「Bluesky」はX(旧Twitter)の代わりになるかもしれないと言われている新たなSNSです。
正式にリリースされたのが最近で、まだ始め方や使い方を理解されていません。
この記事では、Blueskyの始め方やX・Threadsとの違いについて紹介します。
目次
Blueskyの始め方
Twitterにイーロン・マスクが関わり始めてから、「Twitter 終わり」や「サービス終了」など、よくない評判が増えてきています。
現在では、Twitterは名称がXに変更され、Twitterの頃から比べると名称だけでなくさまざまな部分が変更されました。
Xになって以降、「ポストX」や「次に流行るSNSは」などと話題に上がり、その中の1つの「Bluesky」が非常に注目を浴びています。
まずは、Blueskyの始め方を紹介します。
アカウント登録
Blueskyの始め方は非常に簡単です。
画面の指示に従って進めていけば始め方でつまづくことはないでしょう。
また、以前はβ版だったので、始め方の途中に招待コードの入力が必要でした。
ただ、現在は招待コードは不要になったので、誰でも登録できます。
- アプリのインストール
- 「新しいアカウントを作成」をタップする
- メールアドレス・パスワード・生年月日を入力する
- 電話番号を入力してSMS認証の「コードをリクエスト」をタップ
- SMSに届いた認証コードを入力する
- ユーザーハンドルを登録する
- その他初期設定を済ませる
この後は、始め方で補足が必要な部分のみピックアップして紹介します。
アプリのインストール
アプリのインストールは、各アプリストアから行えます。
- AppStore:Blueskyをインストール
- Google Play:Blueskyをインストール
メールアドレス・パスワード・生年月日の入力
パスワードは、元々おすすめのパスワード(Strong Password)が入力されています。
自分で決めたパスワードに変更したい場合は、以下の手順で変更しましょう。
- Other Options…>Choose My Own Password
SMS認証
BlueskyのSMS認証をするには、利用する国の設定も必要です。
国が間違っていると、電話番号が正しくてもコードが届かないので注意しましょう。
ユーザーハンドル
ユーザーハンドルに使える文字は、英数字と一部の記号のみです。
ひらがな・カタカナ・漢字は利用できないので注意しましょう。
- 利用できる記号:ハイフン(-)、ピリオド(.)
補足の設定
Blueskyの始め方の中には、プッシュ通知や興味関心に関する質問とおすすめユーザーのフォローなど、Xなどでもある設定が始まります。
また、フィード(タイムライン)をカスタマイズできるため、始め方の途中でも設定可能です。
日本語化
Blueskyは、始め方の時点で日本語化されていますが、稀に英語のままになっている場合があります。
UIが日本語に対応したので、現在は日本語化して使うことができます。
- 設定(Setting)
- 基本(Basic)
- 言語(Languages)
Blueskyでは3つの言語設定をできます。
- アプリの言語(App Language):画面表示に使われる言語
- 第一言語(Primary Language):翻訳される言語
- コンテンツの言語(Content Languages):フィードに使われる言語
特別な理由がなければすべて日本語(Japanese)に設定しましょう。
言語設定はアカウントに紐づくものではなく、利用環境で設定されるものなので、ブラウザやアプリで同じアカウントを使う場合はそれぞれ設定しましょう。
Blueskyで使われる用語集
Bleuskyの始め方はシンプルかつ日本語に対応しているので、注意しすべきポイントは特にありません。
Blueskyのアカウント登録が完了したら、
よく使う用語だけでも理解しておきましょう。
ポスト(Post)
Blueskyでテキストや写真を投稿するのは、Xと同様に「ポスト」と言います。
Twitterユーザーの中には、今でもツイートと言っているかたもいますが、「投稿=ポスト」と理解して問題なさそうです。
リポスト(Repost)
他のユーザーが投稿したものを、そのまま投稿して拡散するものは、「リポスト」と言います。
Xでも同じくリポストと呼んでいるので、Xユーザーなら馴染みのある言葉だと思います。
フィード(Feed)
XでのタイムラインのことをBlueskyでは「フィード」と言います。
詳しくは後述しますが、Blueskyでは、フィードをカスタマイズすることができます。
クオートポスト(Quote Post)
Xの引用リポストのことをBlueskyでは「クオートポスト)と言います。
他のユーザーの投稿に対して、自分の言いたいことなどを付け加えて投稿することです。
ユーザーハンドル
Blueskyでは、アカウントのことを「ユーザーハンドル」と言います。
始め方では触れませんでしたが、基本的にはユーザー名と理解しておけば問題ありません。
Blueskyの特徴
では、Blueskyの特徴を見ていきましょう。
- 分散型のSNS
- カスタムフィード
- 削除したアカウントのデータを残せる
- 他のSNSとの共有ができる
分散型のSNS
Blueskyは、分散型のSNSです。分散型の反対は集中型と言われます。
- 中央集権型SNS:X(旧Twitter)、Threads
- 分散型SNS:Bluesky
中央集権型SNSとは従来のSNSで、運営企業がサーバーを管理して個人情報や投稿内容を取り扱う方法です。
分散型SNSは、ブロックチェーン技術などを活用したSNSです。
運営企業が個人情報や投稿内容を管理しているわけではないので、ユーザー自身がしっかりと管理する必要が生じます。
フィードをカスタマイズできる
Blueskyでは、フィードをカスタマイズできます。
Xのタイムラインは、「おすすめ」と「フォロー中」に分けられますが、これ以上のカスタマイズはできません。
Blueskyでは、自分で決めたルールをフィードに反映させるられるので、より厳選した情報だけのフィードを作成できます。
アカウントを削除してもデータを移行できる
Blueskyは分散型SNSなので、アカウントを削除してもデータを他の分散型SNSに移行できます。
XやThreadsなどでは、アカウントを削除するとデータを引き継ぐことはできせん。
他に移行するようなSNSが誕生するかどうかは微妙な点ですが、今後分散型のSNSが増えれば、選択肢が増え自分の好きなSNSに乗り換えられます。
他のSNSとの共有が可能
Blueskyでは、データの引き継ぎだけでなく他のSNSとのデータの共有も可能です。
BlueskyとX(旧Twitter)・Threadsの違い
では、Bluesky・X(旧Twitter)・Threadsの違いを見ていきましょう。
Bluesky | X | Threads | |
投稿できる文字数 | 360文字 | 140文字 | 500文字 |
投稿できる写真の数 | 4枚 | 4枚 | 10枚 |
投稿できる動画の長さ | ー | 2分20秒 | 5分 |
ハッシュタグ | 非対応 | 対応 | 非対応 |
DM | × | ○ | × |
公開範囲設定(鍵垢) | 不可 | 可 | 可 |
よく使われる機能として、投稿できるテキスト数、写真の枚数、動画投稿の有無などでそれぞれ違いがあります。
Blueskyでは、公開範囲設定ができないため、クローズの環境で投稿するのには向かないので理解しておきましょう。
Blueskyのアカウントを作成できずに始められない原因
繰り返しになりますが、Blueskyの始め方はシンプルです。
つまずくようなポイントはほとんどありませんが、ユーザーハンドルの作成時で先に進めない場合があります。
ユーザーハンドルのルールを確認しておきましょう。
アカウント名に使用不可の文字を使っている
ユーザーハンドルには、使える文字が決まっています。
英数字と一部の記号だけです。
使用できない文字や記号を含んでいると始め方の先に進むことができないので注意しましょう。
SMSの認証コードの使用期限を過ぎている
Blueskyの始め方の途中に、必ずSMS認証を行います。
SMS認証コードには有効な時間が決められています。
その時間を過ぎると再度発行の仕直しが必要になるので覚えておきましょう。
他のユーザーがすでに利用している
ユーザーハンドルを他のユーザーがすでに使っていると、取得できません。
記号で区切ったり数字を足すなどして対処しましょう。
まとめ
Blueskyの始め方や使われる用語、X・Threadsとの違いなどを紹介してきました。
BlueskyはポストX最有力と言われる新たなSNSです。
ただ、日本ではまだまだXの人気が根強く、結局Xに戻ってくるユーザーがまだまだ多そうです。
SNSをビジネスで運用するなら、早いうちから導入しておくと、先手を取れる可能性が上がるので、気になったら始めてみてください。