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iPhoneショートカットのおすすめレシピ集!すごい使い方を紹介

「ショートカット」の使い方に慣れてきたら、自分で「ショートカット」を作ってみるのもおすすめです。ギャラリーの「ショートカット」は誰もが使いやすいように作られています。しかし、この中に自分が使いたい「ショートカット」がないときは、自分だけの「ショートカット」が作れます。

しかし、「ショートカット」を自作するのは、簡単な作業ではないため、プログラミングの技術に近いものが必要になります。精通している方であれば簡単かもしれませんが、初めての方は、いきなり難しい「ショートカット」を自作するのではなく、シンプルなものから作ってみるのがおすすめです。

【作り方】①簡単なショートカット

「ライブラリ」を開いて、「ショートカットを作成」をタップしてください。最も簡単に作ることが出来る「ショートカット」は、「タイマー機能」です。こちらの「ショートカット」の作り方について解説していきます。

「ショートカットを作成」をタップして開くと、「名称未設定ショートカット」画面が開きます。下にある「アクション」から「App」をタップ、「Appを開く」を選択します。

「アクション」は、「ショートカット」構成要素のことで、特定の機能の呼び出しが可能になります。例えば、「メッセージの送信」や「Wi-Fiの設定」、「ブルートゥース設定」などの様々な「アクション」が用意されています。このようなアクションを組み合わせて、実現したい理想の動作の構成をしていきます。複雑な「ショートカット」を作成するには、アクションを複数用いる必要があり、その分「ショートカット」を作る難易度が高くなります。

今回使用する「Appを開く」というアクションは、「指定したアプリの起動」という動作を実行することができます。「Appを開く」の「選択」をタップしてください。次に「時計」をタップします。

 

これで、「時計が起動する」というアクションが設定されます。次に、「タイマーを開始」を選択して、継続時間を設定していきます。

 

時間を設定して、画面右上の「設定」アイコンをタップします。次に自作の「ショートカット」に、わかりやすいように名称を設定します。名称を決めたら、右上の「完了」をタップします。再生アイコンをタップして、タイマーが起動すれば、問題なく「ショートカット」として使うことが出来ます。

【作り方】②高度なショートカット

「ショートカット」作成を始めたばかりの方には難しいかもしれませんが、「スクリプティング」や「変数」を使用せずに、少し複雑な動作の「ショートカット」の作成方法について紹介します。サンプルとして作成する「ショートカット」は、「ボイスメモを録音して、そのボイスメモを指定したメールアドレスへ自動送信する」といった内容のものです。

先ほどと同じように「ライブラリ」から「ショートカットを作成」をタップします。アクションメニューから、「オーディオを録音」を選択してタップしてください。

すると、「オーディオを録音」を細かく設定する画面になるので、「オーディオ品質」「録音を開始」「録音を終了」「継続時間」などの設定が出来ます。継続時間は、長すぎてしまうと、送る相手のメールサイズがオーバーになってしまうことがあるので、5秒程度が良いです。

次に、録音したボイスメモを指定のメールアドレスに送るアクションを作成します。アクションの中から、「メールを送信」を選択してタップします。

この時に、ログインを求められることがあるので、求められた場合は、画面の指示に従い、利用したいメールアカウントを設定してください。ログインが完了後、「メール送信」の「作成シート」をオフにして、「宛先」の「送信先のメールアドレス」を設定します。件名は自由ですが、「ボイスメモです」「聞いてください」など、送った相手にボイスメモの添付がわかる内容にするのがおすすめです。設定終了後、画面右上の「設定」アイコンから、「ショートカット」の名前を「ボイスメール」などにするとすぐにわかります。

「オーディオ録音」が正常に起動して、録音が完了した後、指定のメールアドレスに「ボイスメール」が正しく送信されていれば、問題ありません。「ショートカット」の作成画面に戻って、画面右上にある「完了」をタップして、ライブラリに保存してください。

iPhoneショートカットレシピすごいおすすめ5選

iPhoneの「ショートカット」を使うにあたって、あると役立つすごいおすすめの「ショートカット」レシピについて、いくつか紹介していきます。写真をよく撮る方におすすめの「ショートカット」や、LINEのやりとりがスムーズになる便利な「ショートカット」レシピなどもあります。

どのようなショートカットを作るか悩んでいる人は、参考にして下さい。

【レシピ】①写真を撮ったものをEvernoteへ記録する

食事の写真など、頻繁に写真で記録をしたい方におすすめの「ショートカット」レシピです。こちらの「ショートカット」を作成するには、「写真」「カメラ」「Evernote」へのアクセス許可が必要になります。

「ショートカット」の最後にある、Evernoteの「新規メモを作成」アクションの所で、自分自身のEvernoteの、保存先ノートブックの指定をしておいてください。その後、実行すると「カメラ」か「フォトライブラリー」のどちらから選択するかを選んでください。1枚のみ撮影、もしくは選択が出来ます。次に「朝食」「昼食」「夕食」「間食」のどれかを選択してください。以上で完了になります。指定のEvernoteに、新規ノートが作成されます。テキストは、「ショートカット」テキストのアクションを変更すれば、好きな内容が記入出来るようになります。

ひとつ問題点があり、Evernoteに写真をアップした時に、画像が回転してしまうことがあります。これはEvernoteか「ショートカット」どちらかの不具合ではないか、と言われています。

【レシピ】②現在地と天気をツイートする

今いる現在地の住所を取得して、その場所の天気や気温をツイッターでツイートすることができる「ショートカット」です。天気の情報取得をするため、「OpenWeatherMap」を使用します。使用するには、アカウントをあらかじめ取得しておいてください。

「OpenWeatherMap」は、無料プランと有料プランがありますが、個人で使う程度であれば無料プランで十分です。「OpenWeatherMap」に登録すると、API Keyが発行されます。API Keyを忘れないように控えておいてください。

「ショートカット」を開いたら、いちばん最初のテキスト欄に、API Keyの入力をします。その後、実行すると、位置情報の取得をした後、以下のようなツイートが作成されます。

投稿する前に、本文の編集も可能です。

【レシピ】③カフェ検索

位置情報と「ショートカット」アプリは連携しているため、現在地の周辺にあるカフェの検索なども簡単に出来てしまいます。知らない土地や、営業の外回りの方に役立つ、おすすめの「ショートカット」レシピです。

「ライブラリ」より「ショートカットを作成」をタップします。検索窓に「現在地」と入力して、「現在地を取得」を選んで配置します。

再度、検索窓を使い「地図」と入力してください。「近くの店舗や企業を検索」をタップして、検索窓に「カフェ」と入力します。

今ある場所からの距離設定をして、再度検索窓に「地図」を入力します。「マップで表示」をタップして、インストールしてある地図アプリから、好きな地図を選択してください。ここまで出来たら、画面上の「再生」ボタンをタップして、住所にきちんとカフェが表示されているか、確認してください。問題なければ、「ショートカット」名称を入力、Siriでも起動が出来るよう設定すれば完了です。

【レシピ】④TODOリストを作る

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