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「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」auの着信拒否?【コールなしの場合】

iPhone端末で着信拒否の設定した場合は、アナウンスは流れずに、ただ「ツー、ツー、ツー…」という通話中の音が繰り返されるだけです。「話し中」と同じ音です。

何もアナウンスは流れず、ひたすら通話中の音がリピートするだけですから、着信拒否されてたことに気づかれない可能性が高いでしょう。

ですが実際、何度かけても通話中状態ともなるとそのうちに気づかれてしまうことでしょう。iPhoneで着信拒否する方法については、下記の記事にも詳しいのでどうぞご覧下さい。

相手に着信拒否されているかを確認する方法

このように、携帯電話のキャリアやスマホの種類によって、着信拒否のアナウンスはことなります。

では、電話をかけた方がアナウンスを聞いて「自分が着信拒否されているか」を判別する方法はあるのでしょうか?

結論をいうと、「判別できる場合」と「判別できない場合」があります。

①アナウンス内容を調べてみる

電話をかけたときに流れるアナウンス内容をチェックして、着信拒否かどうか見分けがつく場合もあります。

以下それぞれキャリアごとのメッセージを紹介します。

auの場合

auキャリアで「おかけになった電話番号への通話はお客さまのご希望によりお繋ぎできません」という応答メッセージがあれば、それは「着信拒否のアナウンス」とわかります。

しかし、「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の場合は判別できません。

auの迷惑電話撃退サービスを使わないで着信拒否拒否した場合にも「〜お出になりません」のメッセージが流れるからです。

ドコモの場合

ドコモキャリアでも、「おかけになった電話番号への通話はお繋ぎできません」という応答メッセージが流れることがあります。

ドコモの場合はこのアナウンス=着信拒否です。

メッセージの意味だけでは分かりにくいですが、このアナウンスの場合には、キャリアはドコモで、かつ着信距拒否であることがわかります。

ソフトバンクの場合

ソフトバンクキャリアの着信拒否の応答メッセージは9種類あります。今一度、引用しておきましょう。

  • 「こちらはソフトバンクです、おかけになった電話番号への通話はお客さまのご希望によりお繋ぎできません」
  • 「こちらはソフトバンクです、おかけになった電話番号への通話はお客さまの申し出により現在お断りしております」
  • 「この電話はお受けできません」
  • 「この電話はお繋ぎすることができません」
  • 「この電話はお客様のご都合によりお繋ぎできません」
  • 「せっかくお電話をいただきましたが、この電話をお受けすることができません」
  • 「電話番号をお間違えではないですか?この電話はお繋ぎできません」
  • 「おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望によりお繋ぎできません」
  • 「This is SoftBank. By the customer's request, this call can not be completed.」

(引用:ソフトバンク公式サポートサイト

上記うち9通りの中から、どれか1つのアナウンスが流れたら、それは着信拒否のメッセージです。

②非通知で電話をかける

ではわざと非通知で電話をかけた場合にはどうなるでしょう。非通知で電話をかけたい場合は、相手の電話番号の前に「184(いやよ)」を付加入力することで、非通知発信することができます。

非通知で電話をかけ複数回コール音がした場合には、非通知着信ならOKということになります。よってそのあなたの電話番号が着信拒否されている裏付けになり得るでしょう。

非通知で1コール以下の呼び出し音後に、留守電につながるような場合には、相手の電話はつながらない状態と推測できます。

③別の電話や公衆電話で電話をかける

上記の非通知での発信と同様にして、別の電話番号の電話や、公衆電話から電話をかけてみた場合どうでしょう。

別の電話番号の電話や、公衆電話で電話して繋がった場合には、これはやはりあなたの番号は着信拒否されていることを示すものでしょう。

別の電話番号の電話や公衆電話で電話しても繋がらないような場合には、これは相手の電話がつながらない状態なのだろうということになります。

④SMSを送信する

では「SMS」を送信してみた場合にはどうなるでしょうか。iPhone・Androidの各端末で着信拒否設定にしますと、SMSも同時にブロックされますが、キャリアから通知が来ます。

「au」「ドコモ」「ソフトバンク」の各キャリアで着信拒否を設定した場合には、SMSは一緒にブロックされませんから、SMSのメッセージは相手に行く可能性はあります。

よって着信拒否の有無を断定する材料にはなりにくいです。

相手に電話が繋がらなかった場合の通話料は?

着信拒否の場合は、通話料金が発生する場合としない場合があります。

「おかけになった電話番号への通話はお客さまのご希望によりお繋ぎできません」などのアナウンスが流れた場合は、通話状態となり、通話料金が発生します。

一方で「ツー、ツー…」という話し中の音や「おかけになった電話を お呼びしましたが出ませんでした」というアナウンスが流れた場合(au のみ)、通話状態にはなっていないので、通話料金は発生 しません。

電話がつながらない(コールのみの場合も)とき、基本的に通話料金は発生しません。

相手がスマホ端末本体の機能で着信拒否している場合には、全く繋がらないまま切れるので、料金は発生しません。(iPhoneもAndroidも同じ)

ただ、着信拒否などでなく、留守電電話や0570(ナビダイヤル)での混みあっている際のアナウンスには、通話料金が発生します。

相手が留守電モードにしていた場合には、留守電の応答メッセージが流れた時点で料金は発生します。

「au」「ドコモ」「ソフトバンク」の各キャリアにて着信拒否されていた場合には、当該のアナウンスが流れますから、そのアナウンスを聞くことで料金は発生してしまいます。

まとめ

電話をかけたときに流れるアナウンスには、多くのパターンがあり、キャリアや、相手の状態(単に出られないのか、それとも拒否しているのか)によっても異なります。

auの着信拒否メッセージは「おかけになった電話番号への通話はお繋ぎできません」です。

auの「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の応答メッセージは「電話に出られないとき」です。一時的に出られない(電波や電源など)のか、着信拒否なのかという理由までは判別できません。

電話をかけたとき、相手のアナウンス内容が気になったら、当記事で各キャリアの着信拒否でのアナウンスを参考にしてください。