YouTubeを見ていて、好きだった動画が見れなくなってしまった経験はありませんか?
さまざまな理由で動画を消されて見れなくなることがあります。
この記事では、YouTubeで消された動画を見る方法や消される理由などを紹介します。
YouTubeで消された動画を見る方法
では、YouTubeで消された動画を見る方法を紹介します。
前提!消されたYouTube動画は見れない可能性が高い
まず、前提として、消されたYouTube動画は見れない可能性が高いことを理解しておきましょう。
今回紹介する方法でも、100%見られる確約はできません。
消された理由にもよりますが、インターネットの中であってもアーカイブが残っていないことには見ることができません。
見れない可能性が高いということを理解した上で探してみてください。
ウェブアーカイブサイトを利用する
消されたYouTube動画を見るには、ウェブアーカイブサイトを使って検索するのも1つの方法です。
ウェブサイトとは、インターネット上にアップロードされたさまざまな情報がアーカイブされているサイトで、インターネットの博物館や図書館といったイメージです。
最も有名なウェブアーカイブサイトは、Wayback Machinedで、UIは英語ですが、検索バーに入力するだけで検索可能。
消された動画の動画タイトルやURLがわかっていたウェブアーカイブサイトを使ってみてください。
ミラーサイトや他の動画配信サイトで探す
消されたYouTube動画を見るには、ミラーサイトや他の動画配信サイトで探す方法もおすすめです。
YouTubeでもTikTokなどのサイトの動画がアップロード(違法の可能性大)されていますが、同様にYouTube動画も他のサイトにアップロードされている可能性があります。
YouTubeは世界最大級の動画配信サイトですが、国によってはYouTubeよりも人気のある動画配信サイトもあります。
セキュリティなどの問題で利用できない場合もありますが、動画配信サイトを回って見つけるのもおすすめです。
offliberty.comを使う
消されたYouTube動画は、動画をデバイスに保存できる「offliberty.com」でも見つけられる場合があります。
消された動画のURLが必要なので、YouTubeの履歴から探す必要がありますが、見つかれば保存できる場合があります。
ただ、違法にアップロードされた動画を保存してしまうと違法ダウンロードになるので注意が必要な方法です。
投稿IDがわかれば検索する
消されたYouTube動画のIDがわかれば、Chromeなどの検索エンジンで見つけられる可能性があります。
動画のIDは、「https://www.youtube.com/watch?v=」以降の部分です。
ただ、こちらも履歴から見つける必要があるので注意しましょう。
キャッシュから探す
パソコンで動画を再生した場合、キャッシュが残っていれば消された動画でも検索できる場合があります。
キャッシュを探す方法はOSによって異なりますが、履歴以上に見つけるのが難しいので、最終的な方法として利用しましょう。
YouTubeで動画が消える理由
では、YouTudeで動画が消える原因を紹介します。
見れていた動画や、あとで見るに保存していた動画が消えてしまうことは稀にあります。
YouTube動画は見れる時に見ておくのがおすすめです。
ガイドライン違反
YouTubeで動画が消される最も多い理由が、YouTubeのガイドライン違反です。
動画を投稿するには、ガイドラインを守って行う必要があります。
動画を投稿した時点で、ガイドラインに同意したと見られるため、ガイドライン違反の動画を投稿した場合勝手に消されても文句は言えないので投稿する場合は注意しましょう。
著作権保持者から停止依頼をされた
YouTubeに限ったことではありませんが、他人が作った動画コンテンツを勝手に動画にして投稿するのは違法行為です。
動画自体にはオリジナルであっても、使っている素材などが他人の著作物を使っていると著作権保持者から停止依頼を出される場合もあります。
テレビや有料コンテンツをYouTubeでアップロードするのは完全に違法で以下の罰則を課せられる可能性があります。
- 1,000万円以下の罰金
- 10年以下の懲役
- 上記の両方
さらに、著作権保持者から損害賠償を請求される可能性もあります。
YouTubeでは著作権違反もAIでチェックを行なっていますが、まだまだ精度は高くありません。
今後は精度が高まるとすぐに消える可能性が高いですが、その動画を保存することも違法なので注意しましょう。
配信者が非公開にした
YouTubeでは、配信者が動画を非公開に設定することもできます。
動画の出来に納得できていなかったり、修正が必要なものが写り込んでしまったりなど、さまざまな理由が考えれらます。
チャンネルの運営が変更されて、引き継ぎをしたりする場合も過去の動画を非公開にしている可能性も。
何かのタイミングで再公開される場合もあるので、探す前に投稿者のXなどをチェックしてみてもいいかもしれません。
アカウントがBANされた
ガイドライン違反をしても、最初は注意で済みますが、問題が大きくなる場合一発でアカウントがBANされることもあります。
アカウントがBANされると、過去に投稿した動画も消されてしまうので、見ることができなくなります。
過去にアカウントがBANされた有名配信者の多くは、ガイドラインに抵触するような内容が目立つのも特徴です。
アカウントがBANされるそうな動画は早めに見ておくようにしましょう。
YouTubeの不具合
YouTubeの不具合によって動画を消されてしまう場合もあります。
ガイドラインのチェックは基本AIが行なっています。
AIが誤BANしてしまい、動画が消されることもまだまだあるのが現状です。
不具合で消された動画は、再投稿される可能性が高いですが、そのまま戻ってこない場合もあるので覚えておきましょう。
YouTubeのガイドラインで禁止されている5つの行為
では、YouTubeのガイドラインで禁止されている行為を紹介します。
YouTubeに動画投稿するにはガイドラインは厳守
改めてになりますが、動画投稿をする場合は、ガイドラインは厳守する必要があります。
過去のYouTubeは違法アップロードの温床になっていましたが、現在はかなり整備されつつあります。
ただ、ガイドラインのスレスレの動画を投稿しているYouTuberが人気を集めていたり、バズってしまうのが現実です。
もし動画投稿をしようと考えているなら、ガイドラインはしっかりと守るようにしましょう。
スパム・欺瞞行為・詐欺
YouTubeでは、スパム・欺瞞行為・詐欺は禁止です。
わかりやすくすると、視聴者を欺いて被害を拡大させるようなことは禁止されています。
また視聴者を欺いて他のサイトに誘導させるのもNG。
動画投稿をする場合は、視聴者を欺くようなことは絶対にやめましょう。
参考ページ:スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー
デリケートなコンテンツの投稿
YouTubeでは、デリケートなコンテンツの投稿も禁止しています。
デリケートなコンテンツとは、ヌードや性的なコンテンツを指します。
YouTubeは、年齢制限なくさまざまな世代の視聴者が誰でもし視聴できるのが特徴です。
動画を投稿する場合は、デリケートなコンテンツにも注意して行いましょう。
参考ページ:ヌードや性的なコンテンツに関するポリシー
暴力的や危険なコンテンツの投稿
YouTubeは、暴力的や危険なコンテンツの投稿も禁止されています。
ヘイトスピーチやハラスメントやネットいじめに関するような動画投稿はNG。
また、テロ集団のような犯罪に加担している団体が動画を投稿することも禁止しています。
近年では、物申す系のYouTuberも多くでていますが、ガイドライン的にぎりぎりを攻めている場合もあるので、動画を消される日が来るかもしれません。
規制品
YouTubeでは規制されるアイテムの販促促進するような動画は禁止されています。
タバコやお酒、違法のドラッグなどが代表的ですが、金融商品や処方箋なしの医薬、性的なサービスにおいても禁止されています。
ゲーム配信や映画やドラマなどの制作物内の一部で流れる分には消される可能性は低いですが、それでもAIが誤BANする可能性もあるので覚えておきましょう。
誤った情報の投稿
YouTubeでは、誤った情報を動画にして投稿することもNGです。
誤解を招くような表現の動画や、危害を加える可能性があるような情報を発信すると動画が消される可能性があります。
医学など身体に直接害になるような誤った情報は非常に危険です。
見る側も、必ずしも正しい情報だと思い込まずに1つのエンタメとして楽しむのがおすすめです。
参考ページ:誤った情報に関するポリシー
まとめ
この記事では以下のことを紹介してきました。
- YouTubeで消された動画を見る方法
- YouTube動画が消される理由
- YouTubeのガイドラインで禁止されている行為
YouTubeでは、ガイドライン違反や著作権などの問題等さまざまな理由で動画が消される場合があります。
投稿者都合で動画を消す場合もありますが、ほとんどがガイドラインを守らずに、動画の再生数を稼ぐことを優先した結果です。
コンプライアンスが厳しくなったことでテレビが面白くなくなったと言われますが、YouTubeにコンプライアンスが無いわけではありません。
消されるような動画はハラハラ感があって面白いかもしてませんが、一歩間違えれば悪影響になり炎上に発展します。
面白そうな動画を見つけたら、消えてしまう前に見て楽しむことをおすすめします。