレ補正を搭載しているので、非搭載の機種よりも手ブレが少ない見やすい動画を撮影できます。
iPhone7Plus
写真や動画をよく撮影する
カメラ性能だけでなく、バッテリーもちも良い7Plusは、こだわり派の方にもピッタリ。
動画の撮影から編集まで全部iPhoneでやりたい
7の4.7インチ画面は、編集作業をするには小さすぎます。1台で全て完結したいなら7Plusの方がオススメ。
電話や位置情報ゲームなど、バッテリーを消耗しやすいアプリをよく使う。
搭載しているバッテリー容量はPlusの方が多いので、モバイルバッテリーが手放せないという方はPlusの方が良いでしょう。
メールやLINEのチャットを良く使う
大画面なので一覧性も高いですし、設定で文字を大きくしてもレイアウトが崩れにくいので、目が疲れやすい方にもオススメです。
地図やカーナビアプリをよく使う
特に車のダッシュボードなどにセットして使う場合、画面の大きい7Plusの方が向いています。(理想はCar Play対応のカーナビを入れることですが……。)
iPhone7は歴代のiPhoneより買い?
まずはじめに、iPhone6シリーズまでの機種を使っている方であれば、文句なしに”買い”です。
これらの機種ならそろそろ(もしくはとっくの昔に)機種変更のタイミングですし、特に仕事で使われている方は端末性能アップにより生産性向上という観点からも、機種変更をおすすめします。
判断が難しいのは、iPhone6sシリーズやSEを使っているという方。
これらの機種はハードウェアの性能は何ら不足がないので、iPhone7の新機能がどうしても欲しいということでなければ、来年の新型iPhone発表まで待つのが得策でしょう。
一方で、7シリーズのカメラ性能に魅力を感じているのであれば、買い替えを検討するのも1つの手です。
実際、光学手ブレ補正搭載のiPhoneとそうでない機種では、特に動画撮影時に顕著な違いが出てきます。
旅先で街を歩きながら動画を撮ったり、運動会で我が子の勇姿を追いかけるとなれば、この「光学手ブレ補正」は欠かせません。
デジカメやビデオカメラでも、光学手ブレ補正+それなりの画質となると数万円クラスの製品が必要ですから、それを買ったと思ってiPhone7シリーズに機種変更するのもアリでしょう。
なお、7シリーズもう1つの目玉機能「Apple Pay」については、Apple Watch series2でも対応しているので、前述のカメラ機能に興味がない場合は、Apple Watchを購入するのが良い方法です。