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ツイッター初心者が始める前に知っておきたい注意すべきポイント

日本で最もアクティブユーザー数の多いSNS【ツイッター(Twitter)】。

ただ、初心者の方には注意しておきたいポイントが多くあります。

この記事では、ツイッター初心者に知っておいてほしい基本や使い方、トラブルに巻き込まれないための注意点などを紹介します。

目次

初心者は注意!知っておきたいツイッター(Twitter)の基本

まずは、ツイッター(Twitter)初心者が理解しておきたい基本から紹介します。

SNSなどのウェブサービスは、マニュアルがしっかりと用意されているわけではありませんが、初心者の方でも簡単に使えるのが魅力です。

問題が起きた時にGoogleなどで検索をし、解決策を探す方も多いと思いますが、先に理解しておきたい基本なので覚えておきましょう。

ツイート後に投稿の編集ができない

ツイッターでは、テキストや画像をツイート(投稿)しますが、ツイート後に投稿内容が間違っていた場合でも編集できません。

もちろん、ツイートの削除は可能ですが、フォロワーが増えてくると、ツイートを消しても誰かに見られている可能性があります。

ツイートしてすぐ間違いに気付いたなら修正してツイートし直せばそこまで問題ではありませんが、それでも誰かが見ている可能性があるのも事実です。

初心者の方がいきなり多くのユーザーに見られるような投稿をすることは基本的にはありませんが、編集ができないことは理解しておきましょう。

鍵垢にしているとリプライしても相手に届かない

ツイッターの仕様として鍵垢にしているユーザーにリプライしても相手に届くことはありません。

鍵垢とは、非公開アカウントのことで、フォローをリクエストし、承認されないと鍵垢のツイートを見られない仕組みです。

初心者でなくても鍵垢の相手にどれだけリプをしても届くことがないので理解しておきましょう。

鍵垢のユーザーのツイートを見たいなら、まずは相手にフォローリクエストを申請してみましょう。

ツイ消し(投稿の削除)をしても残る場合がある

ツイッターでは、ツイ消し(ツイートの削除)をしてもツイートが残る可能性があります。

TL(タイムライン)をフォロワーが開いている状態でツイ消ししても、相手には反映されないため残ってしまします。

また、Twitterのまとめサイトと連動していると、そちら側はツイ消ししても反映されません。

また、フォロワーがスクリーンショットを撮影しているとどうすることもできないことも理解してツイートをしましょう。

電話番号の登録をせずにDMをするとDMがロックされる危険性あり

ツイッターにもフォロワーと直接やり取りができるメッセージ機能「DM」がありますが、電話番号を登録せずにDMを使うと、DMの機能が一時的にロックされる危険性があります。

電話番号を登録したくないユーザーも多くいるのが現状ですが、DMがロックされたら登録する必要があるので注意しましょう。

「いいね」をしすぎると機能がロックされる場合がある

ツイッターでは、フォロワーのツイートに対して「いいね」やリツイートをするのが一般的ですが、いいねをしすぎると一時的にいいねができなくなります。

公式から具体的な数が公開されているわけではありませんが、200くらいのいいねをすると1時間程度ロックされます。

解除までの時間も公開されているわけではありませんが、平均で1時間くらいなので覚えておきましょう。

DMの送信取り消しができない

ツイッターのDMは、ツイートと同様に送信した後に取り消しができません。

表舞台で活躍する有名人がツイッターのDMを介してスキャンダルに巻き込まれるというのは比較的耳にする話ですが、すべてのユーザーに言えることなので変なDMは送信しないように注意しましょう。

DMには既読機能がある

ツイッターのDMには既読機能がついています。

相手に読まれたか気になったり、既読しているのに無視されていることで気になる方もいると思いますが、既読機能をオフにはできないので注意しましょう。

初心者必見!注意したいツイッター(Twitter)の使い方

では、ツイッター(Twitter)初心者に知っておいてほしい使い方で注意しておきたいポイントも紹介します。

無断転載(芸能人の写真など)は法律でNG

ツイッターは初心者だけでなく推し活のために活用しているユーザーをよく見かけますが、推している人やコンテンツ(ドラマ・映画・アニメ・漫画など)の無断転載は法律で禁止されています。

写真だけでなく、アイコンに設定するのもNGです。

無断転載は違法アップロードと同じ「10年以下の懲役・1,000万円以下の罰金、またはその両方」を課せられることがあります。

訴えられることはほとんどありませんが、訴えられないとも言い切れないので写真の投稿やアイコンでの使用には注意しましょう。

投稿は知らない間に広がる可能性がある

ツイートは、本人が意図しない広がり方をする可能性があることもツイッターを使う前に理解しておきましょう。

さまざまなSNSで炎上動画が社会の問題になっていますが、それは初心者に限らずすべてのユーザーに言えることです。

フォロワーが少ないからといって炎上動画の真似をした動画をアップロードしてしまうと、知らず知らずのうちに広まってしまう危険性があります。

一度広がったらアカウントを消してもデジタルタトゥーとして永遠に残り続けるので面白半分で炎上しそうなツイートはやめましょう。

無言でフォローをするのを嫌がる人もいる

ツイッターユーザーの中には、無言でフォローされるのを嫌がるユーザーもいます。

プロフィールに「無言フォローOK」などと記載しているユーザーは気にすることはありませんが、記載がなく、ツイッターで交流をしたいなら一言伝えるようにしましょう。

匿名であっても誹謗中傷はしない

ツイッターは自由に発言してもいい場所のように思われていますが、他人を誹謗中傷していい場所ではありません。

匿名のように見えますが、実際には個人情報を登録しているので弁護士を通じて情報開示をされたらどこの誰がツイートしたのか調べることも可能です。

誹謗中傷は炎上動画と同様に社会の問題になっています。

初心者の方は特に投稿したツイートが誰かを攻撃してしまうかもしれないと想像力を持ってツイッターを使うように注意しましょう。

知らない人にいきなりDMをしない

基本でも紹介した内容と近い話ですが、知らない人からいきなりDMが届くのを怖いと感じるユーザーもいます。

初心者の方がフォローしたからDM送っちゃおうと行動すると、それこそ既読スルーされる可能性もあります。

まずはフォローをしてリプなどで交流をして、仲を深めてからDMを使うことをおすすめします。

ツイッター(Twitter)初心者が巻き込まれやすいトラブル5選

では、ツイッター(Twitter)初心者が巻き込まれやすい5つのトラブルを紹介します。

初心者以外のユーザーも巻き込まれる危険性が高いものなのでしっかりと理解しておきましょう。

詐欺のような金銭的トラブル

ツイッターでは、詐欺まがいの金銭トラブルが頻発しています。

偽物を高額で売りつけたり、商品があるように見せかけて、入金が確認できたらブロックやアカウントを削除して逃げられるといったトラブルが起きています。

弁護士などに依頼すれば対処できる可能性もありますが、弁護士費用を考えるとそれだけで赤字になることも予想できます。

Twitterはそもそも商売をするためのツールではありません。

Twitter上で金銭のやり取りを提案されても金銭だけもって逃げられる可能性が高いので注意しましょう。

メールアドレスなどから特定される

ツイッターのアカウントを作成する際、電話番号やメールアドレスの登録が必要ですが、その電話番号やメールアドレスから本人だと特定される可能性もあります。

Twitterは匿名でつぶやけるのが特徴なので、ネットの中のつながりだけで楽しみたいユーザーも多くいます。

中には、リアルでは発言できなくてもネットの中なら自分の思っていることを発言できる人もいます。

普段から使っている電話番号やメールアドレスを登録すると特定される危険性もあるので注意しましょう。

位置情報の設定から居場所を特定される

ツイッターでは、投稿から位置情報を特定される危険性もあります。

初期設定では位置情報はオフになっていますが、イタズラなどによって位置情報をオンにされ、住所やよくいく場所を特定される危険性があります。

投稿する写真からも自分の生活圏を特定される危険性はありますが、位置情報の設定も一度見直しをしてみることをおすすめします。

個人や所属する組織がわかる内容の投稿

顔出しはもちろんですが、学生であれば学校の制服や会社員であれば制服など、個人や所属する組織を特定される内容の投稿はトラブルの元です。

炎上動画を投稿したユーザーがすぐに特定班と言われるネットユーザーに特定されるのはよくある話です。

芸能関係の面に出る仕事をしている方なら知ってもらうために必要な情報もありますが、知られて困る内容を投稿するとトラブルに巻き込まれる危険性が高まるので注意しましょう。

外部アプリとの連携

ツイッターは外部サービスとの連携を行える機能が備わっていますが、そのアプリとの連携がトラブルの元になることもあります。

多くの連携サービスはそのサービスをより活用できるための機能ですが、中にはDMを勝手に送信したり、自動でツイートされるサービスも含まれています。

連携を行う前に、どんなサービスなのかしっかりと確認してから行うように注意しましょう。

ツイッター(Twitter)初心者が覚えておきたい用語集

では、ツイッター(Twitter)で見かける用語をまとめて紹介します。

用語意味
フォローTLに対象のユーザーのツイートを表示させること
フォロワー自分のことをフォローしてもらっているユーザー
ツイートつぶやき・投稿
リツイート他のユーザーのツイートをそのまま再投稿する
引用リツイート他のユーザーのツイートをコメントをつけて再投稿する
#(ハッシュタグ)タグ(#)+キーワード投稿することで興味・関心を共有できる仕組み
TL(タイムライン)自分やフォローしているユーザーのツイートの一覧
いいねフォローしているユーザーのツイートに対するアクションの1つ
リプライ(リプ)フォローしてるユーザーのツイートにコメント(やりとり)を残すこと
メンション特定の相手に対するツイートであると示すこと( @ユーザー名)
DMダイレクトメッセージの略でツイッターのフォロワーとの個別メッセージ機能
鍵垢非公開アカウントのこと

ツイッター(Twitter)初心者が気になるよくある質問

最後に、ツイッター初心者が気になるよくある質問を集めてみました。

見るだけならアカウントはいらないの?

2023年7月時点では、見るだけでもTwitterアカウントが必要になりました。

以前は見るだけなら不要でしたが、現在はアカウントを持っていないと作成するように促されるので見たいならアカウントを作成しましょう。

ツイッターでやってはいけないことは?

ツイッターにはルールがあり、それに該当するツイートをするのは禁止されています。

  • 暴力的な発言
  • ヘイト行為
  • 児童の性的搾取
  • 他人への嫌がらせ
  • 自殺をほのめかす発言
  • センシティブなツイート
  • 違法な商品の売買

暴力的な発言や他人への嫌がらせは禁止されていますが、すべてを取り締まられているわけではありません。

明らかに投稿ルールを逸脱しているユーザーがいれたら、通報も簡単にできるので通報してしまいましょう。

ツイッターって足跡機能はある?

ツイッターには足跡機能はありません。

フォローをすれば相手のフォロワー一覧に表示されますが、フォローをしていなければ相手に知らせることなくそのユーザーのツイートを見られます。

アカウントって複数持てるの?

ツイッターのアカウントは複数を持つことも可能です。

ただ、同一の電話番号・メールアドレスでは複数のアカウントを作成できないので、アカウントを作っていないメールアドレスなどを持つ必要があります。

アカウント削除したんだけどいつ消える?

ツイッターのアカウントを削除した場合、手続きした日から30日経過することで完全に削除されます。

逆に言えば、30日以内なら同じアカウントで継続も可能です。

電話番号を登録しなくても使えるの?

ツイッターはメールアドレスでも登録できるので、電話番号を登録しなくても使えます。

ただ、アカウントロックの解除には電話番号の登録が必要なので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ツイッター初心者に知っておいてほしい基本や使い方、トラブルに巻き込まれないための注意点を紹介してきました。

ツイッターは日本ではInstagramと並んで人気のSNSです。

140文字以内の文章をつぶやくよう投稿できるということで人気になり、日本国内のアクティブユーザー数は4,000万人以上と言われています。

文章だけのツイートも多いので、初心者の方でも簡単ツイートができますが、注意しておかないと知らない間にトラブルに発展してしまうこともあります。

この記事が、ツイッター初心者の方が使う上で少しでも注意喚起になれば幸いです。