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機内モードとは何?電話やLINEなど機内モードの活用方法紹介

機内モードとは文字通り飛行機に乗るときなどにしか使われないものだと思っていませんか。実はそれだけではありません。本記事では機内モードとはどういう機能なのか、設定方法、機内モードのときに電話をかける方法、意外な活用法も一緒にを紹介していきましょう。

機内モードの機能紹介、設定方法

機内モードはスマホやアイパッドなどで設定が可能になりますが、飛行機に乗らない人はこれは何のためにあるのだろうか?設定するとどうなるだろうかと思ったことはないでしょうか。
そこで機内モードとはどういう機能なのか、設定方法を併せて説明していきましょう。

機内モードとは何か

機内モードというのはスマホの通信機能をオフにすることで、航空安全基準に従い使用できるモードのことです。
しかし、BluetoothやWi-Fiは使用できるため、それぞれ個別に設定できます。
ですから機内モードといっても、スマホなどが使えなくなるわけではありません。
2019年までは通信は不可能でしたが、今はWi-Fiを使用できる航空機があります。
しかし、全ての航空会社でWi-Fiが使用できるわけではなく、利用できても有料の場合もありますので飛行機内でWi-Fiを使用するときには利用できるかどうかを確認するのが賢明です。

自分が機内モードの時に電話がかかって来た場合

ではスマホを機内モードにしていて、相手から電話がかかってきたらどのようになるのかを解説していきましょう。
自分が機内モードに設定していると、電話をかけた相手には「電話に出ることはできません」というアナウンスが流れます。
これは機内モードのときだけでなく、相手が電源を切っているとき、圏外にいるときと同様のお知らせになります。

電話相手が機内モードの時に電話をかけた場合

では、こちらが電話をかけたとき、相手が機内モードにしているときにはどうなるかというと、上記のように「電話に出ることはできません」というお知らせが流れます。
しかし、機内モードと電源を切っているとき、圏外のとき、すべて同じお知らせになるので、相手が機内モードかを判断することはできません。

『iPhone』機内モードにする方法

機内モードにする手順を説明しましょう。
設定(歯車アイコン)をタップするとユーザー名のすぐ下に(機内モード)があります。
ボタンがグレーになっているので、オンにしましょう。機内モードのところがグリーンになっていれば大丈夫です。
モバイル通信のところは自動的に圏外になります。

『Android』機内モードにする方法

Androidで機内モードをオンにする手順を説明しましょう。
画面上でステータスバーを下方向へスワイプすると、さまざまな機能のボタンアイコンが表示されるので、飛行機アイコンをタップします。
機内モードになると通信が自動でオフになります。

機内モードで電話をかける方法【LINE・FaceTime】

スマホで機内モードにすると通信がオフになってしまうので、電話をかけることができなくなってしまうのではと不安になる人もいるかもしれません。
ですが、LINEやFaceTimeを使用することで電話ができるので、ぜひ参照にしてください。
さきほど記述したように、機内モードでもWi-Fiを使用することができるので、インターネット通信で電話をかけることが可能です。
ここではLINEなどのインターネット通信で電話をかける方法、iPhone同士になりますが、FaceTimeで電話をかける方法を説明していきます。

方法①LINE等のインターネット通信で電話をかける

LINEで電話をかけるためには、機内モードにしていても、Wi-Fiを使用しなければなりません。
機内モードにし、Wi-Fiを手動でセットします。飛行機に乗る場合は、事前にその航空会社の公式ページにアクセスし、どのようにWi-Fiに接続するのかを確認しましょう。
Wi-Fiに接続できれば普通にLINEを使用し電話をかけることができます。
LINEのほかskypeやZoomなどが同じように使用できます。

方法②FaceTimeで電話をかける【iPhone同士のみ】

FaceTimeはApple独自のアプリなので、iPhone同士で電話をかけることができます。
LINEを利用するときと同じように機内モードにしてから、Wi-Fiに接続し、FaceTimeで電話をかけます。
FaceTimeは画面越しに会話ができるのが特徴ですが、苦手な場合には画面をオフにして普通の電話のようにできるのもポイントです。

機内モードの活用法

飛行機に乗っているときだけ機内モードにするだけではなく、ほかにも使いみちがあります。
どういった活用方法があるのかを説明していきましょう。
3つの活用法を説明していきます。

活用法①着信拒否

飛行機に乗っているときには着信があっても機内モードになっていれば、出られないというアナウンスが出ます。
これを利用して、着信拒否としての活用ができます。
出たくない時だけでなく、忙しいとき、会議中のときなど機内モードにしていれば着信があっても出られないのでとても便利です。
ただ、機内モードにしていてもWi-Fiにつながっているときには、LINEやFaceTimeでかかってくる可能性があるので、完全にシャットダウンしたい場合にはWi-Fiもオフにしておきましょう。

活用法②通信量の節約

普段は機内モードはオフになっておりモバイル通信はオンになっています。
これは契約している電話会社の通信を使用しているということになるのです。
それのおかげでWi-Fiがオフになっても3G、4G、5Gでインターネット通信ができているわけです。
逆に機内モードをオンにすると、モバイル通信がオフになり、Wi-Fiしか使用できなくなります。
Wi-Fi環境のときには機内モードにしておけば無駄な通信をしないで済むのです。

活用法③海外でスマホを使用する時

海外に出張や旅行などに行く場合はスマホを使用すると、ローミングといって契約会社のモバイル通信を使用することになります。
海外でデータローミングをしていると、帰国したときに高額な通信料を請求されるおそれがあります。
海外では機内モードをオンにしておけば自動的にモバイル通信がオフになるので、ポケットWi-Fiなどを駆使し、なるべくモバイル通信をしないようにしましょう。

機内モードがバレる可能性とその回避方法

機内モードにしていると、ある一定の情報が遮断されます。
GPS、Bluetooth、Wi-Fi、位置情報もオフになってしまうのです。
ですから、友人知人と位置情報サービスなどを利用している場合は機内モードにしてしまえば、現在どこにいるのかが表示されなくなります。
では機内モードにしていることはバレる可能性があるのでしょうか。

バレる可能性①スマホゲーム等のログイン履歴

バレる可能性としてはスマホゲームにログインするときにWi-Fiにつなげてしまうときでしょう。
ゲームでネット接続せずにできるものならバレませんが、Wi-Fiに接続しないとできないゲームのとき、フレンドがいるゲームに参加しているときは機内モードにしていることがバレてしまうかもしれません。

バレる可能性②TwitterやInstagramの投稿時間

TwitterもInstagramもWi-Fiなどに接続しなければ投稿できません。
特にTwitterは投稿した日にち、時間までもが表示され、しかも何のデバイスで投稿されたかが記録されるので、機内モードにしていたことがバレてしまう可能性があります。

バレる可能性③LINE電話やFaceTimeが掛かってきた時

機内モードにしていても、LINEやFaceTimeはWi-Fiに接続すればかかってきてしまうので、普通に電話をして繋がらなくてもLINE等でかけたらかかってしまうので機内モードがバレてしまうでしょう。

回避方法①後ろめたい機内モードの時はSNS投稿やスマホゲームを控える

着信を拒否したいという場合にはスマホゲームやSNSの投稿などは控えて、機内モードにしておくのが賢明です。

回避方法②Wi-Fiをオフにしておく

機内モードにすると、モバイル通信はオフになりますが、Wi-Fiは自動的にオフにならないので、手動でオフにしておく必要があります。
Wi-Fiがオフになっていることもきちんと確認しましょう。

回避方法③LINE・FaceTimeの着信機能をオフにしておく

LINEやFaceTimeで着信がこないように設定する方法があるので説明しましょう。
LINEの場合
ホーム>設定>通話>通話の着信許可まで進み、有効ボタンを無効(緑色をグレーに)にしておきます。
不在着信は残るので、親しい友人の場合は折り返すことができます。
FaceTimeの場合
設定(歯車アイコン)>FaceTime>ボタンを無効(緑色をグレーに)にします。
FaceTimeの履歴に不在着信が残っているのでかけ直すことができます。

まとめ

機内モードとは何か、機内モードの活用法を紹介してきました。特にWi-Fi環境がある場合には機内モードにしておき、データ量を節約しましょう。