LINEには、LINEキープという便利な機能が実装されています。トークルームの写真などはすぐに保管期限切れになりますが、LINEキープは、スマホの容量を気にせずデータの長期保存が可能です。本記事では、LINEキープの特徴や使い方をわかりやすく説明します。
LINE Keep(ラインキープ)とはどんなもの?
SNSとして誰でもが利用するようになったLINEにはさまざま機能が備わってます。
このうち、LINEキープ(LINEKeep)という言葉をよく耳にしますが、いったい、どういう機能でどういう使い方をするのでしょうか。
ここLINEキープでできることを説明していきます。
トーク内容を保存できるサービス
LINEでせっかくよい写真や動画を送ってもらったのに、気がついたら保存期間を過ぎてLINE以外では使えなくなってしまった。
こんな経験をされた方も多いはずですが、そこで役立つのがLINEキープ。
LINEキープでは、画像・動画・リンクなどを期間を気にせず、LINE内に保存することができます。
そしてLINEキープのメリットとしては以下の3点があげられます。
- 保存期間の期限なし
- データ容量を気にせず使用可能
- お気に入りのトークをいつでも閲覧可能
ここからは、それぞれのメリットについて説明していきます。
メリット①保存期間の期限なし
LINEキープでは、保存期間を気にせずいつまでも保存しておけるのが最大のメリットです。
LINEキープに移すひと手間は必要ですが、トーク内の画はLINEトークに移動すれば、いつまでも保存できます。
また、機種変更しても引き継げるのでデータを失くこともなく安心です。
メリット②データ容量を気にせず使用可能
LINEキープではスマホのすてれーじを消費することLINE内にデータを保管できるので、スマホのストレージ容量を気にする必要がないのがウレシイところ。保存できるデータ容量は、最大1GBまでとなっています。
制限があるとはいえ、スマホの画像や写真は容量もそれほど多くはのないので、1GBの容量があれば、十分な量のデータが保存できます。
なお、保存できるデータの種類は以下のとおりです。
データの種類 | 補足 |
---|---|
画像 | |
動画 | 最大5分 |
リンク | |
テキスト | |
ファイル | 50MBを超える場合は30日まで |
スポット | LINEプレイスなどで集めたスポット |
こまめにトーLINEキープにデータを移す習慣をつけておくとよいですね。
メリット③お気に入りのトークをいつでも閲覧可能
LINEキープは、トーク画面で保存したいメッセージを長押しすることで保存できます。
つまり、お気に入りのメッセージをLINEキープに保存しておけば、後で好きな時に自由に見ることが可能となるのです。
保存したトークはデフォルトでは時間順に表示されますが、名前やサイズなどで並べ替えできるます。
LINE Keep(ラインキープ)の使い方は?
ここでは、LINEキープの使い方をわかりやすく説明していきます。
使い方①文章・画像を保存
まず、基本的な使い方としては、LINEトークの文章や画像を保存することですが、操作手順は以下のとおりです。
保存対象のメッセージを長押し→Keep選択→対象の文章や写真を選択→保存
LINE以外のデータもLINEキープに保存可能で、その手順は以下のとおり。
対象データを開く→共有を選択→LINEKeepの保存を選択
使い方②保存した文章・画像の確認
LINEキープの保管中のデータを閲覧するには、LINEのホーム画面に表示されているキープアイコンをクリックします。
キープ内のデータは写真・動画・リンク・テキスト・ファイル・スポットにカテゴリ分けして保管されていますので、カテゴリを指定して見たいデータを閲覧します。
なお、キープ画面のトップメニューから以下の手順で残容量が確認可能です。
「:」を選択→設定を選択→「keepストレージ」に使用済の容量が表示
使い方③データの共有
LINEキープの使い方としては、データの共有機能があります。
LINEの友だちとキープに保存したデータを共有する手順は以下のとおりです。
トークルームを開く→「+」を選択→Keepを選択→共有対象データを選択→シェアを選択
また、他のアプリと共有も可能です。
トークルームを開く→「+」を選択→Keepを選択→共有対象データを選択→共有を選択→他のアプリを選択→アプリを選択
使い方④データを削除
LINEキープに保管したデータをキープから削除したい場合は以下の手順で削除できます。
トークルームを開く→「+」を選択→Keepを選択→対象データを選択→「:」選択→削除を選択
使い方⑤コレクション機能
LINEキープにはあらかじ目写真をはじめとした7つのカテゴリが作られていますが、このほかに、自分で新しくカテゴリを作成するという使い方ができます。
この自分で作るカテゴリをコレクションと呼びます。
LINEキープのトップ画面にコレクションのセクションの+アイコンを選択すれば、名前入力欄が表示されますので、名前を入力して登録します。
データを保管する際にコレクション選択アイコンが表示されますので、このアイコンからコレクションを選択してデータを登録できます。
使い方⑥「Keepメモ」機能
LINEトークには、自分専用のメモ代わりにするという使い方ができるKeepメモというトークルームが用意されています。
Keepメモルーム内でメッセージを送信するのがメモ代わりで、テキスト・写真・画像・動画なども可能です。
Keepメモに送信したデータはKeepには保存されないので、コレクションに追加・ピン止め・端末保存のいずれかの操作を行う必要があります。
使い方⑦LINE Keepショートカット機能
LINEキープはLINEの機能なので、LINEを開かないと見ることができませんので、閲覧するのに手間がかかります。
しかし、LINE Keepショートカット機能を使えば、LINEを開かなくても、ダイレクトにLINE Keepに登録したデータを閲覧するという使い方が可能です。
そのためには、以下の手順でLINEKeepのショートカットアイコンを作成し、それをスマホのトップ画面に配置します。
手順は以下のとおりです。
LINEKeepを開く→「︙」を選択→「設定」を選択→「Keepのショートカットを作成」→作成を選択→「↑」を選択→「ホーム画面に追加」を選択→「追加」
使い方⑧ピン止め機能
LINEキープで登録しているメッセージが増えてくると、重要なメッセージが下の方に埋もれてしまい、折角キープにメモを作った意味が薄れてしまいます。
そんな時は、ピン止め機能を利用して、重要なメッセージは常に見えるようにLINEKeep画面の上部に固定できるのです。
LINEKeep画面を開く→ピン止め対象のメッセージを開く→3点リーダを開く→ピン止めを選択
なお、ピン止めできるメッセージは1メッセージだけではなく、複数のメッセージをピン止め可能です。
LINE Keep(ラインキープ)のQ&A
ここでは、LINEキープに関してよくある質問を4つ紹介します。
参考にしてみてください。
LINEKeepの内容は友達に見えるの?
まず、第1の質問は「LINEキープに保存したデータは、自分以外の誰か、つまりは、友達に見えるか?」です。
結論から言うと、「LINEキープに保存したデータは、自分しか見ることができず、友だちなどにはバレません」
つまり、キープは自分LINE上のオンラインストレージと考えてよいのです。
また、LINEKeepにメッセージや写真などを送信した場合、送信中はLetter Sealingという暗号化技術で暗号化されており、LINEのサーバ側でも解読できないようになっています。
さらには、自分のプロフィール画面を友達が閲覧してもキープボタンは表示されません。
つまり、自分のアカウント以外ではLINEキープにはアクセスできない仕組みとなっているので安心です。
機種変更したら、消えちゃうの?
LINEでは、スマホを機種変更した場合などは、以前の機種でGoogleDriveなどにバックアップを取っておかないと引継ぎできず、それまでのトーク履歴がなくなってしまいます。
では、LINEキープも他のトークルームと同じように、機種変更するとデータは消えてしまうのでしょうか。
結論から言うと、機種変更してもデータは残り、機種変更後のスマホでも依然と同じように見ることができます。
この点から、LINEキープはLINE上の大事なデータのバックアップにも利用できるのです。
どんな時に利用してるの?
LINEキープはスマホのストレージを消費することなく、LINE上のデータを保存できますし、トーク履歴に埋もれて見にくくなることもないという便利な機能です。
では、実際にはどんな時に利用されているのでしょうか?
例を挙げると以下のようなシーンで使われています。
・親しい人からの何度も読みたいトークの保管
・忙しいから、あとで読もうと思った記事URL
・待ち合わせ場所の電話番号や住所
・LINEのトークで気になったお店の名前
・移動中に思いついたアイデア
他人に覗かれることがないので、さまざまな使い方が可能です。
元のトーク消しても大丈夫なの?
LINEキープに保存したLINEの元データを削除した場合、LINEキープに何か影響があるのかが心配になりますね。
結論から言うと、元のトークを削除しようと、LINEキープ内のデータには一切影響しませんので安心してください。
まとめ
ここまでLINEKeep(ラインキープ)とはどんなもので、そのメリットは何かについて説明してきました。
LINEキープでは保存期限に制限があり万ので、LINEトークのバックアップにもなります。
また、LINEキープメモなら自分以外には見えないので安心してさまざまなデータが登録できます。