無自覚難聴やマスク越しでの”聞き取りやすい話し方”を練習するためのアプリ「想いやりトーク」

マスクをして会話をする時、聞き取りにくさ、伝わりにくさを感じることがあります。そんな時に「想いやりトーク」というアプリが役立ちます。マスク越しの会話だけではなく、高齢者の方や「無自覚難聴」の方に対しての聞き取りやすい話し方の練習ができる画期的なアプリです。

無自覚難聴やマスク越しでの”聞き取りやすい話し方”を練習するためのアプリ「想いやりトーク」

「想いやりトーク」とは、高齢者や40代の半数以上がなっていると言われている「無自覚難聴」の方々にとって、「聞き取りやすい話し方」を練習するための想いやりのあるアプリです。マスク越しだと、高齢者だけではなく通常の会話ですらも伝わりにくくなってしまいます。なかなか会話が伝わらず、もどかしいと感じることが多くなりストレスも溜まります。接客現場などでは実際に、マスク越しの会話がうまく伝わらないことによるトラブルが多発していると報告されています。そんな時「想いやりトーク」で話し方の練習をすることで、マスク越しの会話がより伝わりやすいものになります。

①話し方練習

アプリには、話し方の練習するためのいくつかの「お題」が用意されています。好きなお題の項目を選択して、アプリの指示に従い、スマホに向かってお題の文章を話します。すると、アプリは話したその声を分析して、話し方のスピードや発音、特に、高齢者やマスク越しの会話によって伝わりにくくなる「子音」の発音の明瞭性の判定をしてくれます。

総合判定は、「想いやりレベル」「笑顔レベル」「横着レベル」などの5段階評価で、さらに、話し方のスピードが速すぎていないか、遅すぎていないか、お題に含まれる「子音」の中でも、特に明瞭性が低い「子音」の指摘をしてくれます。全ての「お題」について、事前に「想いやりトーク」を練習したプロのナレーターの方(中川典氏)のお手本音声が内臓されているので、お手本音声を聞き、判定結果を参考にしながら、高齢者などへの会話が伝わりやすくなる話し方を身に着けていくことができます。

②模擬難聴音声

自分が話した声とお手本の音声を、高齢者の聞こえ方をシミュレーションした「模擬難聴音声」で聞くことが可能です。自分の声が、実際は高齢者に対してどのように聞こえいているかを自分で体験することで、「相手に対しての想いやりのある話し方」の必要性を実感することができて、話し方練習へのモチベーションアップに繋がります。

③音のうんちくクイズ

高齢者の聞こえやマスク越しの会話に関する、簡単な基礎知識を身に着けることで、「想いやりトーク」習得のスピードが上がり、習熟度もよりアップします。さらに、世間から誤解される部分が多い高齢者のコミュニケーション能力、マスク越しの会話への正しい知識を浸透させるための啓蒙活動にもなっています。「音のうんちくクイズ」では、誰もが楽しめるクイズ形式で、これらを簡単に学ぶことができる機能です。各設問では、その内容に関連するYouTube「想いやりトークチャンネル」の解説動画へのリンクがあるので、簡単に誰もが基礎知識を身に着けることが出来ます。「音のうんちくクイズ」のクイズ問題は、不定期に増えていきます。

④YouTube「想いやりトークチャンネル」

YouTube「想いやりトークチャンネル」では、高齢者の聞こえ、マスク越しの会話などに関する解説動画を、月に3回ほどのペースで無料配信しています。「オトデザイナーズ」の技術で制作された「音の聞き取りクイズ」から始まる1回4分ほどの動画で、アプリから簡単に視聴することが可能です。

おすすめの練習方法

2、3日に一度、1回あたり10分程度で構わないので、色んな項目で練習を続けて欲しいです。全ての練習項目で「想いやりレベル」または「笑顔レベル」がいつでも出せるようになることが目標ですが、練習をやめてしまうと元に戻ってしまいます。2、3日に一度、1回あたり10分程度の練習を根気よく続けていくことをおすすめします。

その際には、お手本の音声をしっかりと聞くことや模擬難聴音声を聞き、自分の声が相手にどのように聞こえているのかを確認することが大切です。また、アプリの評価結果ばかりにとらわれ過ぎず、「音のうんちくクイズ」を時々行い、YouTubeの「想いやりトークチャンネル」も視聴することで、「お手本音声の真似」ではなく、話し方に関する基礎知識も身に着けることを意識して行ってもらうと、より効果的で早く上達することができます。

「想いやりトーク」開発のきっかけ

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