5つめは「拒否ボタンを押している」ときです。相手が留守番電話サービスを契約しているかどうかで、拒否ボタンを押した後のアナウンスが違います。
・留守番電話サービスを契約していた場合に拒否ボタンを押されると、留守番電話サービスにつながります。
・留守番電話サービスを契約していない場合は通話中のコール音(ツーツー)が鳴ります。
この記事の目次
コールの有無で相手の状況を見極めることも可能
「ただいま電話に出ることができません」と流れた時、電話をかけた際のコールの有無で着信拒否かどうかを見極めることができます。コールがあった場合と、コールがなかった場合について解説します。
コールがある場合
電話をかけた時、コールがなったあとに「ただいま電話に出ることができません」と流れた場合は着信拒否ではなく、相手が圏外になっていたり、スマホの電池が切れてしまった、留守電になった時などが考えられます。コールがある時は、着信拒否の可能性は考えにくいです。
コールがない場合
反対に電話をかけた時にコールなしで「ただいま電話に出ることができません」と流れた場合も、コールがあった時と同じように、圏外の’場所にいたり、電池が切れている、機内モードの設定にしているなどが考えられます。コールがなくても「ただいま電話に出ることができません」のアナウンスが流れた時は着信拒否ではなく、別の理由で出ることができない時が多いようです。
キャリア別着信拒否のアナウンス
着信拒否のアナウンスはキャリアによってそれぞれ専用のものが存在します。このため、それぞれのアナウンスを知れば自分が着信拒否をされているかどうかがわかります。
・NTTドコモ
・au
・ソフトバンク
・楽天
以上、4つのキャリアの専用アナウンスを紹介するのでしっかりと覚えておきましょう。
①NTTドコモの場合
ドコモの着信拒否のアナウンスは「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」。
NTTドコモでは「迷惑電話ストップサービス」という着信拒否サービスがあります。このサービスはあらかじめ登録した番号から電話がかかってくると、「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」とアナウンスが流れ自動で電話が終了します。着信の履歴も相手には残りません。
また、圏外や電源OFFときにも同様のアナウンスが流れるようになります。なので、相手がドコモ携帯で「ただいま電話に出ることができません」と流れたら着信拒否はされていないことがわかります。
②auの場合
auの着信拒否のアナウンスは「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません」。
auでは「迷惑電話撃退サービス」と呼ばれる着信拒否のサービスがあります。登録した電話番号から着信があると「おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望によりおつなぎできません」とアナウンスが流れるようになり自動で電話が終了します。
このように、auの着信拒否サービスでは「ただいま電話に出ることができません」とアナウンスが流れることはありません。そのためこのアナウンスが流れたら着信拒否はされていないと思っていいでしょう。