Facebookのアカウントが不要になったり、やめたくなったりしたときの退会方法には2種類あります。
一時的な停止と、データの完全消去を選べるのです。この記事では、それぞれの注意点や退会までの手順、うまくいかないときの対処法をお伝えしています。
目次
Facebook退会前に知っておきたいこと
Facebookの退会には2種類あります。一時的な休会か永久削除かの違いで、
写真や動画などのデータ、他サービスとの連携、メッセンジャーの利用などで違いがあります。
どちらを選ぶかは自由ですが、それぞれの違いをよく理解した上で選択してください。
利用解除とアカウント削除の違い
Facebookの退会にはアカウントを一時的に停止する「利用解除」と、完全にアカウントを消去する「アカウント削除」があります。
どちらの手続きも、iPhoneのアプリから行うことが可能です。ただ、「アカウント削除」すると元に戻すことはできなくなってしまうので、その点を十分に考慮した上で削除するようにしましょう。
利用解除は「再開可能」
利用解除を選択した場合、アカウントは非公開になるだけで、データ自体はサービス上に残っている状態です。解除を撤回すれば、以前と同じ状態からFacebookを再開することも可能です。
- アカウント情報は非公開
- 他のユーザーからプロフィールや投稿を見られない状態
- メッセンジャーは引き続き利用可能
アカウント削除は「完全消去」
アカウント削除すると、データは完全に失われます。再開しようと思ったら最初からアカウント作成しなくてはなりません。これが利用解除との最大の違いです。
- アカウント情報は完全に消去される
- 他のユーザーはあなたのプロフィールや投稿を見られない
- メッセンジャーも利用できなくなる
- アカウント再開も不可
退会・アカウント削除する上での注意点
退会(アカウント削除)前に、以下の点を確認します。
- 必要なデータのバックアップ
- 他のサービスとの連携を解除
- 支払い情報など
- 削除すると再開できないことを再確認
アカウント削除後、30日が経過すると完全にデータが消去されます。
退会・アカウント削除すると、アカウントに紐付けられたデータがすべて消去されます。写真、動画、メッセージ、投稿など、必要なデータがあればバックアップを取っておきましょう。
また、アカウントに紐づいた自動課金がないかなども確認し、必要に応じて解約手続きを行ってください。
そして、本当に退会・アカウント削除するかどうか検討しましょう。
Facebookの退会(アカウント削除)方法
Facebookアカウントを削除(退会)する方法について、詳しく解説します。流れとしては以下です。
- Facebookアプリで設定画面
- 「設定とプライバシー」から「個人の情報」
- 「 アカウントの所有権とコントロール」をタップ
- 「 利用解除と削除」
- アカウントの削除を選択
- パスワードを入力し、アカウント削除
以下に詳しく画面付きで、、iPhoneでの手順を解説していきます。
iPhoneで退会する手順
アカウントの削除をするには、まず画面右下の「その他」から「ヘルプとサポート」をタップします。
「ヘルプセンター」「問題を報告」「利用規約とポリシー」がポップアップしてくるので、この中から「ヘルプセンター」を選びます。
続いて「アカウントの編集」へ進みます。
ヘルプセンターのトップから下にスライドしていくと、メモとペンのアイコンがついた「アカウントの編集」があるので、タップして次に進みましょう。
次に「自分のアカウントを完全に削除」のページへ進みます。
アカウントの編集の中から「アカウントの停止と削除」に進むと、いくつかのQ&Aが表示されます。
「自分のアカウントを完全に削除するにはどうすればよいですか。」をタップ。アカウントの完全削除のページに進みましょう。
Q&Aの文章の第一段落の最後に、こんな文章があるはずです。
そこで、アカウントを復元できないように完全に削除する場合は、アカウントにログインしてFacebookにご連絡ください。
この「Facebookにご連絡ください。」の部分がリンクになっています。タップして次に進みます。
アカウントの削除画面に進み、ログインパスワードを要求されたら、パスワードを入力して「送信」をタップ。
アカウントを削除するかどうか確認する画面が表示されるので、「アカウントを削除」を選択します。
最後に、文字認証とパスワードの再入力が求められます。表示されている文字列を入力、パスワードを再度入力したら「OK」ボタンをタップ。これで削除手続きが完了です。
2週間以内であれば、削除の取り消しが可能です。取り消しするには、今まで使っていたログイン情報を入力してログインするだけです。
iPhoneでFacebookが完全退会できない時の対処法
iPhoneで先に説明した方法を実行しても、Facebookのアカウント削除が完了しないケースがあります。
原因は様々ですが、ここでは3つ方法を紹介します。
- 時間をおいてみる(30日間待ってみる)
- パソコンから退会処理を行う
- パスワードの再発行
それぞれ説明します。
【対処法】①30日間待つ
いったんiPhoneでFacebookのアカウントを削除しても30日以内であればキャンセルをすることができます。
逆にいうと、30日間が経過してしまうと、永久に復活できないということです。
つまり、完全退会を完了するには、30日が経過している必要があります。削除されたアカウントは、誰からもアクセスできなくなり、メッセンジャーも使えなくなります。