Blueskyは、2024年2月に招待制が排除された新たなSNSです。
XやInstagramのようにBlueskyでも複数のアカウントを作りたいと考えている方もいます。
この記事では、Blueskyで複数アカウントを作る方法や運用する方法などを紹介します。
Blueskyで複数アカウントを作成・運用する方法
早速Blueskyの複数アカウントを作成する方法や運用する方法を見ていきましょう。
すでにBlueskyのアカウントを作成していてサブアカウントを追加する方法と、メインアカウント自体を作ってさらに複数のサブアカウントを作る方法があります。
自身の状況に沿って適切な方法を選択しましょう。
複数アカウントの作成方法
まずは、すでにメインアカウントを持っていて複数のアカウントを作成する方法です。
- 「≡」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「アカウントを追加」をタップ
- 「新しいアカウントを作成」をタップ
- 「メールアドレス・パスワード・生年月日」を入力し「次へ」をタップ
- 「ユーザーハンドル」を入力して「次へ」をタップ
Blueskyのスマホアプリでもブラウザ版でも基本的には同様の手順で複数のアカウントを作成できます。
メインアカウントから作成する方法
次に、これからBlueskyのアカウントを複数同時に作成する方法を見ていきましょう。
複数のサブアカウントを作る手順と大きな違いはありませんが、まだメインアカウントがないため、最初のアカウントの作成が必要です。
- 「Blueskyアプリ(App Store・Google Play)」をインストールする
- 「新しいアカウントを作成」をタップ
- 「メールアドレス・パスワード・生年月日」を入力し「次へ」をタップ
- 「SMS認証」を送信する
- 「ユーザーハンドル」を入力して「次へ」をタップ
まだBlueskyを作っていない方は、メインのアカウントを作成しましょう。
アカウントの切り替え方法
複数のアカウントを作成したら、自身が投稿したり、フォローした人の投稿を見るには、アカウントの切り替えが必要です。
アカウントの切り替えは次の手順で可能です。
- 「≡」をタップ
- 「設定」をタップ
- 切り替えたいアカウントの「ユーザーハンドル」をタップ
Xなどで複数のアカウントを運用している方は、手順は多少違うものの対象のアカウントを選ぶだけで切り替えられる点は同じです。
不要なアカウントの削除方法
Blueskyで複数作ったアカウントが不要になったら削除も可能です。
- 削除するアカウントを開く
- 「設定」をタップ
- 「アカウント」をタップ
- 「マイアカウントを削除」をタップ
- アカウント削除に必要な認証コードを送るために「メールを送信」をタップ
- 届いた認証コードを入力したら完了
Blueskyを複数アカウントで運用するメリット
Blueskyに限ったことではありませんが、SNSで複数のアカウントを運用する方が多くいます。
個人だけでなく、企業や団体でも複数のアカウントに分けて運用することもよくあります。
ここからは、Blueskyのアカウントを複数運用するメリットをみていきましょう。
用途によって使い分けができる
SNSのアカウントを個人が複数持つメリットは、用途によって使い分けることができる点です。
- ブライベート・ビジネスでの投稿を行う
- 趣味のカテゴリーに分けて運用する
- メインアカウントでは投稿しないような内容を投稿する
など、用途はそれぞれです。
いわゆるサブ垢だけでなく、裏垢として知り合いには知られたくないような投稿を行う場合にも複数アカウントは便利です。
ただ、BlueskyはXよりもネガティブな投稿が少ないように感じるので、いわゆる裏垢としてネガティブな発信をするのには向いていないかもしれません。
拡散力を上げられる
SNSで複数のアカウントを運用することで、それぞれのアカウントのフォロワーに拡散できるのもメリットです。
個人で発信する程度なら、拡散力はそこまで必要ないかもしれませんが、インフルエンサーなどの発信力を必要とする場合は、効率よく拡散できる場合もあります。
拡散力は上がられる分、誤爆投稿のリスクも伴います。
拡散力が上がれば上がるほど、誤った投稿も簡単に広がってしまうリスクもしっかりと理解しておきましょう。
Blueskyの特徴
では、Blueskyの特徴も見ていきましょう。
非公開アカウント(鍵垢)がない
Blueskyには、Xの人気の機能「非公開アカウント(通称鍵垢)」がありません。
鍵垢とは、フォロワーのみが投稿を見れる機能で、フォロワーになるにも投稿者の許可が必要です。
複数のアカウントを運用する方の中には、多くの人に見られたくないアカウントには鍵垢にしていることがよくあります。
分散型SNSとして運用されているのがBlueskyで、ウェブ全体に公開される仕組みなので今後も鍵垢が機能として追加される可能性は低そうなので覚えておきましょう。
投稿を見るだけならアカウントは不要
Blueskyでは、特定の投稿者の投稿を見るだけならアカウントは不要です。
もちろんアカウントを持っていないとフォローができないので、いちいちブラウザで開く必要があります。
メインのアカウントではフォローはできない(したくない)けれど、投稿は見たい方はログインしていないブラウザから見るのもおすすめ。
1つの電話番号で最大3つまで作成可能
Blueskyの複数アカウントは、1つの電話番号では最大3つまで作成できます。
スマホアプリを通じてBlueskyアカウントを複数作成する場合は最大で3つまでと覚えておきましょう。
ブラウザから作成すればSMS認証が不要
Blueskyのアカウントは、ブラウザで作ればSMS認証が不要になるので、最大3つの制限をなしに複数のアカウントを作成できます。
スマホのブラウザからでもアカウントの作成はできるので、3つ以上のアカウントを運用したい方はブラウザから作成してみてください。
足跡機能は非搭載
Blueskyには足跡機能はありません。
なので、どんなユーザーが自分の投稿を見に来たかわかりません。
逆に、自分がどのユーザーの投稿を見ていてもバレることもないので安心して利用しましょう。
ただ、いいねなどのアクションをすると、足跡が残ってしまうので、痕跡を残さずに投稿を見たい方はアクションには気をつけましょう。
アカウントを移行できる
Blueskyは、アカウントの移行ができるのも特徴の1つです。
従来のSNSは、アカウントは運営が管理するので、内容を引き継いで他のSNSにうつることはできませんが、今後Blueskyのような分散型SNSが増えたら移行できます。
XやThreds、Instagramのユーザーにとってはピンとこないかもしれませんが、携帯番号そのまま他社に乗り換えられるMNPのようなものだと理解しておきましょう。
広告がない
Blueskyでは、現状では広告がなくフィードもすっきりしています。
今後広告表示が入ってくる可能性はありますが、今のところは他のSNSと比べると非常に見やいのが特徴です。
フィードをカスタマイズできる
Blueskyでは、フィード(Xなどではタイムライン)を自由にカスタマイズできます。
カスタマイズするにはある程度の知識が必要なので、初心者の方がいきなりカスタマイズするには若干ハードルは高めです。
知識が増えてきたら自分好みのフィードにカスタマイズできるということは理解しておきましょう。
まとめ
Blueskyで複数のアカウントを作る方法や運用方法、メリットや特徴などを紹介してきました。
Blueskyに限らず、SNSのアカウントを複数作成する方は多くいます。
Blueskyは今までのSNSとは少し違う機能が多く、鍵垢も設定できません。
複数のアカウントを運用する際はしっかりと理解しましょう。