フリマアプリとして人気のメルカリでは、取引が完了しているのに発送されないトラブルが生じることがあります。
この記事では、商品が発送されない時の対処法・原因や、メルカリで課せられるペナルティについて、キャンセル時のペナルティについてなどを紹介します。
目次
メルカリで取引完了した商品が発送されない時の対処法
メルカリで、欲しいアイテムの取引が完了したのに、発送されないことが稀にあるようです。
まずは、メルカリで商品が発送されない時の対処法を見ていきましょう。
発送までの日時をチェックする
メルカリでは、発送日までの日時を出品者が決めることができます。
最短で発送される場合もあれば、1週間程度発送までに時間がかかることもあります。
発送されていない原因が、発送日時まで日数があるためまだ発送されていないだけかもしれません。
到着が遅いからといってそもそも取引した商品が発送まで時間がかかるようになっているかもしれません。
商品の発送が遅いなと感じたら、まずは発送までの日時をチェックしましょう。
出品者にコメントで確認する
発送日までの日時が過ぎても発送されないようなら、出品者にコメントして確認してみましょう。
メルカリでは、商品ごとにコメントができる仕組みになっています。
出品者さんが急なトラブルでどうしても発送できていない場合も考えられます。
メルカリは個人間取引が基本で、発送する側も個人の可能性が高いです。
取引完了後であっても発送されない場合は、出品者に直接聞いてみましょう。
プロフィールをチェックする
メルカリでは、ユーザーごとにプロフィールページが用意されています。
どのようなスタイルでメルカリを使用しているのかがプロフィールページに書かれていることがあるので、発送されない場合はプロフィールページもチェックしてみましょう。
キャンセルする
取引が完了した商品が発送される感じがしない場合は、その取引自体をキャンセルするのも1つの手です。
キャンセルするとなんらかのペナルティを受けるのではと心配になるかもしれませんが、ちゃんとした理由があればキャンセルしてもペナルティは受けません。
発送予定日が過ぎても発送されないのなら、運営に連絡してキャンセル手続きを行いましょう。
メルカリで発送されない原因
では、メルカリで商品が発送されない時に考えられる原因も見ていきましょう。
出品者にトラブルが生じている
先述したとおり、メルカリは個人間のやりとりが一般的です。
出品者が企業や商店であれば、営業日に発送手続きをするのが一般的ですが、出品者の生活までは購入者は知ることができません。
病気や法事など出品者がどうしても発送できない理由が発生している可能性も考えられます。
急なトラブルの場合、コメントで問い合わせれば時間がかかる旨を知れる可能性があります。
急なトラブルだからといって購入者には関係はありませんが、そういった可能性があることは理解しておきましょう。
出品忘れ
出品されない原因の中には、ただの出品忘れということも考えられます。
メルカリでの取引に慣れている方からすれば、出品忘れをすることは考えにくいですが、初心者だと日常的な仕事などで忘れてしまっている可能性もあります。
出品忘れだけなら、コメントなどで連絡をすれば出品してもらえる可能性が高いので確認してみましょう。
商品にトラブルが生じた
メルカリでは、個人が商品を管理している関係から、商品自体にトラブルが生じてしまって発送されない可能性も考えられます。
発送準備中にそのアイテムが破損してしまったり、そもそも紛失してしまっていて発送できないなどが考えられます。
商品トラブルの場合は、出品者からキャンセルを申し出てくるのがモラルだとは思いますが。発送できないまま時間が過ぎてしまっている可能性も考えられるので覚えておきましょう。
無在庫で出品している
メルカリのユーザーの中には、無在庫で出品しており、そのアイテムを入手するまでの日数に時間がかかっている可能性も稀にあります。
メルカリに限らず、フリマアプリやオークションサイトなどでは無在庫での転売は禁止されています。
ただ、悪質なユーザーが今でも無在庫で転売している場合もあり、無在庫の場合は手に入れるまで必ず日数が必要です。
無在庫なのかどうかを見抜くにはある程度に情報や知識が必要になりますが、怪しいと感じたら運営に問い合わせるのがおすすめ。
発送するつもりがない
メルカリユーザーの中には、無在庫転売より悪質なそもそも商品を発送するつもりがないようなユーザーもいるようです。
メルカリでも悪質なユーザーの取り締まりは常時行なっていますが、稀にそういった詐欺を行う疑いのあるユーザーに当たってしまう可能性もあります。
発送予定日が過ぎても発送されなかったり、コメントしても無視や拒否されるようなことがあれば、早めに運営に相談して対処してもらいましょう。
メルカリのペナルティ
では、メルカリで禁止行為などをした場合に受ける可能性のあるペナルティについて見ていきましょう。
警告
メルカリで最初に受けるペナルティは「警告」です。
警告なので、実際のペナルティを受ける訳ではありませんが、次に同じような行為をしないように注意されます。
利用制限
警告を受けたにも関わらず、同じような禁止行為を続けると「利用制限」を課せられます。
利用制限には、「一滴期間」と「無制限」があり、内容や回数によって変わるります。
メルカリで生計立てているような方にとっては生活に直結するので、マナー違反や禁止行為には注意しましょう。
アカウントBAN
利用制限を繰り返したり、禁止行為がひどい場合は、「アカウントのBAN」が実行されます。
アカウントのBANだけでなく、永久に登録できなくなる可能性も0ではありません。
個人間でのやり取りができるようになったことで転売などで生計を立てる人も増えています。
ルールを守ってメルカリを利用するようにしましょう。
メルカリでペナルティを受ける可能性のある迷惑行為|購入者
では、メルカリで購入者側がペナルティを受ける可能性がある行為についても触れておきましょう。
※参考ページ:メルカリヘルプセンター
誤購入や誤操作によるキャンセル
メルカリでは、誤タップなどによる誤購入によるキャンセルを何度も続けているとペナルティを受ける可能性があります。
何度もキャンセルをしていると、自己都合で意図的にキャンセルしていると判断されます。
本当にキャンセルが必要なのであれば仕方ありませんが、ペナルティを受ける可能性があることは理解しておきましょう。
不要になったことでの一方的なキャンセル
メルカリでは、取引が完了しているのにも関わらずその後不要になったことで一方的にキャンセルをした場合にもペナルティを受ける可能性があります。
自己都合でのキャンセルはそもそも規約違反です。
取引が完了するまでにしっかりと検討してから購入するようにしましょう。
商品を概要を見ていなかったことでのキャンセル
メルカリでは、商品ページに詳細が記載されています。
丁寧なユーザーであれば、商品ページの概要欄に商品の具体的な紹介を書いてくれています。
メルカリでは、新品の商品も販売されていますが、不用品だと中古になるので概要欄をよく見ていないと買い物を失敗することもあります。
見ていないことでのキャンセルは自己都合になるのでペナルティを受ける可能性があります。
受けっとて欲しいと思わなかった場合のキャンセル
商品が届いて、受け取ったあとに入らないと思ってキャンセルするのもペナルティを受ける可能性があります。
ペナルティは、どの理由も自己都合です。
買ったものを自己都合でキャンセルするのは規約でもマナーでも違反なので絶対にやめましょう。
メルカリでペナルティを受ける可能性のある迷惑行為|出品者
次は、メルカリで出品者側がペナルティを受ける可能性がある行為についても触れておきましょう。
他の出品者に売ってしまった場合
メルカリでは、同じ消費を複数のページで出品している可能性も考えられます。
いわゆる2重取引という行為で、ほぼ同時期に売れてしまった時でも出品者側がキャンセルをしなければいけなくなるので最終的にペナルティを受ける可能性があります。
メルカリでは値下げ交渉が一般的なので、少しでも高く売れた方が出品者側は売上があがるので得です。
目の前の餌に釣られて2重取引をしてしまうと、アカウントの信用が下がるので、継続的にメルカリで出品したいと考えている方は絶対にやめましょう。
取引完了後の値上げ
メルカリでは、取引完了後の値上げもNGなので、ペナルティを受ける可能性があります。
取引完了というとは、出品者側と購入者側が金額を同意したことが前提です。
他に高い値段で買ってくれる購入者が現れたからといって完了後に値上げの交渉をするようなことは絶対にやめましょう。
取引禁止アイテムの出品
メルカリでは、そもそも出品してはいけない禁止商品が決められています。
- 電子チケットや電子クーポンなどの電子データ
- 偽物各種
- チケット
- 18禁やアダルトに関するもの
- たばこ
- 現金や金券チケットなど
- ゲームのアカウントなど
- 危険ドラッグ
など、禁止物は多々あります。
一発BANになる可能性が高いので絶対にやめましょう。
※参考ページ:メルカリヘルプセンター
アプリを介さずに取引する
メルカリでは、メルカリを通じて連絡を取り合い、メルカリアプリ外での取引をすることも禁止されています。
元々メルカリで出品していたものをメルカリアプリを介さずに取引してしまうとペナルティの対象になります。
手数料が勿体無いと感じるかもしれませんが、メルカリは手数料で運営されている部分も大きいため、アプリ外取引はやめましょう。
メルカリで取引キャンセルに関するよくある質問
では、メルカリの取引キャンセルに関するよくある質問を紹介します。
発送されないことが原因でキャンセルしたらペナルティはありますか?
発送されないことが原因でキャンセルをする場合、ペナルティを受けることは基本的にはありません。
メルカリのキャンセルでペナルティを受ける可能性があるのは、自己都合の場合のみです。
商品が発送されないことなら、出品者側に原因があるためペナルティ対象ではないためです。
ただ、発送が少し遅れるなどの可能性はあるので、一度出品者に確認してからにしましょう。
発送しない出品者はキャンセルされるとペナルティはありますか?
発送しない出品者がキャンセルされるとペナルティを課せられる可能性があります。
元々予定していた発送日より送れる時点で、発送できていないことが自己都合と取られる可能性が高いからです。
何か理由があって遅れる場合は、購入者に遅れる旨とその理由を伝え、同意を得るようにしましょう。
返金はどのくらいのタイミングでされますか?
メルカリで取引をキャンセルした際、返金はメルカリの事務局が確認できしだいすぐに行われます。
メルカリの仕組みとして、購入者が受け取り確認をするまでは売上金は事務局が一時的に預かるようになっています。
営業日や営業時間などによって若干のズレは生じますが、そこまで長期間返金されないことはないので安心しましょう。
キャンセルをせずに発送もされないままだとどうなりますか?
発送されない商品に対し、キャンセルをしないまま放置をすると、最悪の場合お金だけ支払って商品が届かない状況になる得る可能性があります。
先述したとおり、メルカリは受け取り確認をするまでは事務局が一時預かりの状態が続きます。
出品者から発送が遅れる旨の連絡が来て、受け取り確認だけ催促される、仕組みを理解していないと受け取り確認をしてしまう方もいるかもしれません。
受け取り確認までしてしまうとお金を取り返すのが難しくなるので、商品が届いていないのに手続きをするのは絶対にやめましょう。
キャンセルをすると評価はどうなりますか?
キャンセルした場合の評価に関しては、どのような理由でキャンセルしたかや、出品者・購入者とのやり取り次第で変わります。
どちらもが納得をしたキャンセルであれば、良い評価をしてもらえることもあれば、丁寧に対処したとしても悪い評価になることもあります。
メルカリでは相手の顔がわからないため何を考え、感じているかは分かりません。
マナーやモラルを守った上でキャンセルも正しく使うようにしましょう。
まとめ
この記事では、以下のことを紹介してきました。
- メルカリで発送されない時の対処法
- メルカリで発送されない時の原因
- メルカリでのペナルティ
- メルカリでペナルティを受ける行為
- キャンセルに関するよくある質問
メルカリでは発送されないだけではペナルティを受けるとは言い切れませんが、自己都合になると話が別です。
個人間取引といっても、商売であることに間違いはありません。
出品者・購入者どちらにしても自己都合のキャンセルはペナルティの対象になります。
ルールも重要ですが、モラルも大切にしてメルカリを楽しみましょう。