「ただいま電話に出ることができません」は着信拒否なのか?

電話をかけたら「ただいま電話に出ることができません」と携帯から聞こえてきて、「もしかして着信拒否された?」と不安になったことはありませんか。今回は「ただいま電話に出ることができません」がどんな場合に流れるものなのかをご紹介していきます。

「ただいま電話に出ることができません」は着信拒否ではない

「ただいま電話に出ることができません」とアナウンスが流れたら「着信拒否」をされている、というわけではありません。もし相手に着信拒否をされているならば
・いつも通話中のコール音(ツーツー)が鳴る
・着信拒否サービスのメッセージが流れる
以上、2つのどちらかが流れます。

そもそも、着信拒否のアナウンスに「ただいま電話に出ることができません」は存在しません。ですので、別の理由によってアナウンスが流れます。その理由についてこれから詳しく紹介していきます。

「ただいま電話に出ることができません」が流れる理由

「ただいま電話に出ることができません」とメッセージが流れる理由は以下の5つが考えられます。
・携帯の電源が切れている
・携帯が圏外
・携帯を機内モードに設定をしている
・留守番電話を設定している
・拒否ボタンを押している
このように、いろいろな理由が考えられますので一つずつ説明していきます。

【理由】①相手の携帯の電源が入っていない

1つめが「相手の携帯の電源が入っていない」ときです。電話かけた相手が携帯の電源を切っていて通信ができない場合は、コール音が一度も鳴らずに「ただいま電話に出ることができません」とアナウンスが流れます。また、コール中に相手のスマホが切れた場合にも同様に流れます。

【理由】②相手が圏外である

2つめが「相手が圏外」の場合です。山やトンネルなどの電波が届きにくい場所にいて通信をすることができないときや、携帯の故障によってなどの理由により圏外のときに電話をかけると「ただいま電話に出ることができません」とアナウンスが聞こえます。こちらも電源が呼び出し途中で切れたときと同じく、呼び出し中に圏外になってしまったとき同様のアナウンスが流れます。

【理由】③相手が機内モードを使用している

3つ目は「機内モードを使用している」場合です。機内モードとは通信を遮断する機能のことです。電話の機能を使うにも電波が必要。相手が機内モードに設定していると圏外や電源OFFと同じく通信ができなくなっている状況なので「ただいま電話に出ることができません」アナウンスが流れます。

【理由】④留守番電話サービスが設定されている

4つめは「留守番電話サービスが設定されている」ときです。キャリア毎に用意されている「留守番電話サービス」を相手が利用しているときに「ただいま電話に出ることができません」とアナウンスが聞こえます。

【理由】⑤拒否ボタンを押している

5つめは「拒否ボタンを押している」ときです。相手が留守番電話サービスを契約しているかどうかで、拒否ボタンを押した後のアナウンスが違います。
・留守番電話サービスを契約していた場合に拒否ボタンを押されると、留守番電話サービスにつながります。
・留守番電話サービスを契約していない場合は通話中のコール音(ツーツー)が鳴ります。

キャリア別着信拒否のアナウンス

着信拒否のアナウンスはキャリアによってそれぞれ専用のものが存在します。このため、それぞれのアナウンスを知れば自分が着信拒否をされているかどうかがわかります。
・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
・楽天
以上、4つのキャリアの専用アナウンスを紹介するのでしっかりと覚えておきましょう。

①NTTドコモの場合

ドコモの着信拒否のアナウンスは「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」。
NTTドコモでは「迷惑電話ストップサービス」という着信拒否サービスがあります。このサービスはあらかじめ登録した番号から電話がかかってくると、「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」とアナウンスが流れ自動で電話が終了します。着信の履歴も相手には残りません。

また、圏外や電源OFFときにも同様のアナウンスが流れるようになります。なので、相手がドコモ携帯で「ただいま電話に出ることができません」と流れたら着信拒否はされていないことがわかります。

②auの場合

auの着信拒否のアナウンスは「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません」。
auでは「迷惑電話撃退サービス」と呼ばれる着信拒否のサービスがあります。登録した電話番号から着信があると「おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望によりおつなぎできません」とアナウンスが流れるようになり自動で電話が終了します。

このように、auの着信拒否サービスでは「ただいま電話に出ることができません」とアナウンスが流れることはありません。そのためこのアナウンスが流れたら着信拒否はされていないと思っていいでしょう。

③ソフトバンクの場合

SoftBankでは「ナンバーブロック」という着信拒否の機能が用意されています。登録した電話番号から着信があった場合、ユーザーが設定した以下9種類のうちどれかがお断りガイダンスとして流れるようになっています。

・「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりお繋ぎできません」
・「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております」
・「この電話はお受けできません」
・「この電話はお繋ぎすることができません」
・「この電話はお客さまのご都合によりお繋ぎできません」

・「せっかくお電話いただきましたが、この電話をお受けすることができません」
・「電話番号をお間違えではないですか?この電話はお繋ぎできません」
・おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりお繋ぎできません」
・「This is SoftBank. By the customer’s request, this call can not be completed.」
9種類のうちどれかが流れたら、着信の拒否をされています。

④楽天の場合

楽天モバイルではau回線、ドコモ回線があり回線によって着信拒否のアナウンスが異なります。
・ドコモ回線ならばNTTドコモと同じく「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」
・au回線ならばauと同じく「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません」と聞こえます

以上のように、楽天でも「ただいま電話に出ることができません」と流れる着信拒否はありません。